城南コベッツ京成中山教室

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京成中山教室のメッセージ

定期テストや入試の傾向変化の大元は「学習指導要領改訂」にある

2022.09.12

10年前、5年前、3年前・・ずっと教育の在り方が変わらなかったということはありません。ずっと変化し続けていると言っても過言ではないでしょう。

大元のスタンスが変われば、その指示は浸透されていくということです。

学校で使用される教科書やワーク問題集も変わりますし、
実施される定期テスト(考査)も変わります。
さらには、入試も改革が行われるのです。

城南コベッツ京成中山教室では、まず「学習指導要領改訂」ありきと考えます。
この改訂のポイントを知ったうえで対策を立てるのと、知らない状態で学習を進めていくのでは、結果にも差が出ると考えるからです。

【学習指導要領改訂の背景は?】

小学校・中学校までは義務教育です。
国が定めた計画に沿って教育が進行して参ります。
今回の新しい学習指導要領は、2030年ごろまでの、子供たちの学びを支える目的のために改訂されました。

社会環境は、劇的に変わり、急速に変化し始めています。

例えば

・情報化の推進
・グローバル化の加速
・人工知能の進化

このような社会の大きな変化が背景となり、それは日本だけじゃなく、世界を見渡しても一緒です。
こういう予測がなかなか難しい時代にあったとしても、未来の担い手(創り手)である、今の子供立ちに必要な資質や能力を育むことが必要なのだ!
これが根底にあります。

ではそのために、どうしたらよいのか?

■学校教育をよりよくして、よりよい社会を創り上げていくいうという目標を「学校と社会」が共有すべき

■学校教育をさらに進化させるため、学校教育を通じて子供たちが身につけるべき資質や能力、そして学ぶべき内容など、それらの全体像をわかりやすく見渡すことが出来る「学びの地図」、それが学習指導要領であり、幅広く共有すべき


この2つが背景にあります。



【学習指導要領改訂の方向性は?】


育成を目指す資質・能力の柱として

①学びを人生や社会に生かそうとする「学びに向かう力・人間性等の育成

②生きて働く知識及び技能の習得

③未知の状況にも対応できる思考力、判断力、表現力等の育成

この3つがあります。

これらは、「何ができるようになるのか」という分類になります。


さらには、「何を学ぶのか」という分類では、

新しい時代に必要となる資質・能力を踏まえた教科・科目の新設や目標・内容の見直しというものが含まれます。


「どのように学ぶのか」という分類では、

主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からの学習過程の改善を行うという部分が含まれます。


【教育内容の主な改善事項は?】

・言語能力の確実な育成
・理数教育の充実
・伝統や文化に関しての教育充実
・道徳教育の充実
・体験活動の充実
・外国語教育の充実
・初等中等教育の一貫した学びの充実
・主権者教育、消費者教育、防災・安全教育の充実
・情報活用能力(プログラミング教育を含む)
・部活動
・子供たちの発達の支援(障害に応じた指導、日本語能力等に応じた指導、不登校等)

これらが掲げられています。


これはまさに、今掲げられている学習指導要領の要旨となります。

お気づきのとおり、

理数教育の充実、外国語教育充実、そして情報活用能力があります。

一例をあげますと・・・・

理数教育については、経済産業省白書の中でも
「一に数学、二に数学、三に数学=数理資本主義」という内容が明示されています。

その延長上に、一人一台パソコンとか、プログラミング教育があるのです。ですから、国が舵取りをこうするぞ!と決めたならば、その方向で文科省、教育委員会、各自治体、学校が動き、
入試に関しての制度や出てくる問題も変わり、普段実施される学校のテストや実力テスト、会場模試の内容も必然変わり・・・ということが起こってくるのです。


外国語教育充実については、千葉県も非常に真剣で、

「千葉県外国語教育推進計画」が令和3年から7年までの5か年計画として掲げられています。

そこで、主な施策内容として言われいるのが、「ICTを活用した授業」です。
発音の矯正であるとか、プレゼントレーニングが実施され、スピーキングの強化ソフトが導入されたりしています。
また、AIを使った英会話ソフトを導入している学校もあります。

これらは、とどのつまり、英語力向上について、県が真剣に取り組んでいることに現れとなります。


情報活用能力をアップさせていこうというものについては、すでに既報で知っている方もたくさんいますが、2025年の共通テストからは、情報1が教科として格上げして追加されます。
5教科じゃないのです。6教科になるということです。
それまでの科目としてあった情報が教科になったという時点で、社会の大きな変化を写した試験の大潮が変わったと捉えるべきなのです。


なぜ、城南コベッツ京成中山教室がQUREOプラグラミング教室を開校時から併設したのか?これは上記をご覧頂ければおわかりいただけるかと存じます。


英語に力を入れる
数学に力を入れる
プログラミングを学んでもらう


その理由が、学習指導要領の改訂に伴う大変革が「そこにあるから」です。

あとでやればいいや・・・じゃなくて必要だから実施しています。私たち大人の世代が子供の頃にはなかったものが、現代にはたくさんあります。

それらは技術革新によっての産物ではありますが、進化は止まらないですし、これからとんでもないスピードで加速します。

次代を担うのは、子供たちです。

子供たちのスキルアップのために、今の世相をしっかりと押さえて頂き、必然性と必要性を是非感じて頂きたく存じます。