2025.06.24
こんにちは! 【成績保証がある個別指導塾】城南コベッツ都賀駅前教室です。
2025年度・千葉県公立高校入試の平均点が5月末に発表されました。
私たちが2月に予想していた「合計276点」と比較すると、実際は262.8点(前年比−12.5点)と、全体的にやや難化した年となりました。
これは「生徒ができなかったから」ではなく、出題そのものが変化・進化したと受け止めるべき結果です。
それでは教科別に詳しく見ていきましょう。
教科別分析と難化ポイント
◆ 国語(+5.6点)
・読解中心の構成は例年通り。
・作文はやや抽象的なテーマでしたが、しっかり条件をつかめば得点につながる内容でした。
◆ 数学(−3.0点)
・一見基本的でしたが、問題文の誘導不足により、解き方が想像しづらい構成に。
・思考過程を省略せず、筋道を立てて考える力が問われました。
◆ 英語(−7.9点)
・例年と比べて並べ替え問題の形式が大きく変更。
・「なんとなく」で正解できない設計になっており、語順や文法理解の本質が問われました。
◆ 理科(−0.6点)
・記述式が廃止された代わりに、思考型の選択問題が増加。
・計算やグラフ読み取りが苦手な生徒には時間不足になりがちでした。
◆ 社会(−7.3点)
・単純な暗記よりも、資料や統計の読み取りがメイン。
・「覚えているか」より「どう使うか」が問われた点で、形式の難化が影響したと言えます。
得点帯から読み解く!
・英語・社会・理科で平均点が大きく下がったのは、出題形式の変化によるものです。
・国語・数学では比較的安定した得点帯(60~65点)を記録。
・特に英語では30~35点台に集中し、変化への対応不足が浮き彫りになりました。
今後の入試に必要な力とは?
これからの千葉県入試では、以下のような力がますます重要になります:
- 初見の資料や設問に「動じない力」
- 並べ替え・データ読み取り・複数資料の関連づけなど、多角的な理解
- 「知っている」だけでなく「使いこなす」練習
都賀駅前教室では、こうした変化を見越して、日頃の授業・演習から"対応力"を育てる指導を行っています!
最後に
今年の入試問題は、単に「難しかった」のではなく、より"本質的な学力"を問う方向へ進化したと受け止めましょう。
だからこそ、今からの学び方はこうです:
・「いつもの問題」に安心せず、「変化」を楽しむ練習を!
・「やり直し」こそ最強の学習法!
来年に向けて、今こそ一緒にスタートしましょう!
都賀駅前教室は、変化に強くなる力を育てる場所です