城南コベッツ都賀駅前教室

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2022.03.25

城南コベッツ都賀駅前教室です。

明日3月26日(土)から、3月28日(月)までの期間は、休館日となります。
自習室も利用になれませんので予めご了承ください。

・お電話でのお申込み→城南コベッツ都賀駅前教室(043-306-1611
※受付時間 (月~金)14:00~21:00  (土)14:00~20:00
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・無料体験授業、資料請求→こちらに必要事項をご入力ください。

お申込み確認後、教室よりお電話にて体験授業日のご案内をいたします。

2022.03.17

城南コベッツ都賀駅前教室です。

少し間が空いてしまいましたが、高校生における新学習指導要領において、今日は「情報」について見ていきましょう。

参考用
【情報編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説

現行
社会と情報
情報の科学
(うち、1科目2単位で必選択)

改訂後(22年4月~)
情報Ⅰ(必修) 2単位
情報Ⅱ(選択科目) 2単位

これまでの情報科の科目は「社会と情報」と「情報の科学」の2種類で、いずれか1科目が選択必履修でしたが、履修者のうち8割が「社会と情報」、2割が「情報の科学」と言われています。
情報の科学」ではプログラミング言語を扱う内容が含まれていますが、「社会と情報」ではPowerpointやExcelなど情報を発表、整理、資料を作成するといった内容に留まるもので、プログラミング言語までを大きく取り扱う内容ではありませんでした。
それが今回の新学習指導要領によって必修となる「情報Ⅰ」においてプログラミング、モデル化とシミュレーションといった要素が織り込まれることにより、全ての生徒がそれらの内容に触れることとなります。


『「情報Ⅰ」では,プログラミング,モデル化とシミュレーション,ネットワーク(関連して情報セキュリティを扱う)とデータベースの基礎といった基本的な情報技術と情報を扱う方法とを扱うとともに,コンテンツの制作・発信の基礎となる情報デザインを扱い,更に,この科目の導入として,情報モラルを身に付けさせ情報社会と人間との関わりについても考えさせる。
「情報Ⅱ」では,情報システム,ビッグデータやより多様なコンテンツを扱うとともに,情報技術の発展の経緯と情報社会の進展との関わり,更に人工知能やネットワークに接続された機器等の技術と今日あるいは将来の社会との関わりについて考えさせる。
なお,プログラミングに関しては,中学校技術・家庭科技術分野においても充実を図っており,それらの学習内容との適切な接続が求められる。
(【情報編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 p8 (2)共通教科情報科の具体的な改善事項 イ 教育内容の改善・充実 より引用)

また、情報においては数学Ⅰ、数学Bなどで扱うデータの利用(統計)との関連性を持たせ、特に数学科では統計の基本的な知識や解き方、技能などを学び
情報科においては統計を活用して、具体的な問題例を挙げてその内容を統計を活用して問題発見、問題解決する力を培っていく方針のようです。
数学Ⅰでは分散、標準偏差、散布図及び相関係数、仮説検定の考え方などを扱い、
数学Bでは標本調査、確率変数と確率分布、二項分布と正規分布、区間推定と仮説検定を扱っていきます。
他教科と相互に作用するように学習を進める、というのはどの教科にも見られます。

また、情報の教科内で触れていく内容については以下の様に述べられています。

『情報と情報技術を活用した問題の発見・解決の方法に着目し,情報社会の問題を発見・解決する活動を通して,次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 次のような知識及び技能を身に付けること。
 (ア)情報やメディアの特性を踏まえ,情報と情報技術を活用して問題を発見・解決する方法を身に付けること。
 (イ) 情報に関する法規や制度,情報セキュリティの重要性,情報社会における個人の責任及び情報モラルについて理解すること。
 (ウ) 情報技術が人や社会に果たす役割と及ぼす影響について理解すること。

イ 次のような思考力,判断力,表現力等を身に付けること。
 (ア)目的や状況に応じて,情報と情報技術を適切かつ効果的に活用して問題を発見・解決する方法について考えること。
 (イ) 情報に関する法規や制度及びマナーの意義,情報社会において個人の果たす役割や責任,情報モラルなどについて,それらの背景を科学的に捉え,考察すること。
 (ウ) 情報と情報技術の適切かつ効果的な活用と望ましい情報社会の構築について考察すること。』(【情報編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 p23 2 内容とその取扱い (1) 情報社会の問題解決より引用)

