城南コベッツ茅ヶ崎教室

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2022.01.19

皆様こんにちは!

城南コベッツ茅ケ崎教室 教室長です。

本日は日本の文化についてです。

と言ってもそんなに堅苦しいお話ではありません。
昔から行われている行事についてです。

お正月や節分、ひな祭りにこどもの日、
毎年このぐらいの時期になりますと毎月の様に行事が有ります。

流石に正月は新年のお祝いだという事でご存じでしょうが、
節分の豆まきは何故豆をまくのか?
ひな祭りは何故菱餅やお雛様を飾るのか?
等の理由を御存知ない方も最近では多いのでは?
と感じております。

本日は、この中の節分について取り上げていきたいと思います。

まず、節を分けると書いて節分ですが、これは季節を分ける時期、
という事で節分となります。

立春の日の前日が節分の日となっており、
年によって節分の日も立春の日もズレる為、
2月3日と日付で覚えてしまうとズレる時も起きてしまうのですが、
大体その位の日に迎えると覚えておくのは良いでしょう。

この時期になりますと、冬から春に暦の上では移行します。
しかし、実際には相当寒い時期でございます。
兎角季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われますが、
この時期も同じく体調を崩しやすいと言われます。

その為、良くない物(魔)を滅する為に、
「魔滅」から「まめっ」、「豆」になって今に残る
豆まきの風習になっていきました。

他にも細かいルールが有りまして、
例えば豆をまくのはその年の年男が撒く事になっておりました。
流石に毎年の年男がそうそう都合よくいるわけではありませんが、
今年小学6年生になる男の子がいらっしゃるご家庭ですと、
丁度その年男になるはずなので、お願いしてみるのも良いかもしれません。

そして、撒くときの大豆は炒った大豆でないといけません。
これは細かな話なので割愛いたしますが、
撒いた大豆から芽が出てしまうと良くないので、
きちんと煎って芽が出ない様にする事が大事です。

この時、生の豆を使って拾い忘れた豆から芽が出てしまうと
縁起が良くないとされております。

掛詞としてですが、豆を煎るのは「魔目を射る」に繋がるので、
それも有るのかもしれません。

他にもあまり知られていない風習では、
柊鰯という風習もございます。

焼いた鰯の頭を柊にさしてその臭いと柊のとげで
鬼を追い払うと言われております。

こうした風習の内、流石にこのご時世に鰯の頭を焼いて
玄関に飾っておくのはカラスが寄ってきてしまったり、
ちょっと色々問題が多そうなのでやらないのでしょうが、
かつてはその様に鬼を払っていたそうです。

2022.01.17

皆様こんにちは!
城南コベッツ茅ケ崎教室 教室長です。

先日電車通勤中に不思議な会話を聞きました。
「このガチャURが1%で出るから、10連を10回やれば絶対に出るんだ!」

周りの子供たちもそれを信じているような雰囲気でしたが、
おや?と思うような内容でした。

例えばサイコロを6回振れば必ず全ての目が出るのでしょうか?
そんなことはありませんよね?

では、何故このような錯覚が起こるのでしょうか?

それは、考えている状況が恐らく間違っているからだと思われます。

例えば箱の中に100枚のくじが入っています。
そのくじの中には1枚だけ当たりが入っています。
これで確率は1/100という状態になりました。
彼の言っていた状態と同じです。

しかし、ここからが違います。
恐らく、彼の考えでは1回引く度に、そのくじを捨てているのでしょう。
だから箱の中のくじの枚数は99枚、98枚・・・と減っていきます。

確かに、これなら100回引けば必ず当たりが出ます。
しかし、残念ながら彼らが引いているガチャは
引いた後の外れくじをまた箱の中に戻してしまうのです。

その為、仮に100回引いたとしてもずっとハズレを引き続ける。
なんて事も起こり得てしまうのです。

では、どれほどの回数を重ねれば当たるのでしょうか?

ここで確率が出て来ます。

1回目でハズレを引く可能性は99/100です。
2回目もハズレを引く可能性は99/100×99/100になります。
3回目もハズレを引く可能性は99/100×99/100×99/100になります。
と、連続でチャレンジをしてハズレを引き続ける可能性は、
以上の様な計算式で求める事が出来ます。

仮にですがこれを100回連続でハズレを引き続ける可能性、
として計算していきますと、恐ろしく大きな計算になりますが
0.366という数字になっていきます。

これは小数なので%に直しますと、
36.6%の確率で100回連続でハズレを引く可能性が有りますよ。
という事になります。

これでは確実に当たる!とは到底言えません。
どうせなら、当たると言われている1%という数字、
これ以下の確率になるまで追っていきましょう。

では、200回試すとどうなるでしょう?
大体13.3%の確率でまだハズレを引き続けています。
300回では4.9%でまだ外れ続けています。
400回でようやく1.7%でハズレを引き続けている様で、
これ以上の回数を重ねる事で1%以下に出来るようです。

つまり、99%当たる!
と言う為には少なくとも400回以上回して初めてそう言えるのです。
途方もない回数を回す事になります。

運が悪ければ更に回数を重ねなければなりません。

恐ろしい物です。

さて、こういう計算も知らないままでいた場合、
簡単に騙されてしまうかもしれません。
そうで無くとも誤解をしてしまう可能性は高いでしょう。

日常生活にも勉強をする事で分かる事実はたくさんあります。
数学だって皆様の日常にこのような形で隠されているのです。
勉強は受験の為だけではありません。
生活をより豊かにする為にも、勉強に取り組んでいきましょう。

2022.01.14

皆様こんにちは!

