城南コベッツ東船橋教室

Tel:047-409-7533

  • 〒273-0862 千葉県船橋市駿河台1丁目1-50 1階
  • JR総武線 東船橋駅 徒歩5分

受付時間:14:00~20:00/日祝休

  • atama+個別指導
  • 1対2個別指導
  • 定期テスト対策
  • THE TANRENプログラム
  • ジュニア個別指導
  • 1対1個別指導
  • デキタス個別指導
  • オンライン個別指導
  • 大学入試一般選抜対策
  • 英語検定試験対策
  • 総合型・学校推薦型選抜対策(推薦ラボ)
  • 高校入試対策
  • 中学受験対策
  • デキタス
  • 城南予備校オンライン

2026.02.13

中学受験合格体験記.png
今日は中学受験合格事例を紹介します。少々物語っぽく書きますが実話です。

K君のお母様がいらしたのは、2024年8月、真夏のお盆前でした。小学生の場合は、学校補習か中学受験かを最初に伺うようにしており、K君は中学受験目的とのことでした。


お話しを伺うとすでに他の塾に通われていたということで、最初にどの程度まで中学受験対策が進行しているのか、どのぐらいの学習時間をこなされているのか、どんなテキストを使って学習されているのか、など色々とお話しさせていただきました。


一番驚いたのは、使用テキストです。

お持ち頂き拝見したテキストは、すべて学校補習用のテキストでした・・・。

「お、お母様、これって・・・学校補習用のテキストですよ」


この衝撃が、まだK君と出会う前の衝撃の一幕でした。
正直狼狽えたのがお母様にもわかったのではないか、、、というぐらい私自身驚いてしまい、思わず口に出た言葉です。

基本、大原則として、他塾の悪口は絶対に言わないようにしています。スタッフにもそれは徹底しております。
そのように他を下げて、自分たちを浮き上がらせるやり方は他から見て非常に醜いと思うからです。

しかし、そのときはさすがに私も

「え、ええええ」となってしまったわけです。

無理やり、おそらく〇〇塾さんも何かしら考えがあったのことだと思いますがと、フォローを入れましたが、それが本心からじゃないことはお母様にも見破られていたと思います。

というわけで、

最初、

なぜこのテキストは中学受験対策に不向きなのか・・・というところからの説明でした。

もう、一言で言えば、

中学受験の算数は、補習型テキストの学習にはほとんど登場しないからです。

中学受験の算数は、小学校の教科書レベルを遥かに超えた「パズル的思考」や「特殊な解法」が必要な世界になります。

大きく分けると「数と計算」「割合・速さ」「平面図形」「立体図形」「場合の数・論理」の5つのジャンルに分類されます。

では、ここに紹介しますと・・・・

1. 文章題(特殊算)

