2025.12.05

おはようございます!
バイクにグリップヒーターがついているので、手袋なしでも手が冷たくなりません。
はい、ということで、本日もよろしくお願いいたします。
今日のテーマは、
【千葉県】私立高校入試まであと42日、公立高校入試まであと74日
です。
最近、中学受験関連の記事が多かったので、「あれ?城南コベッツ東船橋教室は中学受験専門になったの?」と、一部の方からご指摘受けました。
いえいえ、中学受験、高校受験、大学受験、資格試験対策が大得意な個別指導塾です。
ちなみに下の画像。
↑ ここは保護者様と面談するスペースですが、この場所は縦型短冊方式でいっぱい貼ってしまっているので、ちょうどこの裏面の自習ブースのほうにもペタペタとたくさん貼ってあります。
(写真が少し暗くてすみません)
千葉県の私立高校入試は、2026年1月17日からスタートします。千葉県公立高校入試は、2026年2月17日から18日までの二日間で実施されます。
まだ2025年ということもあって、直前時期特有のバタバタ感がないのですが、
この12月には、県立向け、私立向けの会場模試もあるため、嫌が上にも盛り上がってくるでしょう。教室内にもカウントダウン掲示を毎日 日めくりのように掲示しています。
今年度の高校受験関連における傾向は、
1つ! 安全志向の高まり
1つ! 私立受験者増
1つ! 学校は厳しめに志望校リサーチ
このように感じます。
【安全志向の高まり】
今年は特に、そう感じます。これは大学受験や中学受験でもそうかもしれません。今の時代は、学力をマックスまで高めて、ちょっとでもいい学校へ入学するという風潮ではなく、
自分のスキルを高めながら、伸ばしながら、道を探りながら進路を考える(保護者様が一緒に考えてあげる)という傾向のようです。
【私立受験者増】
これはあらかた予想はついていましたが、そのようになっています。
そのかわり、私立高校でも内申基準を上げているところも多くなっていますので、その動きは来年さらに拍車がかかる予想を立てています。
私立高校の無償化だからです。
【学校は厳しめにリサーチ】
高校受験におきましては、塾よりも学校のほうがデータが豊富です。何故なら、一学年に100~400名(またはもっと)生徒がいて、ほとんどが受験するのですから、一年間に相当数のデータが得られます。
それが、10年分、20年分とあるのですから、とてつもないデータベースです。その学校の見立てが、今年はちょっと厳しめにしているような気がします。
気のせいかもしれませんが、色々伺うと何となくそんな様相です。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
さて、ここで きちんと想像だけではなく実態を示しておきましょう。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
様々な要因と事情が絡み、多分「私立高校」「私立中学」人気は高まる傾向にあります。
では、公立高校や公立中学に魅力はないのか!?
と言えば、全くそのようなことはありません。
公立高校の良さ(魅力)
1. 経済的な負担の少なさと「選択の自由」
「私立高校無償化」といっても、実際には完全に無料になるわけではありません。
-
公立高校の圧倒的な費用メリット:
-
授業料以外: 公立高校の費用は、授業料が実質無償化された後も、私立高校と比較して施設設備費、維持費、教材費、修学旅行積立金などが格段に安価です。
-
私立無償化の「落とし穴」: 私立高校の無償化は、主に授業料を対象とした制度であり、学校によっては年間数十万円に及ぶことがある「施設整備費」「修学旅行費」「学費以外の諸費用」は自己負担となることが一般的です。
-
結果: 公立高校に通うことで、その経済的な余裕を、大学受験の塾・予備校費用や、高校生活での部活動、趣味、資格取得などの自己投資に回すことができます。
これは、生徒の「選択の自由」を広げます。
-
2. 多様な生徒との出会いと「社会性の育成」
公立高校は、特定の思想や学力層に偏らず、多様な生徒が集まる「地域に開かれた学校」です。
-
真の多様性:
-
幅広いバックグラウンド: 地域の様々な中学校から、様々な家庭環境、様々な興味・関心、様々な学力の生徒が集まってくるため、真に多様な価値観に触れることができます。
-
社会の縮図: 特定の価値観に囲まれがちな私立一貫校などとは異なり、公立高校は「社会の縮図」としての役割を果たします。これにより、異なる考え方を持つ人々との協働や、多様な人間関係を構築する能力(社会性)が育まれます。
-
-
公教育としての信頼性:
-
公立高校の教員は、数年ごとに異動があるため、特定の先生のカラーに染まりすぎず、公正で普遍的な教育機会が提供されやすい環境にあります。
-
3. 自律的な学習姿勢と「自分で掴む力」
公立高校は、生徒に「自分で考えて行動する力」を求める傾向があります。
-
自主性の尊重:
-
私立高校のように手取り足取りの受験指導がない分、生徒は自分の目標や弱点を自分で見つけ、学習計画を立て、実行するという「自律的な学習姿勢」が身につきます。
-
「自分で掴む力」: 大学に入ってからも必要とされる、「与えられた環境を最大限に活用し、自分で必要な情報を集め、学ぶ力」を高校時代に養うことができます。
-
-
多様な進路の実現:
-
公立高校は、特定の大学進学に特化するのではなく、就職、専門学校、芸術系など、生徒一人ひとりの多様な進路希望に比較的柔軟に対応しており、幅広い進路の選択肢を持てる良さがあります。
-
公立高校は「コストパフォーマンス」と「人間力の育成」に優れる
私立高校が「レールを敷いてくれる」側面があるのに対し、公立高校は「自分でレールを敷く力を育む」環境を提供します。
経済的な負担が少なく、そこで生まれた余裕を自分の未来への投資に回せること、そして多様な人々と触れ合いながら自律性を育むことが、公立高校の最大の強みです。
ただの流行りではない良さを是非知ってください。
でも
実際はもっとすごい理由があります。
↓
↓
↓
↓
↓
私立高校、私立中学を選んだならば、その中のルールに従う必要があります。さらに、評価を甘くみてはいけません。
【知っておいてほしいこと①】
私立の無償化という魔法の言葉に絆されていると、えええ?と驚きの費用が発生することがあります。
これって、学校に入ってからじゃ 遅いですからね。
(細かくは言いませんが・・・・)
【知っておいてほしいこと②】
これが一番言いたいことです。
私立に入りました→勉強追い付きません→クラス順位下落→ただの落ちこぼれになってしまう・・・
このケース、私、頭の中に毛虫が這うぐらいいっぱい見てきました。
一番 グハッと思うのは、中学時代に「いやぁ、太郎君は公立のほうが合ってると思いますよ」と真剣なガチガチのアドバイスを差し上げても結局、蛍の歌にひっかかり、(こっちのみ~~ずはあ~~まいぞ~)
私立の楽な単願への道を歩んだ結果・・ドツボにはまるという
本末転倒で、もっともクライマックスで重要な大学入試で大失敗するという事例があまりにも多いのです。
あまりラウドスピークしても良くないことですが、本当のことなので知っておいてほしいです。










