東船橋教室のメッセージ
算数(数学)が得意な生徒、数学の先生はみんな〇〇〇を書くんだ!!
2025.10.02

おはようございます。
東船橋のαβガンバ船橋です。
今まで幾度となくこのテーマは取り上げて参りましたが、10月からの後半戦、小学生の算数、中高生の数学は難しさが増してくるので、再度基本に立ち返る意味で、重要な論点をお送りいたします。
題して、
算数(数学)が得意な生徒、数学の先生はみんな〇〇〇を書くんだ!!
〇〇〇の中は、上記画像でも示しましたように「途中式」となります。
この部分だけを聞くと、いまいちピント来ないと思いますが、実際に・・・算数、数学が得意な子たちが問題を解いているシーンを見ますと、やはり途中式がしっかりと書けていて、イコールの位置がそろっています。
中には簡易計算でしたら、暗算でパパッと答えられる子もいますが、それが正確であれば問題ありません。
でもだんだんと学年が進んでいくと、やはり途中式をしっかりと書いて解いたほうが正答率が上がることに気づいてくれると思います。
例えば、中学であれば初期段階に、
・カッコの外し方
・移項をした際の符号チェンジ
・分数が絡む式
・小数が絡む式
・四則演算で少し複雑化した式
などに出くわします。
計算だから、それはパーフェクトに正答してほしいところですが、ちょっとした見間違えとか、ちょっとした勘違いでミスが生じます。
このちょっとしたミス・・・ケアレスミスをなくしていきたい!
これが算数や数学を指導する講師たちの思いの一つと言えます。
人間ですから、だれでもちょっとした間違いはあるのですが、解法はわかっている、計算の手順もわかっている、でも間違えてしまった・・ということで2点、3点、5点と失点するよりもスッキリ正答出来ていたほうが気分もいいですよね。
たいていのテストでは、最初に計算分野が出題されます。
この計算、たかが計算ではなく、されど計算なのです。
例えば中学受験とかで徹底して計算練習をしていく理由、また私立中学に入った後も複雑な計算をたくさん練習していく理由、それは「計算」は数学の大元であり、重要であるからです。
文章題があって、立式が出来ていても 最後の計算でミスがあれば、非常にもったいないですよね。
ですから計算は完璧に正答したい!ということなのです。
算数(数学)が得意な生徒たち、数学の講師たちに共通しているのは、やはり式を丁寧に書いている点です。途中式ですね。
最終的に答えが合ってればいいじゃないか!
この気持ちはわかるのですが、
では、最終的に答えが間違っていたらどうなんだ?という話になってしまい、妙な水かけ論になりますので、敢えて反論なしでお願いします。
途中経過がしっかりと途中式として書かれていて、順当に答えが導き出されていることを理想とします。何故なら、小学校、中学などで登場する計算式は、まぁ、中にはヤバいぐらいの複雑なものもあるとは思いますが、やってみたら実際はそうでもないです。
でも高校になってくると、一足飛びに解答に結び付けられるものではありません。
途中式は必須!
そのクセを今のうちにつけておきましょう。
なんだかんだ言っても、途中式をしっかりと書いたほうが万が一ミスが出ても、どこで間違えたのか、発見も早いです。
もし、筆算の足跡も残っているのであれば、もっと早いでしょう。
算数(数学)では途中式を書く!!
これは決して小さいことではありません。






