2025.08.19
中学生は何から勉強を始めるべき?今日からできる学習スタート法
「そろそろ受験のことを考えないと...」「定期テストの点数を上げたいけど、どこから手をつければいいのかわからない」そんな悩みを持つ中学1・2年生は多いはずです。勉強は思いついたときにやみくもに始めるより、正しい順序で進めた方が効果が高まります。西東京市立田無第一中学校、西東京市立田無第四中学校にお通いの皆さんや、城南コベッツ 田無教室の近隣にお住まいの中学生の皆さんに向けて、中学生活を楽しみながら成績を伸ばすためのサポートを行っています。ここでは、効果的な学習の順序を紹介します。
1.学習スケジュールを作って「見通し」を持つ
多くの中学生が「まず机に向かう」ことから始めがちですが、最初にやるべきはスケジュール作りです。勉強は登山と同じで、山頂までの道筋を考えずに進んでいくと途中でバテたり迷ったりしてしまいます。
スケジュール作りのポイント
○長期目標:半年~1年先のゴール(例:英単語を1000語覚える、数学の関数を完璧にする)
○中期目標:次の定期テストや模試までにやること(例:歴史の江戸時代を暗記する)
○短期目標:1日または1週間でやる内容(例:英単語を20語覚える、数学ワークを2ページやる)
計画を立てることで「今日は何をするか」で迷わず、時間を有効に使えるようになります
2.学校の授業を「最大限活用」する
スケジュールを作ったら、次に意識すべきは学校の授業です。教わる内容を授業中に理解できれば、その後の勉強時間は復習や演習に充てられ、効率がぐんと上がります。高校入試の試験問題は原則的に中学校の授業範囲から出題されますので、学校の授業内容をしっかり理解できれば、合格点が取れる可能性が高まるでしょう。
授業活用のコツ
○先生の板書をそのまま写すだけでなく、横に自分なりのメモや疑問を書き込む
○授業が終わったその日のうちにノートを見直し、赤ペンで補足や訂正をする
○副教科もおろそかにせず、内申点アップを狙う(実技や提出物も評価対象)
授業を理解する」ことは、勉強を効率化する一番の近道です。
3.基礎固めと苦手分野の修正
授業で習ったことを土台に、教科書レベルの基礎問題を何度も繰り返すことが重要です。応用問題にすぐ挑戦したくなるかもしれませんが、基礎が不安定だと難問はほぼ解けません。
基礎固めの方法
○教科書やワークの「基本問題」から始める
○英単語や漢字、理科の用語など暗記系は毎日少しずつ
○計算問題や英文法などは正確性を上げながら、スピードも意識
また、苦手科目は早めに取り組むほど改善が早くなります。例えば英語の文法が苦手なら、以前の学習範囲に戻って復習する勇気も大切です。
4.勉強を習慣化する
最後に必要なのが「勉強を生活の一部にする」ことです。多くの人にとって勉強とは、短期的なやる気だけで長続きするものではありません。しかし、テスト前だけの勉強になってしまっては、学力は定着しません。勉強を習慣化することができれば、「勉強すること」は特別なことではなくなり、自然に学習時間が確保できます。
習慣化のコツ
○毎日同じ時間に勉強を始める(例:夕食後の30分)
○机の上は勉強道具だけにして、スマホは手の届かない場所へ
○小さな目標を毎日達成して「やればできる」感覚を積み重ねる
まとめ:勉強の順序は「計画→授業→基礎→習慣」
中学生が「何から勉強を始めるべきか」をまとめると、次の順序がおすすめです。
・学習スケジュールを作る
・学校の授業を最大限活用する
・基礎固めと苦手克服を行う
・勉強を習慣化する
この流れを早い段階で身につけることができれば、受験期には大きなアドバンテージになります。城南コベッツ 田無教室は、西武新宿線「田無駅 南口」から徒歩2分の場所にあり、皆さんの学習を全力でサポートします。焦らず、しかし着実に、毎日の勉強を積み重ねていきましょう。