東船橋教室のメッセージ
ぼくには前髪しかない。まるで・・・勝利の女神みたいだ
2025.07.24

前日の夜にけっこう遅くまで起きていたとして、夏場はなぜか「パチッ」と早起きします。ほとんどが暑くて目覚めてしまうということです。
冬ならその後また二度寝になりますが、夏は一度目覚めると、今度は早く朝シャワーを浴びたくなります。
改めまして、おはようございます。
東船橋のコザクラフリークです。
今日のテーマは、「勝利」について。
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勝利の女神には前髪がない:受験生へのメッセージ
受験生の皆さん、日々、学業に励んでいますか。、
夏休みは始まったばかり・・と思っていると、すぐに終わってしまいますよ。
ところで、
「勝利の女神には前髪がない」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
この格言は、
成功のチャンスはすぐに掴まなければ後で後悔することになる
という意味合いでよく使われます。
まさに、受験という大舞台に挑む皆さんにこそ、この言葉の真髄を理解し、日々の学習に活かしてほしいと強く願っています。
「勝利の女神には前髪がない」が示すもの
この言葉の起源は、ローマ神話に登場する「カイロス」という時の神にあります。
カイロスは前髪は長いが後頭部は禿げている姿で描かれ、彼が通り過ぎる瞬間にその前髪を掴まなければ、二度と掴むことができない、と言われています。
これは、好機というものは一瞬であり、それを逃せば後から取り戻すことはできない、という教訓を示しています。
受験において、この「好機」とは何でしょうか。
それは、例えば模試で苦手分野が明確になった瞬間かもしれませんし、ふと解法をひらめいた一瞬、あるいは集中力が極限まで高まった数時間の学習時間かもしれません。これらの一瞬一瞬が、皆さんの未来を切り開くための大切な「前髪」なのです。
そしてもっとも重要な好機は、
「やるぞ!」という気落ちそのものです。
この気持ちがふつふつを沸き上がったとき!それがまさにキミたちにとっての好機です。
一生一回です。
絶対に後悔しないよう頑張ってほしいです。
日々の学習における「前髪」の捉え方
では、具体的に受験生である皆さんが、どのようにこの「前髪」を捉え、掴んでいくべきか、いくつか具体的な視点からお伝えしたいと思います。
1. 目の前の課題に全力で取り組む
「あの時、もっとやっておけばよかった」という後悔は、多くの受験生が抱えるものです。しかし、過去は変えられません。変えられるのは、今、この瞬間の行動だけです。目の前にある問題集、今日覚えるべき英単語、理解すべき数学の公式。これら一つ一つが、皆さんの目の前にある「前髪」です。
例えば、苦手な単元に直面した時、「後でやろう」「今日は疲れているから明日でいいか」と先延ばしにしていませんか? その「後で」や「明日」は、勝利の女神が通り過ぎた後かもしれません。苦手な分野こそ、すぐに取り組むべき「前髪」なのです。理解できない部分があれば、すぐに質問し、調べる。この即座の行動が、将来の大きな差となって現れます。
2. 計画性と柔軟性のバランス
受験勉強において、計画は非常に重要です。しかし、ガチガチに固めた計画だけでは、変化する状況に対応できません。模試の結果が悪かった、体調を崩してしまった、あるいは新しい情報を得た時など、計画の見直しが必要になる場面は多々あります。
ここで大切なのは、計画を「絶対的なもの」として捉えるのではなく、「状況に応じて調整するもの」と考える柔軟性です。目の前に現れた新たな「前髪」――例えば、予想外の弱点が判明した場合、それに合わせて学習計画を修正する勇気を持つことです。目の前の「前髪」を掴むために、時にはそれまでの計画を大胆に変えることも必要になります。
3. 失敗を恐れず、挑戦する
「失敗は成功のもと」という言葉がありますが、受験においてもこれは真理です。模試で思うような結果が出なかった、志望校の過去問が解けなかった、といった失敗は、誰にでも起こりうることです。しかし、その失敗を「前髪」と捉え、そこから何を学ぶかが重要です。
なぜ間違えたのか、どこでつまずいたのかを徹底的に分析し、次へと活かす。この「失敗から学ぶ」という姿勢こそが、皆さんの成長を加速させます。失敗を恐れて行動しないことは、勝利の女神が目の前にいても、その前髪を掴もうとしないのと同じです。積極的に問題に挑戦し、たとえ間違えても、それを次に繋げる糧としてください。
4. 集中力を研ぎ澄ます
受験勉強は、時間との戦いでもあります。しかし、単に長時間勉強すれば良いというものではありません。重要なのは、その学習時間の「質」です。いかに集中して取り組めるかが、学習効果を大きく左右します。
スマホが鳴った、友達からの連絡が来た、など、集中を阻害する要素は日常生活に溢れています。これらは、まさに皆さんの目の前を通り過ぎようとする「前髪」を遮る障害となりかねません。学習中は誘惑を断ち切り、目の前の課題に一点集中する。この集中力の持続こそが、限られた時間の中で最大の成果を生み出す鍵となります。
5. 心身の健康を保つ
受験は長期戦です。どんなに優れた学習計画を立て、高い集中力を持っていても、心身が健康でなければ、その力を最大限に発揮することはできません。睡眠不足、栄養の偏り、過度なストレスは、皆さんの学習効率を著しく低下させます。
適度な休憩を取り、バランスの取れた食事を摂り、睡眠時間を確保する。これらは、一見すると「勉強時間」を削る行為のように思えるかもしれません。しかし、これらは皆さんの体という「器」を整えるための大切な時間であり、結果として質の高い学習時間を確保するための「前髪」なのです。体調を崩してから後悔するのではなく、今のうちに「健康」という「前髪」をしっかりと掴んでください。
まとめ
「勝利の女神には前髪がない」という言葉は、私たちに「今を大切にし、好機を逃すな」というメッセージを伝えています。受験生の皆さんにとって、日々の学習における一つ一つの課題、発見、そして挑戦の機会こそが、まさにその「前髪」です。
目の前の問題に真摯に向き合い、失敗を恐れず挑戦し、集中力を高め、そして心身の健康を保つこと。これらの積み重ねこそが、皆さんが志望校合格という大きな目標を達成するための唯一の道です。
辛い時、苦しい時もあるでしょう。しかし、その一瞬一瞬が皆さんの未来を形作っています。勝利の女神は、常に皆さんのすぐそばにいます。その前髪を掴む準備はできていますか?
このメッセージが、皆さんの受験生活の一助となれば幸いです。皆さんの努力が実を結び、素晴らしい未来が拓かれることを心から願っています。頑張ってください!






