東船橋教室のメッセージ
~お盆やすみをいただいております~ 8月13日(水)
2025.08.13

2025年8月13日(水)
おはようございます!
憧れの作家は、筒井康隆さん。
この人の発想力はすごいですよね。電脳筒井線は今でも脳裏に焼き付いているとんでもない試みのその背景を示した本です。
何となく激しさを持っている人なんだろうなと想像がつきます。
パソコン通信時代の内容で読者参加型です。すごいです!
筒井さんの作品で誰でも知っているのは、
「時をかける少女」「パプリカ」あたりでしょうか。
希代の作家ですよね。
京極夏彦さん。
すでに京極さんの小説は9割は読破しています。これはかつて講師が面白いですよと勧めてくれたものです。存在は知っていましたが、あの分厚さを見て尻後りみしていた過去があります。読み始めると1000ページでもけっこうサッと読めるのは、物語にぐいぐい引っ張られるからでしょうね。登場人物で好きなのは、榎木津礼二郎です。
日本人離れした美形なのにめちゃくちゃ喧嘩が強く、自分以外をシモベ扱いするけれど、どこか優しさがあるという、なんとも言えないキャラクターです。
森見登美彦さん。
コロナで死にそうになっていたときに、森見さんの小説に癒されました。そして文体が優しくて、京都に住みたくなります。ドタバタ劇に至るまでに登場人物の面白いやり取りにニヤニヤしてしまいます。
たいていの主人公はきっと、森見さん自身のことなのかなぁと想像したりしています。
超絶的に崇め奉るのは当然、夏目漱石です。
すでに全冊読んでいますが、片時も離せないのは「吾輩」です。注釈だけでもかなりのページを割いているのですが、もう何回だろう7回ぐらい?読んでいます。
まだまだ足りないですね。
登場人物で好きなのは、迷亭です。
特に迷亭が蕎麦を食べるシーンは、すぐにでも自分も蕎麦を食べたくなるぐらいです。
「吾輩」は全体が落語っぽいノリですよね。
漱石のすごいのは、その描写力です。
誰もまねできない・・・あの精緻で、頭の中で細かい映像がでてくる描写。
天才ですよね!
どうやってあれだけの語彙力を稼働させて小説をつくるのでしょう。







