綱島教室のメッセージ
木枯らし
2023.11.15
こんにちは。皆さんは「木枯らし」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
私は「あ~なんか聞いたことあるなぁ!」程度です。
ですが改めて考えると「木枯らし」ってどういう意味なんだろう、と不思議に思いますよね。(え?思わない?思いましょう。知的好奇心って大事。知ってるならすごい。)
日本語って面白くて、意味は何となく分かるけど改めて考えると「正確な意味」が分からないものや「これで合ってたっけ?」となるような日本語が多くあります。
改めて調べると、「そうだったのか!!」と思うことばかりで、これだから日本語は!(褒めてる)となること、私は多いです。
日本語大好き。難しいけど。
さて本題、木枯らしの意味。
「木枯らし」とは晩秋(10月下旬)から初冬(11月初旬)にかけて吹く、風速8m/s以上の強い北寄りの風のことを言うそうです。
正確には気象庁が定義する項目がいくつかあるのでご紹介します。
東京においての木枯らしの条件は
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
3 東京における風向が西北西~北である。
4 東京における最大風速が、おおむね風力5(風速8 m/s)以上である。
(引用:Wikipedia)
東京における、と書いてあるように地域により項目は違うようなので、ぜひ気になる方は調べてみてください。
ちなみに、今年はまだ木枯らしの定義に満たした風「木枯らし一号」の発表はなく、去年と一昨年は定義に満ちる風の観測がなかった為「木枯らし一号」の発表はなかったとされています。
へぇ!吹かない年もあるんだ!
木枯らしは読んで字のごとく、強い北寄りの風で紅葉した葉を落としてしまい木が枯れたように見えることから「木枯らし」という言葉になったそうです。
また、木枯らしが吹くことでだんだんと気圧が冬型の気圧配置になることを示し、気温が下がり冬の気候になっていく知らせでもあります。
気象庁の「木枯らし一号」の発表があれば、冬への備えを強くしていかないといけない、ということですね。
(条件を満たさず発表がなかったら悲しいな...)