城南コベッツ 茅ケ崎教室 教室長です。

本日は勉強についてのテーマ、
一気にやるか、コツコツやるかです。

しかし、正直な話これについては様々な方が持論を展開し、
それらについて科学的な根拠を引っ張ってくる方もいたりして
私としてもほぼ結論は出ているように感じます。

結局、「コツコツ型」が圧倒的優勢。
それは変わらない事実のように思えます。

しかし、敢えて今回書かせて頂くのは、
それでも「一夜漬け派」が完全に無駄ではないと言いたいからです。

いえ、「一夜漬け派」の方々も、知らず知らずの内に
「コツコツ型」と同じ行動をとっているのです。
と、いう事をお伝えしたいからです。

その為に、まず記憶についてのご説明が必要となります。

記憶という物自体はいくつもの分類に分かれます。

ただ、記憶の期間についてであれば大体2つになります。

(一応、瞬間的にしか残らない記憶という物も有りますが、
今回は除外して考えます。)

それは短期記憶と長期記憶になります。

難しいので端折りますが、要は大体の記憶は短期記憶として入ってきて、
その中から選ばれたいくつかが長期記憶にランクアップする。
そんな感じです。

ただ、この短期記憶から長期記憶に移行させるのが大変なのです。

その為にあれこれと手を変え品を変え、より覚えやすい方法は無いかと
模索するのです。

その中で、「コツコツ型」の様に頻度を多くする事で
より定着しやすくなるという傾向が言われており、
だからこそ、コツコツ型が学習効率が高い!
という流れになってくるのです。

しかし、頭の良い人、成績の良い人でも
依然として存在するのが「一夜漬け派」です。

しかし、これらの人も知らず知らずの内に「コツコツ型」
と同じ行動をとっているのでしょう。
恐らくですが、覚えた内容を忘れない様にと
頭の中で反芻し、抜けている個所を移動中などで補い、
当日の試験に向けて仕上げている。

恐らくそれが理由で「一夜漬け派」の人達が
記憶に定着させられているのだろう。
と推測されます。

つまり、「机に向かっている時間=勉強」
と思っている場合、「コツコツ型」はその都度机に向かうタイプ。

「一夜漬け派」は「どこでも、頭の中だけでも反復できる」
と思っているので、一気にやって短期間に何度も頭の中で反復して
必要な量の反復を済ませてしまう。

という事になるのかなと思います。

あくまでも、これは多面的な勉強を一平面で捉えただけのお話です。
集中力や時間帯、文字情報なのか映像情報なのか?
等の様々な条件によって効率は大きく変動いたします。

受験までの時間は刻一刻と短くなっております。
しかし、勉強を出来る場所は机の前だけではありません。

頭の中で考えるだけであればどこでもできます。
最高の勉強効率を目指して、常在教場の精神で頑張りましょう。

2022.01.12

皆様こんにちは!

城南コベッツ 茅ケ崎教室 教室長です。

本日は最後の瞬間について、
と言っても受験でのお話でございます。

受験とは勝負の時でございます。
その為、勝つ者がいれば負ける者も出てくる。
それが勝負の定めでございます。

しかし、その勝利を掴める人間は、粘り強い人間が多いのです。
これまでにも数多くの受験生を送り出してきましたが、
一番粘り強く戦いきった生徒は実は小学生でした。

中学受験をするお子様、これまでにご経験されてきた方にとっては
比較的常識的な事でございますが、
中学受験では同じ学校を複数回受験できます。

大学受験でも同様の制度はありますが、
中学受験では基本、2月1日~2月5日頃までで、
そのほとんどの学校がその日程を終了いたします。
勿論それ以後も受験日程はございますが、ぐっとその数は少なくなります。

その短い期間の中で同じ学校を複数回受験するのです。
落ち込んでいる暇なんかありません。
しかし、1日、1日と時間が経つにつれて受けられる学校も、
受ける学校の偏差値も徐々に上がっていきます。
同じ学校であっても、倍率が上がる為求められる偏差値は上がります。

そうなると、確かにそこに是が非でも行きたい!
という願望を抱えているお子様でも心が折れてきます。

早朝から受験会場に行き、試験を受けてお昼を食べ、
別の学校に行って再び入試を受けてくる。
そして終わって帰宅する頃には1校目の結果が出ており、
夜中になればもう1校の結果も出ている。
なんてこともございます。

