2024.09.30
城南コベッツ綱島教室では、個別指導塾だからできることとして、
生徒の皆さんの志望に特化した小論文指導を行っています。
書くための材料としてテーマ学習はもちろん、
書き方のルールや構成の仕方についても学んでいます。
今回は導入偏、「小論文ミニ講義」と題して、
「論理的文章」の書き方についてお伝えします!
「論理的」という言葉は最近あちこちで使われます。
いまや「論理的思考力」というキーワードは、
中学入試から大学入試までを貫くトレンドと言っても過言ではありません。
「論理的」とはどういう意味でしょうか?
それは「筋道が通っている」というほどの意味になるでしょう。
「太郎は駅にいる。だから家にはいない。」
成り立っていますね。筋道が通っている。
「太郎は駅にいる。駅に行く前、太郎はスーツケースを持っていた。太郎は旅行に出るのだろう。」
これはどうでしょう。
筋道は通っているようです。
駅にいるということは列車に乗るだろうし、
スーツケースを持つほどの荷物は旅に出るとみなすのが妥当です。
しかしこれ、厳密に「論理的」とは言えないかもしれません。
駅にいても、列車に乗らない可能性はあります。
スーツケースを持っていても、旅に出ない可能性もある。
私たちは、経験上「そうである可能性が高い」と判断しているだけです。
このような厳密な論理性は、主に数学で扱います。
一方、小論文で必要とされる論理性は、「可能性が高い」を含んだものです。
すなわち、私たちが日常で妥当と判断する論理性なのです。
この見極めは結構難しい。
自分で勉強しても、点数として目には見えません。
書いた文章を添削してもらっても、ピンと来なかったりする。
小論文における論理性の習得に最も適切な環境が個別指導なのです。
総合型選抜をはじめ、小論文試験を考えている高1・2生の皆さん、
始めるなら今です!
城南コベッツ綱島教室の授業をぜひ試してみてください。
城南コベッツ綱島教室では、受講相談や体験授業を随時受け付けております。
詳しくは、城南コベッツ綱島教室(045-549-5631)までご連絡ください。