城南コベッツ東船橋教室

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東船橋教室のメッセージ

偏差値を上げることは簡単ではありません。何が必要か・・・それは学習に真剣に取り組むべき「〇〇」です

2025.08.05

偏差値を上げるために 必要なもの.png

偏差値を10上げるためのメソッド

偏差値を10上げることは決して簡単ではありませんが、戦略的に学習を進めることで十分に可能です。

1. 徹底的な現状分析と目標設定

まずは、現在の自分の学力、得意科目・苦手科目を正確に把握しましょう。模試の結果を詳細に分析し、どの分野で失点しているのか、なぜ失点したのかを明確にします。その上で、具体的な目標偏差値と、それを達成するための各科目の目標偏差値を設定します。目標が明確であればあるほど、学習計画も立てやすくなります。

2. 基礎の徹底と弱点克服

偏差値が伸び悩む大きな原因の一つは、基礎力の不足です。応用問題に手を出す前に、教科書レベルの基礎事項を完璧に理解し、定着させることが最優先です。特に、苦手科目や頻繁に失点する分野については、時間をかけて基礎から丁寧に復習しましょう。

  • 問題集の反復: 一つの問題集を完璧にするまで繰り返すことが重要です。間違えた問題には印をつけ、解けるようになるまで何度も復習しましょう。

  • アウトプットの重視: インプットだけでなく、問題を解く、説明するなど、アウトプットを通じて知識を定着させることが大切です。

3. 効率的な学習計画の立案と実行

目標設定ができたら、それを達成するための具体的な学習計画を立てます。

  • 短期・中期・長期計画: 志望校合格までの長期計画、月ごとの中期計画、週ごとの短期計画、そして日々の学習計画を立てます。

  • 優先順位の設定: 苦手科目や配点の高い科目を優先的に学習するなど、効率を意識した計画を立てましょう。

  • 隙間時間の活用: 通学時間や休憩時間など、ちょっとした隙間時間も有効活用しましょう。

  • 計画の見直し: 計画は一度立てたら終わりではありません。進捗状況に合わせて柔軟に見直しを行いましょう。

4. 過去問の正しい活用

志望校の過去問は、最も重要な教材の一つです。但し過去問は解くことが最終目的ではなく、「活用すること」が重要です。

解くことと、活用することの意味の違いは、聡明な読者であればわかると思います。

  • 出題傾向の把握: 過去問を解くことで、志望校の出題傾向、問題形式、時間配分などを把握できます。

  • 時間配分の練習: 実際の試験時間を意識して過去問を解き、時間配分の感覚を養いましょう。

  • 弱点分析と対策: 過去問で間違えた問題は、徹底的に復習し、関連する分野の知識を強化しましょう。

5. 質の高い睡眠と適度な休憩

長時間勉強するだけでなく、質の高い睡眠と適度な休憩も学習効率を高める上で重要です。脳を休ませ、記憶を定着させるためにも、睡眠時間を削ってまで勉強するのは避けましょう。また、集中力が低下したら、気分転換に軽い運動をしたり、趣味の時間に充てるなど、リフレッシュすることも大切です。






さて、続いて、「偏差値を上げるため」という具体的な話になりますが、結論から言いますと、偏差値を上げるために必要なのは「学習時間」です。

学習時間が伴わずに偏差値だけを上げるのは、どうでしょう・・・・

色んな言い方がありますが・・・

★夢まぼろしのごときなり

★ファンタジーな漫画、映画、ドラマの世界

★それはきっと魔法か何か

★模試結果で見た偏差値の数字を見間違え(または他人のを自分のだと思い込んだ)

★図々しい



偏差値を1上げるのに必要な学習時間

偏差値を1上げるのに必要な学習時間は、現在の学力、目標とする偏差値、そして個人の学習効率によって大きく異なります。しかし、一般的な目安として以下のように考えることができます。

  • 基礎段階(偏差値40〜50台): この段階では、基礎的な知識の習得が中心となるため、比較的短期間で偏差値が上がりやすい傾向があります。1日2〜3時間、数週間〜1ヶ月程度の集中的な学習で、偏差値を1〜2程度上げられる可能性があります。

  • 応用段階(偏差値50〜60台): 基礎が固まり、応用問題に取り組む段階では、一つの壁にぶつかることが多くなります。1日3〜5時間、1ヶ月〜2ヶ月程度の継続的な学習で、偏差値を1上げるのが目安となるでしょう。

  • 発展段階(偏差値60台以上): 最難関レベルを目指す場合、偏差値1を上げるのは非常に困難になります。細かい知識の穴を埋めたり、思考力を鍛える必要があるため、1日5時間以上、数ヶ月単位の学習が必要となることも珍しくありません。

これはあくまで目安であり、苦手科目の克服や、特定の単元に絞った学習であれば、より短期間で効果が出ることもあります。重要なのは、漫然と時間を費やすのではなく、「何を」「どのように」学ぶかを意識した質の高い学習を行うことです。


偏差値を10上げるという目標は、決して楽な道ではありません。


偏差値を上げることが難しい・・・その意味とは?

それは、

①受けるテストによって難易度が違う、つまり平均点が違うから

点数と偏差値は全く意味合いが異なります。

例えば、5教科のテストで満点は500点。平均点は250点のテストがあったならば、自分の点数が250点でれば、偏差値は50ということです。

偏差値を考えるときには、最初に「平均点付近の点数=偏差値50」ということを覚えておきましょう。

②自分が点数が上がるときに、他人も点数が上がるから

これは、テストの難易度絡みでも言えることですし、時期的な経過でも言えることです。

テストの難易度というのは、自分にとって簡単ならば、他のみんなも大方簡単と感じます。ですから、自分が点数を取れたとしても他のみんなも点数が取れれば、偏差値は上がりません。

もっと言えば、みんなは点数が取れていたのに、自分の点数が取れていなければ、自分の偏差値は下がります。

また、時期的な経過について言えば、

受験生になって、春の学習開始時と、夏、秋、冬と時間経過したときを考えれば、何となくわかると思いますが、後半のほうがレベルが上がっているはずです。

自分だけがレベルアップ・・・そんな虫のいい話があればいいのですが、あるはずないです。


大人の人もそう、子どももそう。

例えば資格試験であったり、検定試験であったり、入試であったり・・・そういう試験っていうのは、自分だけが努力するわけではなく、その試験に向かう人、合格したいという気持ちがある人は、合格するために努力をします。

従って、

以下のことが安心材料にはならないのです。


・今までけっこう頑張った

・春、夏と鬼のように頑張った

・遊びを我慢して頑張った

・頑張って頑張って頑張った


なぜか、わかりますか。

これは、受験生なら ふつう だからです。

そして、学問の世界でもスポーツ、ビジネスの世界でも油断したらあっという間にそれまでの優位性など飛んでしまうものです。

自分が努力をしているよりも 
遥かに多く努力している人が


いないと言い切れますか。


まずは現状を正確に把握し、具体的な計画を立て、それを継続して実行すること!!

そうすれば必ず目標を達成できます。諦めずに、一歩一歩着実に進んでいきましょう。