中学受験の代名詞とも言える「〇〇算」と呼ばれるグループです。

  • 和差算:2つの数字の和と差から、それぞれの値を求める。

  • つるかめ算:足の数や単価の違いから個数を求める。

  • 差集め算・過不足算:配る数の違いによる「余り」や「不足」から全体量を出す。

  • 分配算・消去算:代入法や加減法(連立方程式に近い考え方)を線分図で解く。

  • 平均算:面積図を使って平均の変化を捉える。

  • 年齢算:時間の経過とともに変化する年齢の関係を解く。

  • 植木算:間の数と物の数の関係(両端を含むか、円形かなど)。

  • 周期算:規則的に並ぶ数字のグループを見つける。

  • ニュートン算:入ってくる量と出ていく量が同時に存在する問題(行列の待ち時間など)。

  • 仕事算・のべ算:全体の仕事量を「1」や「最小公倍数」とおいて解く。


2. 割合と速さ

ここが合否の分かれ目になる、最も差がつく分野です。

  • 相当算:全体を「1」としたときの割合から実際の数値を出す。

  • 売買損益算:原価、定価、割引、利益の関係。

  • 食塩水(濃度):面積図や天秤法を使って混ぜ合わせを計算する。

  • 旅人算:出会いと追いかけ。

  • 通過算:電車の長さ(身の長さ)を考慮する速さの問題。

  • 流水算:川の流れの速さと静水時の速さの関係。

  • 時計算:時計の長針と短針が作る角度や重なる時刻。

  • 比の利用:速さの比と時間の逆比の関係など。


3. 平面・立体図形

公式を覚えるだけでなく、補助線を引くセンスや空間認識力が問われます。

  • 角度と面積:多角形の内角や、三角形の面積比。

  • 相似と比:ピラミッド型や砂時計型(リボン型)の相似。

  • 円と扇形:円周率3.14の計算。

  • 図形の移動・転がり:円や多角形が移動したあとの面積(軌跡)。

  • 図形の折り返し:折った部分の角度や重なりの面積。

  • 切断:立方体を斜めに切った時の断面の形(五角形や六角形になることも)。

  • 水深の変化:容器の中に重りを入れたり、傾けたりした時の水位。

  • 回転体:平面図形を軸を中心に1回転させた時の体積


4. 数の性質・場合の数

思考力と粘り強さが必要なパズル的な分野です。

  • 約数・倍数:最大公約数や最小公倍数の応用。

  • 余りの分類:特定の数で割った時の余りに注目する。

  • N進法:2進法や5進法などの考え方。

  • 場合の数:並び方(順列)と選び方(組合せ)。

  • 道順の問題:最短ルートの数を数え上げる。

  • 魔法陣・数論パズル:条件に合う数字の配置。


これだけあります。

いかがでしょうか?

そしてこれらは、6年生になってから、中学受験のために追い上げて学習するのではありません。だいたい小4から積み上げていく内容です。

では、小4や小5の「学校で使っている算数の教科書」と中学受験用の小4、小5のテキストを見比べてみてください。

ほぼ・・・内容が被らないです。



どういうことかというと、小4や小5で習う学校レベルの算数の内容は、(すでに習得済だよね)というスタンスでテキスト構成されていますので、内容が被らないことが多いのです。

ある意味凄いです・・・。


この部分から今までの学習が無駄とは言いませんが、中学受験を目指すのであれば、中学受験用の学習にシフトされたほうが良いのではというお話をさせて頂きました。

そこから体験授業を経て、本格的に授業を開始しました。

受講は算数と国語をベースにしました。4科目受験を念頭に入れてのカリキュラムを作成しましたが、理科や社会については、最初は講習で補うような形でまずは「算数」「国語」の土台をきっちりと固めていきたいと思いました。

しかしながら、ずっと学校補習型テキストで学習されていましたので、いきなり5年の内容では少々キツイだろうと判断し、やはりオーソドックスに4年のテキストから入るようにしました。

5年生だけれど、4年のテキストからという部分に関しては、時に生徒さんによってはプライドの面で嫌がるケースもありますが、K君は大丈夫でした。

★なぜ、4年内容からしっかりと詰めていく必要があるのかという大人の内容をK君自身もしっかりと理解してくれたからです。

当初からK君は小学5年生にしては、理路整然と物事を考えて、それを言葉に表すことができる少年だなと思っていました。

とても頭の回転が早い子で、私たち大人を相手にした会話でも「言われ負け」することがありません。少々負けず嫌いなところがあるのでしょうか。

物おじせずしっかりと自分の主張を述べることができる、そんな印象でした。

5年生の10月から私たちの教室で授業開始となりましたが、9月終わりに首都模試を受けられていました。
この段階での志望校合格可能性判定は、第5志望と第6志望の学校で30%未満、他第1志望から第4志望までは判定不可状態、つまり・・・%であらわすことができない状態でした。