それだけ受けてもダメで、2日目も同じく2校を受けてダメで、
3日目は1校しか受けられませんが、それもダメで。

ここまでくると流石に心が折れてきます。
大人でさえ、「もうよく頑張ったよ。」と言いたくなってしまいます。
でも、諦めない子は最後まで戦ってきます。

落ちたという結果を聞いた後で塾に来て、何が出来なかったのか、
どうすれば解けたのか、それを真剣に聞いて翌日の受験に備えて
準備を整えてまた受けに行く。

そして、志望校の最終日程の一番倍率も偏差値も高い日程で
何故か合格を勝ち取ってしまうのです。

こんな奇跡の様な、まるでドラマの様な。
というシチュエーションが受験では様々な所で起こります。

それも、最後まで諦めずに受けに行ったというその心が起こした事です。
勿論、これは根性論などではありません。
が、自分の人生を左右する瞬間であれば、その一瞬の為に
全力でしがみつくのも悪くないのかもしれません。

テストを受ければ合格する可能性が生まれます。

後期日程までもつれ込んだとしても、諦めずに受けて下さい。
例え今年がダメだったとしても来年が有ります。
そこで自棄になってしまうと掴める合格も掴めなくなります。

これからが正念場です。
これまでに積み重ねてきた勉強の量が自分を支える自信に繋がります。
勉強量が足りなければ、それをこれからの時間でカバーしましょう。

最後の試験を受ける時まで、自分を磨き続けましょう。
その最後の一磨きで合否が分かれるかもしれません。

頑張れ受験生!コロナに負けるな受験生!

2022.01.10

皆様こんにちは!

城南コベッツ茅ケ崎教室 教室長です。

今年の受験生の方々ももちろん大事でございますが・・・、
来年の受験生の皆様!テスト前でございます!

今年は2月15日に神奈川県の公立高校入試が有りますが、
学校の定期テストも同じ時期に始まります。

年度内最後のテストなので、このテストの結果で今年度の内申点が
決定します。
それだけ重要なテストなのですが、当の本人がその重要性に気づいていない、
なんてことは良くあります。

焦るのは周りの大人ばかりで、全く勉強をしようとしない。
いくら言っても動こうとしない。

そういうご相談を頂く事が良く御座います。

何をさせたらいいんでしょうか?
良く問われる内容です。

今のお子様の点数状況も苦手科目も一切合切が分からないので、
一概にコレ!とは言えません。
が、一応ほとんどのお子様について言える事はございます。

「知識の定着が十分ではございません」

例えば、「この範囲は全部やったし、覚えた!」
と言われる事も多々ございます。
しかし、実際には点数が伴っていなかった場合
「その答えを言われたら思い出せた」
というケースがその大半でございます。

それは「覚えた」とは言いません。
「知っている」というだけでございます。

「知っている」と「覚えた」では程度が違う。
それをご説明するには別の例を使用する方が分かりやすいでしょう。

例えば有名な歌手の歌について、タイトルを知っていて、
サビも流れている物を聞いたことが有る。
という状態と、歌詞を一通り暗記していてカラオケで歌える。
という状態と、歌い方や間の取り方も完璧にコピーしている。
という状態ではその歌に対する知識量が違います。

一番上の聞いた事が有る状態だと、サビの歌詞すらうろ覚えで、
その曲を流された時に「あぁ!それそれ!」という反応をする事でしょう。

テストで出される問題がこの程度の知識で解けるのでしょうか?
少なくとも歌詞を全部暗記しているレベルが前提になるのではないでしょうか?

また、その歌手についての質問をされる場合は、
当然他の歌やその歌手についてのエピソードや遍歴についても
覚えなければ解くことは出来ないでしょう。

つまり、更にその上の状態も存在しているという事です。
こうして、「知っている」「覚えている」「理解している」
の様にその物に対する深さは様々に存在しています。

これが「知っている」と「覚えている」の違いになります。

言われて思い出せる段階ではまだ「テストで通用するレベル」
とは言えないのです。
しかし、勉強に対してそこまで意識を向けて取り組む、
という事は人によっては難しいのかもしれません。

だから、仕方のない事ですが「時間をかける」しかないのです。
毎日聞いていれば自然とサビを口ずさめる事も有るでしょう。

リズムを覚えて鼻歌で歌えるようになるでしょう。

それと同じく、接する機会を増やしてより深い知識にアクセスし、
それらを覚える回数を増やす事で忘れにくくし、
より試験に臨むにふさわしい知識レベルを作り上げる。
それがテスト前に行って欲しい対策方法になります。

細々としたテクニックも有りますが、
それ以前に目標を理解して動き出す事が必要です。

今のご自身の勉強に対する知識は、いったいどのレベルに有るのか。
一度考えてみるのも良い機会かもしれません。