東船橋教室のメッセージ
弱点は文章題と図形の問題・・・という子がとても多いです。だったらこれを強化したら無双!!
2025.11.17
おはようございます。
東船橋の クイズタイムショクです。
今日は、算数苦手の2大要素についてです。
はじめに、こちらの展開図を見てみましょう。↓ ↓ ↓

※出典:これは、首都圏模試センターの小6第5回合判模試(2025年11月9日実施)の大問9です。
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次の図は、ある立体の展てん開かい図ずです。これについて、後の問いに答えなさい。
(1) この展開図を組み立てたときにできる立体の体積は何cm3ですか。
最初に体積ですね。
こちらの正答率は4.4%
(2) この展開図を組み立てたときにできる立体の表面積は何cm2ですか。
続いて表面積の問題です。
こちらの正答率は、0.7%です。
どちらもかなり低い正答率となっています。
ところで、この展開図・・・組み立てたときには、どんな立体になるのか想像つきますか。
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算数の成績を大きく左右するのは、どうやら「文章題」と「図形の問題」のようです。
多くの子どもたちがこの二つを弱点として挙げます。
しかし、見方を変えれば、ここにこそ成績を飛躍させる最大のチャンスが眠っています。
この弱点を克服し、得意分野に変えることができれば、まさに「算数無双」への道が開かれるのです!
文章題攻略の鍵は「イメージの視覚化」
文章題が苦手な子の多くは、「問題文を読んで、頭の中で状況を正しくイメージする」ことに苦労しています。数式を立てる以前の、「何を問われているのか」、「どんな状況なのか」の理解が曖昧なのです。
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ステップ1:徹底的な「図・絵・線分図」への変換
いきなり式を立てようとせず、まずは問題文を読んで図や絵、線分図、面積図などに書き出す練習を徹底しましょう。この「視覚化」の作業を習慣づけることで、「抽象的な言葉」が「具体的なイメージ」に変わり、必要な情報や求めるべきものが明確になります。お絵描きのつもりで、「このケーキは何個入っている箱だ」と、イラストで描いてみても良いでしょう。 -
ステップ2:言葉による「説明力」の強化
式ができた後や、間違えた問題については、「なぜこの式になったのか」を自分の言葉で説明させましょう。「この『÷4』は何を意味しているの?」と問うことで、「一つあたりの量」や「全体の量」などの概念が整理され、論理的な思考力が養われます。これは読解力のトレーニングにもつながります。
図形問題克服の秘訣は「体感と補助線」
図形問題は、「空間認識能力」と「図形の性質」の知識が問われます。公式を覚えるだけでは通用しません。
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ステップ1:具体的な「量感」と「体験」の積み重ね
低学年のうちから、おもちゃのブロックや粘土、方眼紙を使って実際に立体を作ったり、展開図を組み立てたりする体験を積ませましょう。長さやかさを測る「測定領域」の学習も、図形を理解する土台となります。料理を一緒に作るなど、身の回りのものを比べる経験も「量感」を養います。 -
ステップ2:「補助線」を引く練習
中学受験レベルになると、補助線なしには解けない問題が多数出てきます。闇雲に線を引くのではなく、「ここに補助線を引けば、知っている合同や相似の形が見えるはずだ」という意図を持って引く練習が必要です。また、長さや角度、等しい部分を問題の図に書き込む作業は、情報を整理し、解答への道筋を見つけるための必須スキルです。3色以上の色鉛筆を使って、補助線や情報を色分けするのも効果的です。
弱点を克服すれば、算数は得意科目に!
文章題と図形問題は、算数の中でも「考える力」と「発想力」が試される分野です。
これらを強化することは、単に点数を上げること以上の意味を持ちます。
それは、物事を論理的に捉え、解決策を導き出すという、将来役立つ「思考の基礎体力」を身につけることに他なりません。
弱点だからと敬遠せず、「視覚化」と「体験」を軸に一歩ずつ取り組んでみてください。
これこそが、算数を安定した得点源に変え、他の受験生をリードする「無双」の状態へと導く最短ルートです!
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城南コベッツ東船橋教室で学ばれている小学生は、学校補習型の子も中学受験の子も、実は全員が「算数」を教科選択されています。
特に小学4年(5年)ぐらいからの算数は、下手すると保護者様も
「あれ?これってどうやるんだっけ?」となってしまう単元もけっこう多く出てきます。
例えば
・帯分数を仮分数(直し方)
・単位(リットル、デシリットル、ミリリットルなど)
・小数の割り算の筆算
・小問集合で出てくる、文章題
・分数と小数が混じった計算
などなど。
これ、間違ったやり方を教えてしまうと・・・・
わかりますよね。