ここからK君の怒涛の戦いが始まりました。

5年生の秋、そして冬と、この時期は長時間の学習にも耐性を持ってもらうための我慢強さと、目的意識をしっかりと持ってもらうための 「中学受験する意義とは何か」という、どちらかというとメンタル面、心の持ちようなどをしっかりとサポートしていこうと心に決めていました。

5年生、まだ遊びたいさかりです。

一時は、

教室に来るたびごとに、どころか、教室の入口から入ってすぐのところで「もう帰りたいです」という日々が何日も続きました。

とても真面目なK君で、塾にはしっかりと来てはくれるのですが、それは身体と心のバランスが上手く取れていない状態のように感じました。

塾には身体を向かわせる→しかし、こんなに長時間は勉強するのは嫌だ
という訴えでもあったかもしれません。

本来であれば、「もう帰りたい」発言があれば「ではもう帰ってよい」という選択肢もあったとは思います。

しかし、それはしませんでした。

何故なら、この言葉は本心ではなく、「やらなくちゃいけないのはわかっている」「けれど、一言愚痴をいいたい」というニュアンスがありありとわかったからです。

K君のことは、スタッフとも講師とも何度も打合せをしました。お母様にも今の状況を毎日のように報告を入れました。


時には、私のほうがお母様に「もう少し宿題を減らした方がいいかもしれません」とか「授業の曜日についても土曜日はなしにしたほうがいいかもしれません」など、K君の気持ちの代弁者のようにお伝えしたこともあります。

それぐらい、ある一定時期までは、不安定な状態が続きました。

ではその少々危なっかしい不安定な状態はいつまで続いたかと言うと・・・実は6年生の夏終わりまで続いたのです。

実際に、夏期講習もやりました。

しかし、保護者様を安心させるような偏差値、K君が満足する偏差値には届きませんでした。


首都模試は6年生の4月、7月、そして9月と受験しました。その推移は、ほんのちょっとずつ、一歩ずつと言っていいのでしょうか、上がってはいるのですが、9月終わった段階での第一志望校の合格可能性判定は、30%未満でした。

そして、第2志望も第3志望も30%未満、第4志望も30%未満・・・ということで、そこに書かれた数字の羅列は、情け容赦のないパンチのようにK君に響いたと思います。

夏の終わりの段階での偏差値から、私自身も焦りはありました。偏差値効果があらわれるのはだいたい3か月後だということをわかっていても やはり実際の数字を見ると焦りが生じるものです。

K君は大人の会話ができる少年。

ですから私は彼と話をしました。


嘘偽りのない初見を述べたのです。それまでの気持ちを持ち上げ、お母様に対してもK君のフォローを忘れずに対応してきた私は、そのとき少しだけ鬼になったのです。

「K君。これが合判模試の結果だよ。一緒に見ていこうか」

通常、そういう会話は保護者様同伴で保護者様向けにお話しをしていくことが多いのですが、そのときは、ご本人に話をしようと決めていました。

「今回の数字だとな・・・正直、結果が厳しいぞ・・・万が一受からなかった場合は、嫌かもしれないけれど、公立の中学へ行って学習することになるんだな。中学受験というは必ず合否が出るので、受かったらその学校に進学する。受からなかったら地域の学区として決められた中学へ通うことになるんだ」

というような話をしました。

その日、K君は授業もあったのですが、授業の最初も授業中もずっと落ち込んでいたようです。

K君は、学校の成績は誰も文句が言えないぐらいの優秀な成績です。その彼が中学受験という世界に挑戦している最中なのですが、どうあっても「勝ち」とは言えない結果が続き、

打ちひしがれてしまっているようです。


小学校の学校内で優秀であっても、中学受験という土俵に立てば、戦う相手が変わってきますし、問題も大きく変化します。

この「夏のあとの首都模試の結果」は私にとってもK君にとっても勝負どころだったのです。


そこから、K君は、まるで着火したようにドライブがかかってきました。それはそれは信じられないぐらいの追い上げです。

10月の模試 上昇!

11月の模試 上昇!

