東船橋教室のメッセージ
僕は(私は)やっているよ! でも 周りはもっとやっています。でも友だちはやっていないって言ってるよ、え?
2025.05.17

「テスト前だけど、わたし、ぜんっぜん やってない!どうしよう」
「もう 無理!今回のテストはノー勉でいく!」
「きゃはははは!勉強?してないしてない!ずっとLINEだよ~」
もしもし、あなたは友だちのこういう言葉を「うのみ」にしているのですか。
うのみ=鵜呑み
鵜(う)が魚を噛まずに丸飲みする様子から、人の話や情報をよく考えずにそのまま受け入れることを指します。
やってな~~い!きゃはははの友人がなぜ テストごとに良い点数を取れるのか不思議に思っていますか?
もしもし、あの・・・その友だちは、嘘をついています。
「やっていな~~~い」という人ほど、やってます。何を?勉強をです。
上は女子口調で書きましたが男子も一緒ですよ。
「俺、ぜんっぜん無理だ、今回のテスト、マジ赤点だろうな!
「テスト前まで部活があるから、ヤバいよ今回!」
「テストで人生決まるわけじゃないだろ、ふん。俺はいいんだよ」
私も不思議なのですが、
勉強をあまりやっていない人は、
「え、俺やってるよ」
と言います。
いい感じの「あまのじゃく現象」ですな。
さて、前置きはこの辺にして、本題です。
テーマは
「僕は(私は)やっているよ! でも 周りはもっとやっています。」であります。
周りはもっとやっていますの部分です。
受験学年の人もそうじゃない人も冷静に入試日程から今を逆算してみてほしいのです。
中学受験!? ⇒ 12月頭から試験です ⇒ ラスト1か月は総合的な仕上げなので、今年の10月までにはどんなに遅れても仕上げます。
実際・・・・9月の模試から「全範囲」なのですよ・・・・。
高校受験!? ⇒ 私立だったら1月半ば、公立は2月半ば ⇒ やはりラスト1か月は最低でも総合演習に時間を割きましょう。
実際・・・・10月の模試から内容は鬼畜ですよ・・・・。
大学受験!? ⇒ 総合型選抜なら遅くとも2年から準備、推薦なら1年から全12回の考査が入試だと思わないと! 一般受験であれば、1年からふっ飛ばしていきないと!
ということで、言わずもがな3年になって大慌ての人が全体の8割です。
ここ、本当にどうにかしないとマズイですよね。
上位校とか、中堅校とか、最初はその学校レベルがどの程度なのか、模試を受けてみないと偏差値も見えないし、わからない部分があるのですよね。
でもひとたび模試を受けたら
「うわ、このままじゃマズイかも」って1000人いたら800人は思いますし、思ってほしいですし、思うべきです。
模試の結果が出ました
「うはははは、これってあくまで 模試だし、模試だし~」っていう軽い感覚で流せるなら、模試はお金がかかっているので、受けるのがもったいないような気がします。
模試の結果が出たら、
・平均点はどうだったのか
・自分の点数は
・偏差値は
・教科ごとの偏差値は
・どんな傾向の問題で間違えたのか
・自分の弱点は何か
とお金をかけた分だけ、しっかりと分析をしたほうが得だと思うのです。
また、模試を制作する会社さんは、やっぱりしっかりと近年傾向とか入試の出題の特性を研究して作ってくれているので、模試そのものがいい教材になりますよね。
もったいないです!
テスト後の取組みによっても 将来の差が大きく出るように思いませんか。
周りはもっとやっている
これが事実かどうかなんて、実はどうでもいいのです。
実態を精査するのはアバウトな「やっている」「やっていない」であっても嘘をつく人がたくさんいるので意味がないのですね。
でも
要するに、そういう感覚じゃなければ厳しい入試戦線を切り抜けて合格を手にするのは難しいのではありませんか?ということです。
ここまでのことをやってきた!だからもう大丈夫!と言い切れる根拠は誰にもないのですね。
ではせめて、スタートは早めに切りましょう!
「もっと早くやっておけばよかった」
この言葉、私、今までどのぐらい聞いただろう・・・・・・
過去の人たちは、このように後悔していることは、すでに億、何十億という単位で刻まれています。
だから
先んずれば うんぬんとか
先手必勝 だとか
そんな古の言葉があるのです。






