東船橋教室のメッセージ
大学入試における外部検定利用入試はどうなっている?
2026.03.30
![]()
※本記事は、旺文社 教育情報センターの資料をもとに作成しています。
〇利用大学数の推移と現状
2026年度入試において、英語外部検定(以下、外検)を利用する大学は
494大学に達し、国公私立大学全体の65%を占めるに至りました。
一部で利用を中止する動きもありましたが、新規に導入する大学がそれを上回り、全体数は増加傾向を
維持しています。
入試区分別では、一般選抜での利用大学数は331校(前年比5.4%増)と伸びがやや鈍化したものの、
総合型・学校推薦型選抜では403校と増加に転じ、両区分の差は縮まっています。
私立大の割合はついに7割に到達しました。
一方で国公立大学の利用状況には大きな変化はなく、一般選抜での利用率は国立22.2%、
公立7.3%にとどまっています。
〇採用されている検定試験と受験生の動向
採用される検定試験の種類については、
一般・総合型・推薦型いずれも「英検」がほぼ全ての入試で利用可能
(採用率99%)となっており、圧倒的な地位を築いています。
次いでGTEC、TEAP、TOEFL、IELTSなどが続きますが、総合型・推薦型においてTOEIC以外の検定の
採用率が上昇しており、選択の幅が広がっているのが今年の特徴です。![]()
2025年度一般選抜のデータでは、外検利用者のうち92.8%が英検を使用しており、
3年連続で9割を超える結果となりました。![]()
また、英検に31年ぶりに新設された「準2級プラス」については、2026年度入試で利用する大学は
一般入試で9.4%、総合型・推薦型で8.9%にとどまり、本格的な普及はこれからという段階です。
〇外検の利用方法とレベル
利用方法は、一般選抜では「得点換算」が74.4%と主流です。
総合型・推薦型でも「得点換算」の導入が前年から5.6ポイント増加して24.7%となり、
従来の「出願資格(44.2%)」重視から、学力試験型入試での活用へと広がりを見せています。
この背景には、文部科学省が「得点換算」を望ましい利用方法として示したことが影響しており、
外検を持たない受験生との公平性を確保する狙いがあります
CEFR A2(英検準2級相当)およびB1(英検2級相当)がボリュームゾーン
となっており、
両レベルで全体の7割以上を占めています。
準 2 級プラスの利用について集計を行うと、「出願資格」もしくは「得点換算」「加点」の
最易レベルとしての利用は、一般選抜、総合型・推薦型のいずれも全体の 2.6%と低い値に
とどまりました。![]()
前述の利用大学数と同様、利用内容の点からも今後の動向が注目されます。