実に6年生最初の模試から、11月の模試では偏差値が10アップしたのです。

11月は、12月1日が本番でしたので、まさに本番一か月前に最終コーナーバックストレートで、大躍進となりました。

そして力を入れていた算数と国語の主要2教科では、9月模試からなんと13アップです。


結果は、

K君は、第一志望校に合格しました。

そして私の計算ではとんでもなく 余裕の合格です。コースも最上位コースを選択したとしても合格したことでしょう。
それぐらい 抜けた合格になったということです。


夏、相当頑張りました。


「がっつり勉強した成果はだいたい3か月遅れで効果が出てくるよ」

7月、8月の頑張りは、ちょうど3か月後の11月模試で、しっかりと形になってあらわれました。

この教室で、

中学受験は5年生からでも間に合う!といつでも豪語しておりますが、その感覚は今もずっと同じです。


長い期間ダラダラやるよりも 期間をしっかり決めてやるべきことをやれば偏差値は必ず上がるのです。


2026.02.12

スクリーンショット 2026-02-11 094555.png

おはようございます!

城南コベッツ東船橋教室よりご連絡です。

明後日2月14日(土)は、千葉県公立高校 【直前塾内模試】です。

対象:千葉県公立高校受験の中学3年生

持ち物:筆記用具、三角定規、コンパス
時間:午前10時から、概ね15時30分で偏差値まで出して終了。

10:00 国語(放送問題なし)
11:00 数学
12:30 英語(リスニングなし)
13:40 理社90分トライアル

※理社は時間を45分に短縮して、一気に解いてもらいます。

※当日、即時偏差値を算出致します。


城南コベッツ東船橋教室の生徒さんはNO アポイントでも大丈夫です。他にこちらの塾内模試(偏差値算定つき)をご希望の方は、前日の2月13日(金)までにお申し出頂ければ、しっかり準備いたします。

お電話のお申込みは、047-409-7533 まで。

フォームでのお申込みは、こちら をご利用ください。(※フォームは学習相談・教室見学お申込み用ですが、「塾内テスト希望」と書いて送信ください。

その際、お名前や学校名、志望校などもご記入いただけるととてもスムーズです)




千葉県公立高校一般選抜の倍率が出てきています。倍率・・・確かに意識してしまいますが、倍率が高くても、その学校に合格する力があれば、おのずと合格します。

ではどうしたらいいのか!?

答えは

同じ学校を受けるライバルたちより、1点でも多く取る!ことです。

ではそのためには、どうするか!?

もがき、苦しみながらでも 勉強の手を止めないことです。迷っていても悩んでいても時間だけは無常に過ぎていくのですから、手を動かしましょう。机に向かいましょう。テキストを開きましょう。

心の準備ができたら開始です。






2026.02.11

直前期だからこそ、 基礎を大切に。.png
おはようございます

千葉県公立高校入試が間近に迫って参りました。

受験生の皆さんもご家族の皆さんも緊張と不安が入り混じった時期を過ごしていることでしょう。

ラストスパートですから、健康第一で『やるべきこと』に照準を絞って突っ走っていきましょう。

『やるべきこと』そうですね、この直前期は焦りも出てきますからストレスも重なってイライラも募ります。

結論で言うと、
合否を分けるのは、難しい応用問題に手を出すことではなく、いかに凡ミスを防ぎ、確実に取れる点数を取り切るかという点にあります。

今回は、直前対策の決定版として、中学1年から3年までの学習内容を総点検し、基礎を完璧に固めるための戦略を解説します。


1. なぜ今、基礎なのか


基礎問題を徹底して!と言うと、生徒さんによっては、はたまた保護者様によっては

「え?今さら基礎?」と気色ばんだ反論がある場合もゼロではありません。その際は、基本は生徒さん、保護者様の望む内容で進行していくようにしていますが、
基礎はかなり重要なのです。