特に、近年のSNSの活用におけるモラル、マナーから、個人情報やパスワードなどにおけるセキュリティ意識など、情報社会に伴う危険性(犯罪)とそこから身を守るための技術や必要性などといった内容が身近な内容から掘り下げて具体的、主体的に学んでいくことになります。

情報技術の仕組みとその活用を学び、情報技術の利便性と危険性、正しい活用の仕方を理由から紐解いていきながら学んで、乗法の活用における問題発見力や問題解決力を養いつつ、これからの情報社会に一人一人が自ら参画していく姿勢を作っていくようです。

また、プログラミングの内容に関して、例としてプログラミング言語の「Python」「Javascript」「Excel VBA」「Scratch」「Swift」などが取り上げられています(掲載されている言語は出版社、教科書によって異なります)。

プログラミング言語を例に、プログラムの仕組みについて学んでいくわけですから、プログラム利用者でない限り触れることもなかっただろうプログラミングが、これからは全高校生が必修で扱うことになることは、いかに情報教育の重要性が急がれているかが垣間見えるものだと思います。

ちなみに「Python」は人工知能(AI)、機械学習、ディープラーニングなどからYoutube、Instagram、DropboxといったWEBアプリ開発にも使用されている言語、
「JavaScript」はWEBブラウザ(Google ChromeやSafari)上で動作する便利機能などに活用されている言語、
「Excel VBA」はExcel、Word、Powerpoint等Microsoft Office製品に搭載されている、作業を自動化させたりするプログラム等を作成、実行できる言語、
「Scratch」は8~16歳を対象の中心に据えた、処理内容がブロックやアイコンなどで表された初学者向けプログラミング言語、
「Swift」はiPhoneやiPad、MacなどApple製品上で使われているiOS上で使われるアプリケーション開発向けに使われているプログラミング言語のようです。

扱われるプログラミング言語も、実際に最近特に使われるものを活用していくわけですから、よりプログラミングは身近なものになるのではないでしょうか。
逆を言えば、プログラムが食わず嫌いで避けては通れぬ道になったとも取れます。
データの利用(統計)分野も重要視されており、実際に先日の千葉県公立入試の数学の問題中にも箱ひげ図が出題されていたこともありますから、統計、情報の柱はもはや学習内容の中で確固たる地位を得たものと言えるでしょう。

また、2025年度以降の共通テストにおいても、「情報」の教科設定が予定されています。(参考 令和7年度以降の試験に向けた検討について)
こちらのサンプル問題やねらいに見られるような内容が、実際の定期テストや入試で問われる内容となってくることが予想されます。
「情報の教科化ってなんだろう?」「テストではどういう問題が問われるのか?」と気になる場合は、一度目を通してみても良いかもしれません。

2022.03.14

城南コベッツ都賀駅前教室です。

千葉県公立高校入試の合格発表も終わり、中学高校共に卒業式も終わったことと思います。
受験生の子たちは、これまで受験勉強本当にお疲れ様でした&卒業おめでとうございます。
これから新しい学校へ進む上で、期待と不安が渦巻いていることでしょう。

受験と言えば、今年の生徒さん(高3)で、大学の第一志望が当初不合格の通知が来てダメかと思っていたら、その後二次合格発表で合格の連絡があって見事第一志望に逆転合格を果たしたという子が居ました。
その通知があったのも卒業式の日で、高校に別の大学へ進学報告を提出しようとしたところに...という話ですから驚きです。
その報告があった日はまた書類やらの書き直しで忙しくなるとは話していましたが、嬉しい悲鳴だったことでしょう。

その生徒さんも、去年の2月くらいから火が着いて、模試でも実力をめきめきと伸ばして受験前は遅くまで自習室で頑張っていてくれた子で、夏までに志望校を2度も上げてその最後に目指した学校ですらギリギリのチャレンジ校でした。

最初の合格発表で不合格の通知があった時は私も生徒さんもここまでやって届かなかったなら仕方がないと納得していていたものだったにも関わらず、受かってくれたわけですから受験は最後まで何が起こるか分かりません。(もちろん、受かるに見合うだけの努力はしていました)
元々高2まで勉強が得意だった、というわけではなかった子でしたが、そこから考えると偏差値は(高2の2月~高3の4月頃から高3の受験直前までに}20近く上げただけでなく当初は考えられなかった志望校まで合格を勝ち取ってくれた子でした。

今の学力じゃ到底届かないような志望校でも、今からの頑張り次第で合格を勝ち取ることができます。
今これから中3、高3を迎える子たちも、今から諦めてしまわず、志望校に向けて努力を始めてみてください。

「行きたい学校があるんだ!」という生徒さんは、是非当教室までご相談ください!
一緒に第一志望合格を目指しましょう!

