東船橋教室のメッセージ
中学受験の成否を握る鍵:まずは算数!得意であろうが、学校で満点であろうが、中受ならまずは算数!
2025.10.14

本日は、
『中学受験の成否を握る鍵:まずは算数!』というテーマでお送りいたします。
はじめに、2025年10月13日(祝・月)に実施されたしゅともしの合判模試の算数の問題、大問9をご覧ください。
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※【出典:首都圏模試:しゅともし2025年10月13日(祝・月)実施の6年生向け 合判模試算数の大問9】
これに続く(1)(2)(3)と問題があるのですが、実施されたばかりの首都模試ですので、さすがに全部載せたらまずいかなと思いましたので、本文のみ拝借してUPしました。
こういう水槽の問題では、右側にあるような直線グラフから推察のとおり、「関数」の問題です。直線が途中で折れ曲がっていますよね。
これがいわゆる「グラフの傾きが変化する問題」ということになります。
いかがでしょう。
例えば、今、小学6年生のお子さんがご家族でいて、
「だいたいうちの子は算数は満点か・・・90点以上ですね」という子がいらっしゃいましたら、この類の問題を解いてもらってみてください。
サクサクッと じゃがりこを頬張りながら、鼻歌交じりで解けたら素晴らしいです!
そして、解けなくても決して「なんで!?」と叱らないでください。
多分、解けないので大丈夫です。
では、本題です。
中学受験を目指す皆さん、そして保護者の皆様。志望校合格という目標に向かう道のりで、「まずは算数!」何はなくても算数、1,2があってもなくても算数、算数が得意であろうが何だろうが算数、学校のテストで100点しかとってないですよ~という子であろうが何だろうが、算数。
はい、これが結論です。
算数は、得意・不得意に関わらず、また学校のテストで満点を取れていようとも、中学受験における最重要科目であり、合否を分けるカギとなります。
算数が最重要科目である理由
1. 高い配点と得点差
多くの難関校・上位校では、算数の配点が他の科目に比べて高く設定される傾向にあります。
一般的に、入試全体で3〜4割もの配点を占める学校も珍しくなく、算数の出来がそのまま合否に直結します。
さらに、算数は知識量だけでなく、応用力と論理的思考力が問われるため、得意な受験生と苦手な受験生との間で得点差がつきやすい科目です。
特に全国的な難関校のデータを見ると、合否の明暗は算数で分かれていることが明らかになっています。他の科目で多少のアドバンテージがあっても、算数の失点を挽回するのは至難の業です。
2. 求められる「思考力」
中学受験の算数では、小学校で習う範囲を超えた特殊な解法(つるかめ算、旅人算など)や、複数の単元・概念を組み合わせた応用問題が多く出題されます。
単に公式を暗記しているだけでは解けず、問題文を分析し、最適な解法を自分で考えて導き出す柔軟な発想力と思考力が求められます。
これは、昨今の大学入試改革の流れとも連動しており、「思考力を試す試験」へと移行している中学受験において、未知の問題にアプローチし解決する能力を養うのに最適なのが算数なのです。
3. 他教科への影響
算数の学習を通じて培われる論理的な思考力や正確な情報整理能力は、他の科目にも良い影響を与えます。
特に理科の計算問題や、長文化する国語の問題文を正確に読み解く力、図や表と文章を照らし合わせる複線型読解にも役立ちます。
これこれこういう理由だから、こういう事例がわんさかあるので・・・・
実際の実例を見るとこうなっているので・・・・というプロセスとどうあっても理解納得が必然ホシイという場合を除き、この結論を是非信じてください。
もう、理由は一つです。
算数の出来が最も左右します
小学校で習っている算数では通用しません
ですから、まずは算数です。
逆転の発想をしますと、
中学受験向けの算数学習をしている子は、中学3年、高校1年ぐらいまでの学習領域としてとらえれば、将来何も怖くありません。
算数は ぶっ飛ぶぐらいに得意にしておいて吉であります。