千葉県の公立高校入試は、思考力を問う問題が増えている一方で、配点の大きな割合を占めるのは依然として教科書の基礎事項です。


新しい問題集を解き始めたり、難問に時間を奪われたりするのは得策ではありません。

一週間という限られた時間の中で、これまで積み上げてきた知識の「抜け漏れ」を塞ぐことが、最も効率的なスコアアップにつながります。

計算ミスや用語のど忘れといった「わかっていたはずなのに間違えた」という失点をゼロにすることが、合格への最短距離です。



2. 5教科別の基礎総点検ポイント

国語:漢字と言語事項の完遂

国語で最も確実に得点できるのは、漢字の読み書きと言語事項です。中1から中3までの漢字をざっと見直し、特に対策が漏れがちな「同音異義語」や「四字熟語」を確認しましょう。古文については、基礎的な古語の意味と、歴史的仮名遣いのルールを再点検するだけで、読解のスピードが劇的に変わります。

数学:計算力と一行問題の精度

数学は、大問1の計算問題と、大問2の小問集合で4割近くの点数が決まります。ここでは絶対にミスを許さないという意識を持ちましょう。

  • 正負の数、文字式、方程式の基本計算

  • 因数分解と展開の公式

  • 基本的な図形の性質(角度、面積、体積)

  • 確率とデータの活用の用語確認 これらを中1の範囲から順に解き直し、100パーセント正解できる状態に仕上げます。

英語:単語のスペルと基本文法

長文読解に目が行きがちですが、直前期は単語の綴りの再確認と、基本文法の形を徹底しましょう。

  • 不規則動詞の変化表(take-took-takenなど)

  • 比較級、最上級の不規則変化

  • 受動態、現在完了、関係代名詞の語順 特に、英作文でケアレスミスをしやすい三単現のsや時制の一致を意識するだけで、減点を防ぐことができます。

理科:全分野の用語と図表の再確認

理科は暗記要素が強く、直前の詰め込みが最も効果を発揮する教科です。中1の植物・地学、中2の電気・化学変化、中3の運動・天体など、全範囲の基本用語を教科書の太字を中心にさらいます。実験器具の名称や使い方の注意点など、細かい基礎知識が記述問題のヒントになることも多いです。

社会:時代背景と地理的特徴

歴史は、出来事の順番(年表)を中1の古代から中3の現代まで一気に通して確認します。地理は、主要な国や都道府県の特徴、気候グラフ(雨温図)の読み取りという基礎を徹底しましょう。公民は、憲法の条文や政治・経済の仕組みを正しく理解しているか、用語の定義を自分の言葉で説明できるか試してみてください。


3. 残り一週間のスケジュール管理

この時期は、夜更かしをして勉強するよりも、入試当日の試験開始時刻に脳がフル回転するよう、生活リズムを整えることが最優先です。

午前中は、実際の試験時間に合わせて過去問の解き直しや、基礎問題の演習を行います。午後は、間違えた箇所の復習と、暗記科目の総点検に充てます。

4. メンタル面の準備

直前になると「周りが自分よりできているのではないか」という不安に襲われることがあります。しかし、入試は満点を取る必要はありません。自分が持っている知識を100パーセント出し切れば、自ずと結果はついてきます。

難しい問題にぶつかって止まってしまうのではなく、「基礎を確実に。取れる問題を確実に。」という呪文を心の中で唱えてください。一週間後の試験会場で、自信を持って鉛筆を動かしている自分をイメージしましょう。


まとめ

千葉県公立高校入試までの最後の一週間。やるべきことはシンプルです。

  1. 中1から中3までの教科書の太字を全て見直す。

  2. 計算や漢字など、配点の高い基礎問題を毎日解く。

  3. 体調管理を徹底し、本番と同じ時間帯に集中する訓練をする。

基礎は裏切りません。

これまで頑張ってきた自分を信じて、最後まで一歩ずつ進んでいきましょう。

応援しています。


2026.02.10

点数じゃなくて偏差値を上げないと!!.png

受験勉強に励む中で、多くの学生や保護者が一喜一憂するのがテストの点数です。

前回の模試より20点上がった、あるいは目標の80点に届かなかったといった会話が日常的に交わされます。


しかし、受験という過酷な競争において、点数そのものには本質的な意味がありません。(意味がない...と言うとちょっと大げさですが、以下をご覧頂ければきっとわかります)