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2022.03.01

城南コベッツ都賀駅前教室です。

先週激動の千葉県公立高校入試が終わり、受験生はこれまで頑張った分各々好きな時間を過ごしているかと思われます。

特に1日目の国数英の衝撃が大きかった分、2日目は1日目よりは冷静に取り組めた生徒も多いのではないでしょうか。
入試が終わった後、自己採点など通して平均点なども気になっている生徒、保護者様も多いかと思われます。
今日は、ここ2年ほどの入試結果を見ながら、2022年の千葉県公立入試の平均点を予想していきたいと思います。

2020前期、2021の平均点と2022出題側想定点との比較

まず、2020前期、2021、そして2022の出題側想定の点数を見ていきましょう。

国語 社会 数学 理科 英語 5教科合計
2022(出題側想定) 50~55 50~55 50~55 50~55 55 255~275
2021 52.8 57.7 59.3 54.6 61.7 286.2
2020前期 46.0 60.7 51.4 48.8 54.6 261.6

※2022年7月4日 一部教科で平均点が異なっていたものを修正
※点数が青字のものは50~55点より低かったもの、赤字は50~55点より高かったもの

概ね、問題出題側はいずれの教科も50~55点を想定して問題作成を行っています。
昨年50~55点以上だった数学、英語、社会については出題側想定は昨年より平均点が下がるものと考えて出題しています。
そのため、数学、英語、社会は昨年より難易度は上げてきているはずです。
伴って数学英語社会の平均点も、昨年より下がるものとみて良いでしょう。

ただ、他教科が50~55点程度と想定されているのに対し、
英語のみ平均が55点想定になっているということは、他教科に比べると同程度かやや高めの平均になると見えます。
実際、国数英の3教科の中では、英語が一番点を取りやすい内容だったのではないでしょうか。

特に昨年までの数学は大問1、2のみで配点が55~60点あったため、大問3以降の難易度の高い問題は追いかけなくとも50~60点ほどは取れる内容でした。
ゆえに、今回形式変更でどの生徒も取りやすい形式の問題を減らして、一つ踏み込んだ内容の出題形式へ至ったのだと思われます。
かつ、今年は予告なしの形式変更のため、これまでの形式に備えて勉強していた層が軒並み点数を取りにくかったことは間違いなく、想定より低く平均が出るのはほぼ間違いないでしょう。

国語、理科、社会に関してはおよそ例年程の内容で、大きく傾向変化などはありませんでした。
強いて言えば国語は漢字と作文で点を取りにくく、そこの基礎点が取れず平均にも若干影響は及ぼし、大幅に下がらなくともやや平均減は有り得るでしょう。

2022千葉県公立高校入試平均点は何点ほどか

以上の事から、2022年千葉県公立高校入試の平均点予想としては、
国語:49~51程度
数学:50~52程度
英語:55~57程度
理科:52~55程度
社会:53~56程度
5教科合計:259~271程度
と予想します。

少なくとも、数英社が昨年より難化の意図があり、かつ昨年と同程度はあっても易化想定の教科はないため、昨年以下の平均、かつ下がりすぎず270点ほどに収まるのではないでしょうか。

そして、気になる入試結果(千葉県公立高校入試合格発表)は3/7(月)に発表されます。
受験生の皆さんが、志望校に無事合格できることを願っております。

そしてこれから受験を控える非受験生は、間違いなく数学の形式変更は来年にも影響を及ぼします。
これまでの対策がまた変わってしまったため、特に利用問題(定期テストで思考・判断・表現で配点されているもの)の対策は更に欠かせなくなりました。
思考・判断・表現の問題で点を取れるようにしなければ、高校入試の数学でも苦戦すること請け合いです。
2月の後期期末テストの数学で思考・判断・表現は何点でしたか?


※当教室は千葉市習いごと応援キャンペーン対象教室です!(3月まで!)

