成城学園前教室のメッセージ
「本気で頑張る」と決めた日から――第一志望の都立高校を目指す中3男子の夏
2026.10.06
本記事では、夏期講習における戦略チューター(教室長)としての実際の指導をもとに、生徒と深く向き合う中で生まれた「変化」についてご紹介します。
中学3年生のAさんは、部活動を引退してから毎日のように教室へ来ていました。
ただ、まだ志望校が決まっておらず、1日の学習時間にはばらつきがありました。問題には積極的に取り組むものの、途中の過程を飛ばして解いてしまう癖があり、同じ形式の問題でも正答率が安定しないことが悩みでした。
「本気で頑張る」と決めた夏期講習を通して、Aさんはノートの使い方と学習の計画の立て方を身につけ、第一志望の都立高校に向けて、集中して勉強に取り組む姿勢を育てていきました。
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### Before|夏期講習前のAさん
Aさんは、1学期期末テストで英語・数学ともに、一定の得点を取る力は持っていました。
一方で、問題を解く際に途中式や図を省いてしまうことが多く、答えだけを出そうとする解き方が目立っていました。そのため、似たような形式の問題でも解き方が不安定になり、結果として正答率にムラが出てしまう状態でした。
部活動の引退後は毎日来校していましたが、志望校がまだ決まっていなかったこともあり、1日にどのくらい勉強するかが日によって変わっていました。「今日は何をどこまでやるのか」がはっきりしないまま過ごす時間もあり、学習のペースを整えることが課題でした。
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### 教室長の工夫
夏期講習では、まず「解き方の過程」と「1日の流れ」を整えることを大切にしました。
授業では、演習をノートで実施することを徹底しました。途中式を書くこと、図を示すことを必須とし、答えに至るまでの手順を必ずノートに残すよう指導しました。「頭の中だけで解く」のではなく、「ノートに過程を書くことで考えを整理する」習慣を身につけてもらうことを意識しました。
また、毎日決まった時間に来校するよう声掛けを行い、午前中に取り組む内容と午後に取り組む内容をその日の始めに共有しました。
「午前はこの教科のこの単元」「午後はこの演習」というように、やるべきことを具体的に示すことで、1日の学習の見通しを持てるようにしました。
夏期講習では、数学・理科・社会を受講し、主要科目の演習量を確保しながら、解き方と計画の両方を整えていきました。
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### 夏期講習での取り組み
夏期の面談で、「本気で頑張ること」を自分の中で決めてから、Aさんは毎日10:30には必ず教室に来るようになりました。
決まった時間に来校することで、午前・午後に分けた学習計画を安定してこなしていく土台ができました。
数学・理科・社会の授業では、すべてノートで演習を行い、途中式・図示を丁寧に書くことを続けました。間違えた問題については、どの過程でつまずいたかをノートを見ながら振り返り、次に同じ形式の問題を解くときに活かせるように確認を重ねていきました。
こうした取り組みを通じて、「問題を解くときは必ずノートに過程を書く」というスタイルが少しずつ定着していきました。
### After|夏期講習後に見られた変化
夏期講習を終える頃には、Aさんのノートの使い方が大きく変化しました。
途中式や図示を書き込んだノートは、以前と比べて整理されており、その結果として「きれいにノートを使える」状態になりました。ノートが整うことで、自分の解き方を後から見直しやすくなり、解答の安定にもつながっています。
また、毎日決まった時間に来校し、午前と午後にやることを事前に共有したことで、「今日は何をやろうか」と考える時間が減り、「やるべきこと」が明確になりました。
その結果、学習に向かう集中力が高まり、1日の中で勉強にしっかりと取り組む時間が増えていきました。
志望校について迷っていた時期もありましたが、夏期講習を通じて第一志望の都立高校を明確に定め、「その高校に行きたい」という気持ちを口にするようになりました。内申点への不安を抱えながらも、「足りない分は本番で点数を取る」という前向きな姿勢で、受験に向かう準備を進めています。
### 教室長からのメッセージ
Aさんは、志望校に迷っていた時期を乗り越え、第一志望の都立高校を明確に決めてから、学習姿勢が見違えるほどに変わりました。
目標は高いですが、「この高校に行く」という強い気持ちを持ち続けて走り切り、後悔のない受験をしてほしいと願っています。
これからも、ノートに過程を書き、計画に沿って学習する今のスタイルを続けながら、自分の力で目標をつかみ取れるよう、教室として伴走していきます。