例えば、

英語、数学、国語、理科、社会と5教科500点満点のテストがあったとします。

そしてこのテストの平均点が仮に450点だとしましょう。

要するに、ほとんどの生徒が9割の得点ができている、超簡単なテストということです。このテストで、450点をとったら、

「うおおおおおお~~~!!9割取れたんだね!すっごいじゃん!天才だよね」って・・・・

言えますでしょうか。

私、もし言わなくてはならないシチュエーションなら、かなり顔をひきつって、

「ぐおおおおお、ずっごいじゃん」と発音さえうまく言えない可能性があります。

つまり、私 嘘つけないです。

の例でおわかりのとおり、

そのテストの「平均点が何点だったのか」のほうが重要なのです。取れた点数が100点でした!と言っても1000人全員が100点なら、そんなもん 何の役にも立ちませんし、そこで褒めてはいけないのです。


しかし、逆のパターンならどうでしょう。

是非一緒に確認してみましょう。

平均点が250点だったとします。そして取れた点数が350点という内容でしたら、平均点乖離がプラス100点ありますので、
上記の450点より100点も低くても

「き、きみいいいい!!! すごいじゃん!よく頑張ったね、どうやって勉強したの?」

べた褒めして、尚且つ、会話も弾んでしまいます。



もう、おわかりかと存じます。
偏差値!?というと、点数よりも少しイメージがしにくいですが、基本の「き」として

偏差値は50近辺が平均を表し、0とか100にはなりません。
上のほうだと70オーバー、下のほうだと30前半、こんな感じでざっくりと覚えておいて
頂ければと思います。

そうです。

点数じゃなくて、偏差値が重要なのです。

本当に追い求めるべきは偏差値です。



なぜ点数ではなく偏差値を上げなければならないのか。その理由を論理的に解き明かしていきます。

ちなみに・・・

偏差値って学校のテストとかじゃ、どこにも書いてないし、第一模試かなんか受けないと偏差値なんてわからないのでは?

そう思われる保護者様

ご安心ください。


①テストの結果
②学校名
③そのテストの平均点


この3つを教えて頂ければ、その場で校内偏差値を算出致します。

所要時間は、1分です。




点数が持つ相対性の罠

テストの点数は、その時の難易度に完全に依存します。

例えば、数学のテストで90点を取ったとしましょう。一見すると素晴らしい結果に見えますが、もし平均点が95点だったとしたら、その90点は集団の中では下位に位置することになります。

逆に、40点しか取れなくても、平均点が20点であれば、その受験生は圧倒的なトップ層です。


このように、点数は問題の難しさに左右される不安定な指標でしかありません。

一方、偏差値は集団の中での自分の位置を客観的に示す数値です。

平均点を50とし、そこからどれだけ離れているかを算出するため、テストの難易度が変わっても、自分の立ち位置を正確に把握できるのです。


受験は定員を奪い合う椅子取りゲームである

日本の受験制度の多くは、絶対評価ではなく相対評価で合否が決まります。

大学や高校には明確な定員があり、合格ラインとは「上位から数えて何番目以内に入るか」という境界線に他なりません。

合格のために必要なのは、満点を取ることではなく、他の受験生よりも1点でも多く取ることです。

点数だけを見ていると、自分が合格圏内にいるのか、それともライバルの後塵を拝しているのかが見えてきません。

偏差値を意識するということは、常にライバルとの距離感を測るということであり、勝負の世界における正しい座標確認なのです。


標準偏差が教える集団の質

偏差値を理解する上で欠かせないのが標準偏差という考え方です。これはデータのばらつき具合を示す指標ですが、受験においては集団の質を意味します。


同じ平均点50点のテストでも、全員が40点から60点の間に固まっている場合と、0点から100点まで広く分散している場合では、同じ60点を取った時の価値が変わります。前者のような得点が密集した集団で高い偏差値を出すには、ミスが許されない極めて高い精度が求められます。