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2022.02.24

城南コベッツ都賀駅前教室です。

本日、いよいよ千葉県公立高校入試1日目でした。
教科は国語、数学、英語でしたが、問題速報を見た時もその後来た生徒さんたちも皆「なんじゃこりゃ?」と同じような反応でした。
国語の漢字は難しくなっていますし、作文も単純に賛成か反対か、ではなくどちらの意見を支持するか?といった内容で明確な正解のない中で筋の通った記述が出来るかという難しさがありました。

しかし、その中でも数学は明らかに傾向が変わったと思います。
紐解いていくと出題傾向はこれまでを踏襲した部分も大きいですが、難易度の部分で言えば間違いなく「難化」でしょう。
今日は、これまでの数学の問題と今年の数学の比較を見ていきましょう。

・大問数が減少
数学の大問数が昨年までの5個から4個に減少しました。
大問1が計算、大問2が統計、確率、図形(計算、作図)などでしたが、今回去年までの大問1、2の内容が大問1に統合された形です。
去年の大問34の関数、証明が今年は大問2(関数)、3(証明)と大問数が減ったことにより1つずつ前にずれ込む形になりました。

大問1の計算問題の割合が減少、代わりに二次方程式の利用の計算が登場
大問1は今まで計算問題が5問6問あったものが減りました。(冒頭は3問ですが、少し後の大問1の(5)も連立方程式の計算なのでこちらも含めれば4問程度)
初めの計算は取りやすいから落とすな、とは生徒さんにも伝えてきましたが、蓋を開けてみるとどうして計算が3問しかないのと皆言っていました。
去年までの大問1で見られた取りやすい計算問題の割合が減り、大問2で見られた文章題、統計、確率や図形などの問題の割合が増えました。

大問1の計算の後に来た図形の縦横の長さをxで表す問題など、
これまでの大問1にも見られた二次方程式の問題ではありますが、単純な式計算ではなく長さをxを用いて答えるという利用問題の要素や、答えが2x^2+3x(cm^2)だったり、長さを求めるのに解の公式を使って、綺麗な数字にならず本当に長さの答えなのかと不安に思ってしまう(しかもいつもの癖で-3±√65のまま書いてしまった人もいたと思います)、普通の二次方程式の計算に比べるといくつもうっかりミスを誘発するような問題だったと思います。

大問1での問題数増加、配点の減少
これまで大問1、2は1問辺り配点が5点のものがほとんどでしたが、今回大問1,2が統合されただけでなく配点3点の問題が増え、これまで大問1,2合わせて問題数は11,12問から14問に増加したのに対し、配点55点または60点はあったものが今回大問1で合計51点に減少と、全体から見て一問当たりの比重は減った分大問1に割かなければいけない時間や労力は増大したと取れます。

新傾向の大問4
対話文形式の問題は大学の共通テストでも見られるような最近のトレンドですが、内容は中学2年生で学習する「一次関数の利用」の移動する点に関連する問題でした。
この新傾向には面食らった人も多いでしょう。
ここ2,3年ほどは大問5は文字式の利用が続いていましたが、一次関数の利用となったのは傾向変化です。
これまでの大問3(今年の大問2)のような関数の問題は苦手とする生徒さんも多いですが、今回一次関数の利用も出題されたことで関数の問題が大問2つ(2、4)で出題されたことは、より関数の比率と対策の重要性が高まったと言えるでしょう。

全体的に、「取りやすい所は取りやすいのでそこを落とさなければ5割6割は狙える」ものだったのが「取りやすい問題の数が減って、思考を問う問題が増えた」と言えます。
数学が苦手な生徒さんでもこれまでは最低限の点数は確保しやすかったですが、今回は数学がそこそこ出来る生徒さんでも(過去問を繰り返し解いてきた生徒さんも)かなり焦らされた問題だと思います。
しかし、大問2の関数はこれまで(1)が取れれば良しというところですが今年は(2)も答えやすく、大問2の(1)(2)だけで配点10点(各5点)取れるところを見れば、これまで通り抑えるところをきっちり抑えておけばそこそこの点数は狙えると思います。

今日の試験本番でかなり不安に思った生徒さんも多いと思いますが、今日はやった問題の自己採点や見直しなどはせずに明日の理科社会の復習を進めて、明日以降自己採点をやっていきましょう。
また、来年以降受験の新中3、新中2生は、今年の傾向変化は確実に尾を引くと思います。
急に傾向が変わる可能性を見越して、対応できる力を養っていかなければなりません。