東船橋教室のメッセージ
個別指導って本当に効果あるの?現役塾長が本音で語る
2025.07.12
おはようございます!
東船橋のミスターセニョールです。

「個別指導って本当に効果あるの?」
もし今、そう思っているのであれば、その疑問、ズバリ正解です。
なぜなら、個別指導塾を経営する私自身、この問いには常に真正面から向き合っているからです。
巷には「個別指導で成績アップ間違いなし!」といったうたい文句があふれていますが、正直なところ、どんな学習方法にも向き不向きはあります。
今回は、現役塾長である私の視点から、個別指導のリアルな効果と、その真価を発揮するための条件を包み隠さずお話ししたいと思います。
まずは 2つのシチュエーションから考察してみましょう。
登場人物はいつもの太郎君と花子さんです。
太郎君は、もともと個別指導に通っていました。定期テストの点数は450点!太郎君は集団塾に飛び立っていきました。
これって、個別指導での授業がダメだったから集団というわけではないです。
続いて花子さんは、もともと集団塾に通っていました。定期テストの点数が伸び悩み300点を切りこんできました。
花子さんは、個別指導塾にたどりつきました。
これって、集団塾での授業が・・ダメはとは言いませんが、花子さんに合わなかった結果です。
「効果がある」は本当か?塾長が語る個別指導の強み
まず結論から申し上げましょう。
個別指導は、正しく活用すれば非常に高い効果を発揮します。
集団指導塾で伸び悩んでいた生徒が、個別指導に切り替えた途端に劇的に成績を伸ばすケースは枚挙にいとまがありません。では、その「効果」の源泉はどこにあるのでしょうか?
一番の強みは、
やはり「生徒一人ひとりに合わせたオーダーメイドの学習」ができる点です。
集団指導では、どうしても多くの生徒に合わせた平均的なカリキュラムが組まれます。
しかし、個別指導では、生徒の学力レベル、苦手分野、得意分野、学習スタイル、そして性格までを考慮し、最適な教材や指導法を柔軟に選択できます。
例えば、数学が苦手な生徒には、つまずいている単元まで遡って基礎を徹底的に固める。
英語のリスニングを強化したい生徒には、専用の教材を使って集中的にトレーニングする。
学校の授業の進度が速すぎてついていけない生徒には、予習中心で自信をつけさせる。逆に、学校の授業が物足りない生徒には、発展的な内容にどんどん挑戦させる。
このように、生徒の「今」に最もフィットした指導ができるからこそ、「わかる」が加速し、「できる」に直結するのです。
また、個別指導は「質問しやすい環境」を提供します。集団の中では質問をためらってしまう生徒でも、講師と1対1であれば気軽に疑問を投げかけられます。
どんな些細なことでも、疑問をそのままにせず、その場で解決できる。この「即時性」が、学習内容の定着率を格段に高めます。
生徒がつまずいた瞬間に、その原因を特定し、的確なアドバイスを与えられる。
このきめ細やかなフィードバックこそが、個別指導の真骨頂と言えるでしょう。
さらに、個別指導は「生徒のやる気を引き出す」という点でも非常に優れています。
講師は生徒の学習状況だけでなく、日々の生活や心理状態にも寄り添うことができます。小さな成功体験を共に喜び、目標達成に向けて励まし続ける。生徒の努力を認め、自信を育むことで、「やればできる」という自己肯定感を育みます。
これが、自ら学習に取り組む主体性を養い、長期的な学力向上へと繋がるのです。
「効果が出ない」場合もある?個別指導の限界と見極め方
しかし、個別指導であれば誰でも確実に成績が上がる、という魔法ではありません。残念ながら、「個別指導を受けているのに効果が出ない」というケースも存在します。その原因は一体どこにあるのでしょうか?
多くの場合、それは「講師との相性」と「生徒自身の主体性」に起因します。
どんなに優れたカリキュラムがあっても、講師と生徒の間に信頼関係が築けていなければ、効果は半減してしまいます。生徒が安心して質問できず、講師も生徒の状況を深く理解できない。
これでは、個別指導の最大の強みである「オーダーメイド」も「きめ細やかなサポート」も発揮されません。
また、個別指導は「つきっきりで教えてもらえるから楽」と誤解している生徒も少なくありません。
しかし、成績を上げるのはあくまで生徒自身です。講師はあくまで「伴走者」であり「水先案内人」。
授業時間外の自習や、与えられた課題に真剣に取り組む生徒自身の「やる気」と「努力」がなければ、どんなに優秀な講師でも成績を劇的に伸ばすことは難しいでしょう。
個別指導で最大限の効果を引き出すために
では、個別指導で最大限の効果を引き出すためにはどうすれば良いのでしょうか?塾選びと学習への取り組み方の両面からポイントをお伝えします。
1. 「相性の良い講師」との出会いを重視する 体験授業や面談を通じて、お子さんと講師の相性をしっかり見極めましょう。学力はもちろんですが、生徒の性格や学習スタイルに寄り添える講師かどうかが重要です。当塾では、生徒と講師の相性を重視し、必要であれば担当講師の変更も柔軟に対応しています。
2. 塾との密な連携を図る 保護者の方も積極的に塾とコミュニケーションを取りましょう。お子さんの学習状況や課題、家庭での様子などを共有することで、より効果的な指導に繋がります。定期的な面談や報告をきちんと行ってくれる塾を選ぶことも大切です。
3. 「授業を受けるだけ」で終わらせない 授業で学んだことを定着させるためには、家庭での復習や演習が不可欠です。塾側も宿題の出し方や自習のサポート体制を整えるべきですが、生徒自身も言われたことをこなすだけでなく、積極的に学習に取り組む姿勢が求められます。
4. 短期的な結果だけでなく、長期的な成長を見据える 成績アップは一朝一夕に叶うものではありません。小さな成功を積み重ねながら、着実に学力を向上させていくことが重要です。すぐに結果が出なくても焦らず、講師と共に粘り強く取り組む姿勢が大切です。
最後に:個別指導は保護者様からするとわが子の「未来への投資」
個別指導は、決して安価な学習方法ではありません。だからこそ、「本当に効果があるのか?」という疑問は当然のことでしょう。
しかし、私は自信を持って言います。
個別指導は、お子さんの「わかる」を深め、「できる」を増やし、そして「やればできる」という自信を育むという点で、集団塾よりはコストがかかりますが、成功事例がとても多い未来への投資になると思います。
もし今、お子さんの学習で悩んでいるのであれば、ぜひ一度、個別指導の扉を叩いてみてください。
そして、お子さんの個性と真剣に向き合い、共に成長の喜びを分かち合える塾を選んでほしいと願っています。
私たちは、お子さんの「学びたい」という気持ちを全力でサポートし、その可能性を最大限に引き出すために、日々本気で生徒と向き合っています。






