城南コベッツ東船橋教室

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東船橋教室のメッセージ

「脱偏差値」がもたらす中学受験の多様化 ★しかし大どんでん返しの実態を知る記事★

2025.09.06

中学受験における英語選択入試 受験者数推移.png
おはようございます。

東船橋のチャッキー越えホラーも書けるラノベ小説家です。
さて、今回は中学受験についての内容ですので、小学生向けの記事です。
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はじめに上のグラフをご覧ください。
これは、2014年以降の中学受験における「英語入試 受験者数推移」です。少なくとも増えているなぁ~とわかりますね。

これは、

・2025年以降 大学入試の改革がますます進むことが確定しているから
・今の子供たちが社会に出るころには、さらにグローバル化時代が進むから
・小さいころから英語をやらせていたので、英語が得意だから

という小学生の保護者様たちの思いと、世の中の変化がマッチした形になっているということです。

この変化は、教科、科目上のことですが、実は中学受験は中身そのものも大きく変化しています。

かつての中学受験は、偏差値という一つの物差しで測られる競争でした。しかし、近年、その状況は大きく変わりつつあります。

多くの学校が、学力だけでは測れない生徒の個性や才能を評価する「脱偏差値」の入試を導入し、受験生や保護者の選択肢を広げています。

これにより、中学受験は単なる学力競争から、子どもに合った学校を選ぶためのプロセスへと進化しているのです。


変わる入試、広がる可能性

従来の入試は、国語、算数、理科、社会の4科目の筆記試験が中心で、会場模試で算出される偏差値が合否の大きな目安でした。

「でした」というと過去内容となってしまいますのですので、誤解ないよう、微妙に修正します。

大きな目安であり、確かに今も偏差値は重要です。(★ここ重要、本当に)

しかし、現在では、学校独自のユニークな入試が増えています。

例えば、論理的な思考力や表現力を問う「思考力入試」や、与えられたテーマについてグループで議論する「グループワーク入試」は、単なる知識の暗記だけでは対応できません。また、プレゼンテーションや面接、作品提出などを通じて、生徒の興味や才能を評価する「自己推薦型入試」を導入する学校も増えています。


これらの入試形式は、従来のペーパーテストでは測れない、コミュニケーション能力や問題解決能力、協調性といった非認知能力を評価する目的があります。

こうした入試の多様化は、受験生にとって大きなメリットをもたらします。自分の得意なことや好きなことを活かして受験できるため、画一的な勉強に縛られる必要がなくなります。

たとえば、理科が好きで実験が得意な子は「理科実験入試」に挑戦したり、読書が好きで文章を書くのが得意な子は「表現力入試」に挑戦したりと、得意を武器にできるチャンスが広がっています。



偏差値から「適性」へ

「脱偏差値」の流れは、学校選びの基準にも変化をもたらしています。

偏差値はあくまで一つの指標であり、その学校の教育理念や校風、生徒の雰囲気までを反映しているわけではありません。近年、多くの保護者が、偏差値だけでなく、「その学校が子どもに合っているか」という「適性」を重視するようになっています。

たとえば、国際的な感覚を養いたいと考える家庭は、語学教育に力を入れている学校や、帰国子女向けの入試がある学校を選びます。

また、プログラミングやAI教育に熱心な学校、スポーツや芸術に力を入れている学校など、それぞれの学校が持つ特色に注目が集まっています。


これは、将来の社会が、知識の量だけでなく、多様な視点や柔軟な発想、そして協働する力を求めるようになっていることと無関係ではありません。詰め込み式の勉強で高い偏差値を得るよりも、子どもが興味を持てる分野を深め、自分らしさを育む教育環境を求める家庭が増えているのです。



中学受験の新たな景色

「脱偏差値」の時代は、中学受験のあり方そのものにも影響を与えています。

子どもたちは、自分の興味や得意なこと、将来の夢を考えながら、それぞれの目標に向かって準備を進めます。学校側も、多様な個性を持つ生徒を受け入れることで、より豊かな学校コミュニティを築くことができます。

この新しい流れは、中学受験が「生き残りをかけた競争」ではなく、「自分に合った未来を探す旅」へと変わっていくかのような感覚です。

偏差値に縛られず、子どもが本当に輝ける場所を見つけ出すことが、これからの受験の鍵となるでしょう。


中学受験の多様化は、私たちに「教育の本質とは何か」を問いかけています。それは、単に知識を詰め込むことではなく、子ども一人ひとりの個性を尊重し、その可能性を最大限に引き出すことではないでしょうか。

「脱偏差値」の時代は、子どもたちにとって、自分らしい学び方や生き方を見つけるための絶好の機会です。親もまた、偏差値という呪縛から解放され、子どもの個性と真正面から向き合うチャンスを得ています。

この変化を前向きにとらえ、子どもにとって最適な選択をすることこそ、これからの時代の中学受験の姿なのかもしれません。


。。。。。と、なんだかカッコつけて書いてみました。

でも実際は、冒頭に軽く修正したように

偏差値 重要です。

脱偏差値になっているのは、ネームバリューが不足しているため受験者数を稼ぎたいという私立側の意向がバリバリ多いです。

少なくとも、上記の部分はメディア向けのきれいな物言いであり、

実際は、偏差値ガチガチで稼がないと中学受験でサクッと合格は・・・ないです。

厳しい世界ですが、その負荷を超えていかないと、中学受験というどちらかというと小学生の中でも学力的に優秀な子供たちが狙う世界がゆえ、

そこに甘えや妥協は一切通用しない、これが現実です。

それと、冒頭に述べた英語に関してですが、

中学受験の英語は簡単です。

がゆえに差が出ないので、やはり4科目受験を軸に考えていったほうが吉ですね。差が出ないテストでは、ぶち抜けないので、多くのお子さんが難儀する可能性がある、「算数」を第一にして、次が「国語」です。

そして、複数校受験で4科目受験の対策を立てる!

現時点ではこれが王道です。