偏差値を上げる努力をすることは、単に知識を増やすだけでなく、その集団の中で抜け出すための戦略を練ることに繋がります。

難問で差をつけるのか、あるいは基礎を完璧にして取りこぼしをゼロにするのか。偏差値という指標を持つことで、初めてこうした具体的な戦術が見えてくるのです。


自身の成長を正しく測定するために

点数に固執すると、学習のモチベーションが不安定になりがちです。

応用問題ばかりの難しい模試で点数が下がった際、点数だけを見ていると努力が否定されたような錯覚に陥ります。

しかし、偏差値が変わっていなければ、自分の実力は維持されており、むしろ周囲が苦戦する中で踏ん張ったという評価になります。


逆に、簡単なテストで点数が上がっても、偏差値が下がっていれば、それは周囲の成長スピードに追い抜かれているという警鐘です。

自分の現在地を正しく知ることは、メンタルを安定させ、次に何をすべきかを冷静に判断するための唯一の手段です。


偏差値を上げるための具体的な視点

偏差値を上げるためには、単なる暗記から脱却する必要があります。

以下の3つの視点を持つことが重要です。

  1. 苦手科目の克服: 偏差値は平均から離れるほど上げるのが難しくなります。逆に言えば、平均を大きく下回っている苦手科目は、少しの努力で偏差値を大きく引き上げる余地があります。全体の底上げを図るには、得意を伸ばす以上に苦手を潰す方が効率的です。

  2. 正答率の分析: 模試の結果が返ってきたら、点数ではなく各設問の正答率に注目しましょう。正答率が高い問題を落としている場合、それは偏差値を下げる大きな要因です。みんなができる問題を確実に解くことが、安定した偏差値を確保する鉄則です。

  3. 時間配分と得点戦略: 制限時間内にどの問題を捨て、どの問題に時間を割くかという判断力は、偏差値に直結します。集団の中で一歩先を行くには、限られた資源を最大限に活用するマネジメント能力が不可欠です。



受験の本質は自分との戦いであると同時に、他者との比較でもあります。

点数は過去の自分と比較するための道具としては有効ですが、志望校というゴールにたどり着くための超重要道具としては不十分です。




偏差値を意識し、
集団の中での自分の立ち位置を客観的に分析し続けること。

それが、感情に流されず、着実に合格への距離を縮めるための最も理にかなった方法です。

今日から、点数の一喜一憂を卒業し、偏差値という冷徹で誠実な数字と向き合ってみてください。

2026.02.09

高校受験偏差値より 中学受験偏差値のほうが・・・.png

おはようございます。

東船橋の入試アドバイザー 上級マスターです。先週に続き、中学受験についてですが、今回は『高校受験偏差値よりも中学受験偏差値のほうが格段に「上がりやすい」』というタイトルでお送りします。


