東船橋教室のメッセージ
中学受験 12月1日入試までの一か月 判定は絶対に鵜呑みいしない!
2025.10.28

おはようございます。
秋晴れの良い天気です!
本日のテーマは「中学受験」に関してです。
中学受験:12月1日入試までの一か月、判定は絶対に鵜呑みにしない!
いよいよ12月。
中学受験の1日入試まで、残すところ一か月を切りました。
この最終局面で、最も心に留めておいてほしいのは、「模試の判定結果は絶対に鵜呑みにしない」ということです。
この時期の模試は、過去問対策や直前の弱点把握のために非常に有用ですが、その「合否判定」はあくまで一つの目安に過ぎません。
特に、秋以降の判定は、受験生の心理に大きな影響を与えがちです。
しかし、
その結果に一喜一憂するのではなく、残された時間をどう使い切るかに集中することこそが、合格への一番の近道です。
なぜ判定を鵜呑みにしてはいけないのか?
1.判定は「過去」のデータ
模試の判定は、その模試を受けた時点での成績をもとに算出されています。
つまり、それは過去の結果でしかないのです。
入試本番までの一か月で、受験生は驚くほど成長します。特にこの時期は、弱点補強が劇的に効果を発揮する時期です。
E判定でも最後の追い込みで合格を掴む受験生は毎年大勢いますし、逆にA判定でも油断から足元をすくわれるケースもあります。
2.模試と本番は「別物」
模試と志望校の入試問題は、形式も難易度も傾向も異なります。特に、志望校の過去問を徹底的に分析し、その学校に特化した対策を積んでいる受験生は、模試の成績以上の実力を本番で発揮することが可能です。判定が悪くても、「志望校の過去問で合格最低点に届いているか」という事実のほうが、この時期ははるかに重要です。
残り一か月の「必勝」戦略
1.過去問の徹底分析と復習
この一か月は、過去問の精度を極限まで高めることに尽きます。
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採点ミス・計算ミスの洗い出し: 解き終わった過去問は、間違えた問題だけでなく、正解した問題でも「たまたま合っていた」ものを徹底的に見直しましょう。
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「できる問題」の確実な得点化: 難問にこだわりすぎず、頻出で得点源となる単元や、解けるはずだった簡単なミスをなくすことが、合格への最短距離です。
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時間配分のシミュレーション: 本番と同じ時間割で実施し、どの問題にどれだけ時間を割くべきかを身体で覚え込みましょう。
2.弱点単元の「穴埋め」
「苦手だから捨てる」という選択肢はまだ早すぎます。ただし、全範囲を復習する必要はありません。
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過去問で頻出している弱点: 志望校の過去問で繰り返し間違える分野は、最後の砦として集中的に対策します。
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基礎知識の確認: 特に社会や理科の暗記分野、算数の公式など、「知っていれば解ける」問題を抜け漏れなく確認します。
3.心身のコンディション管理
受験は体力勝負です。体調を崩しては元も子もありません。
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生活リズムの確立: 入試本番に合わせて、朝型の生活に切り替えましょう。試験開始時刻には頭が最も冴えている状態を目指します。
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質の高い睡眠: 睡眠時間を削って勉強しても、記憶の定着は悪くなります。午後11時には就寝し、十分な睡眠時間を確保することが最優先です。
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感染症対策: マスク、手洗い、うがいは徹底し、人混みを避けて万全の体調で当日を迎えましょう。
保護者の方へ:最大の「味方」でいてください
受験生が最も不安なこの時期、保護者の方は「揺るぎないサポーター」であることが重要です。
模試の結果が悪くても、決して責めたり、不安を口にしたりしないでください。親の不安は子どもの心にダイレクトに伝わります。「これまで努力してきたことに自信を持っていい」「あなたは大丈夫」という、絶対的な肯定のメッセージを伝え続けてください。
判定に振り回されず、「自分は合格できる」と信じ抜く力こそが、この一か月の最大の武器です。受験生、保護者の方、ともに力を合わせ、最高の準備で12月1日のスタートダッシュを切りましょう!