中学受験と高校受験。どちらも人生の大きな節目ですが、模試の成績表に並ぶ「偏差値」という数字の性質は、この2つで全く異なります。

保護者の方や受験生本人から

「中学受験の方が偏差値が上がりにくいのではないか?」

という声をよく聞きますが、実はその逆の側面があります。


戦略的な視点で見ると、中学受験偏差値の方が高校受験偏差値よりも格段に「上げやすい」という構造的な理由があるのです。


なぜそう言い切れるのか、3つの決定的な理由から解説します。



1. 母集団の「質」と「分母」の違い

まず理解すべきは、

偏差値という数字は、「集団内での立ち位置」を示しているという点です。


高校受験の母集団は、ほぼすべての同世代の中学生です。もっとわかりやすく言いますと、高校受験は非常に多くの中学3年生が受けるということです。

そこには、

成績上位層から下位層まで幅広く含まれるため、分母が非常に大きく、偏差値の幅も広く出ます。


一方で、中学受験に挑戦するのは、

小学生全体の約2割程度と言われています。


しかもその2割は、教育に関心が高い家庭で育ち、すでに一定の学力を備えた「精鋭集団」です。

高校受験で偏差値70を取る層が、中学受験の模試を受けると偏差値50台になることも珍しくありません。


一見、中学受験の方が過酷に見えますが、これは「伸びしろ」の裏返しでもあります。


精鋭集団の中での戦いであるため、少しの学習効率の改善や、特定の単元の克服が、順位の急上昇に直結しやすいのです。

高校受験のように
「誰もがそこそこ勉強している巨大な母集団」の中で頭一つ抜けるよりも、

密度が濃い分、正しい努力がダイレクトに数字に反映されます。



2. 知識の「習得度」が合否を分ける未完成な時期

中学受験をする小学4年生から6年生という時期は、精神的にも肉体的にも発達の個人差が非常に激しい時期です。

高校受験の場合、中学生はある程度成熟しており、学習習慣も固まっているケースが多いです。そのため、急激な逆転劇は起きにくい傾向にあります。


しかし、小学生はまだ「未完成」です。


  • 抽象的な思考ができるようになるタイミング

  • 読解力が飛躍的に伸びるタイミング

  • 集中力が持続するようになるタイミング


これらが子供によってバラバラです。

昨日まで「旅人算」が全く解けなかった子が、ある日突然、線分図の意味を理解して難問を解き始めるような「開眼」が頻繁に起こります。

この発達の振れ幅こそが、偏差値を一気に押し上げるエンジンになります。


また、中学受験の算数や理科は特殊な解法(つるかめ算、消去算など)を多用します。

これらは「知っているか、使いこなせるか」という技術の側面が強いため、正しい解法をマスターするだけで、短期間で偏差値を10以上引き上げることが物理的に可能なのです。



3. 親のマネジメントによる「外部介入」の余地

高校受験は、良くも悪くも「本人次第」の側面が強くなります。

反抗期も重なり、親がスケジュールを管理したり、弱点を分析して教材を与えたりすることは困難です。


しかし、

中学受験は「親子の受験」と言われるほど、保護者のサポートが大きな比重を占めます。


  • 過去問の傾向を分析し、頻出単元を重点的に復習させる

  • 苦手な計算ミスを減らすためのルーティンを作る

  • 模試の結果から、得点すべき問題をピックアップして解き直しさせる


こうした「戦略的な介入」ができるのは中学受験ならではの特権です。

子供本人のやる気だけに頼らず、大人の情報力と分析力で「効率的な得点アップ」をデザインできるため、短期間で偏差値をブーストさせることが可能なのです。



結論:偏差値は「作る」もの

中学受験の偏差値は、決して固定された能力値ではありません。


  1. 密度が濃い集団だからこそ、少しの加点が大きな順位上昇を生む

  2. 子供の成長期と重なるため、爆発的な伸びが期待できる

  3. 親のサポートによって、学習の無駄を徹底的に排除できる


これらの条件が揃っているため、

中学受験における偏差値は、正しい戦略さえあれば「格段に上げやすい」と言えます。


今の偏差値が届いていないからと諦める必要はありません。

中学受験の偏差値は、本人の努力と周囲の環境によって、直前までドラマチックに変化するものなのです。


次の一歩として、まずはお子様の現在の模試結果から「正答率が高いのに落としている問題」を3つだけピックアップしてみませんか?

そこを埋めるだけで、偏差値の階段を一段登ることができるはずです。




入試アドバイザー検定 (1).png



お問合せは今すぐ!

047-409-7533

新着情報

カレンダー

アーカイブ