東船橋教室のメッセージ
子どもの学習力は小学生でだいたい決まる(絶対ではないですが):基礎学力と学習習慣の構築の重要性
2025.12.17

子どもの将来の学習成果や知的好奇心の土台は、小学校時代に形成されると言っても過言ではありません。
しかし、その時期を逸してしまったらダメなのか?というと全くそうではありません。
子どもたちの能力は個別でみるべきであり、十把一絡げで決めつけることはできません。
ただし、少なくともこの時期に培われる基礎学力と学習習慣が、中学以降の難易度の高い学習内容を理解し、主体的に学ぶ力を大きく左右する、、、という点においては、認めざるを得ないシーンが多いです。
小学校時代が学習の土台となる理由
小学校の学習内容を一つ一つ精査していくと、よく考えられているなぁと感心します。
それらの学習すべき内容は、単元名、順番に至るまで、中学以降のすべての学習の前提となる最も重要な要素で構成されています。
特に、
「読む」「書く」「計算する」といった基本的なスキルは、すべての科目において不可欠です。
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基礎学力の定着:
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国語: 読解力、表現力、語彙力が全ての科目の理解に直結します。算数の文章問題や理科・社会の教科書の内容を正確に把握するためには、国語力が必須です。
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算数: 四則演算や基本的な図形概念は、数学だけでなく、論理的思考力や問題解決能力の基盤となります。この時期に計算の正確さとスピード、そして概念の理解が不十分だと、中学以降の代数や幾何で必ずつまずきます。
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学習に対する態度の形成:
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この時期に「学習は楽しいもの」「努力すれば成果が出る」というポジティブな感覚を身につけることが、自己肯定感と内発的動機づけを高めます。
逆に、ここで学習に苦手意識を持つと、中学以降は「嫌なもの」として避けがちになり、自発的な学習意欲が育ちません。
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決定的な「学習習慣」の確立
学習習慣とは、「いつ」「どこで」「どのように」学ぶかを決める一連のルーティンです。この習慣が、子どもの学習力を決定づける最も重要な要素の一つとなります。
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自己管理能力の育成:
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宿題や課題を「やらなければならないからやる」から「自分の成長のために計画的にやる」という意識に変化させる練習が、小学校時代に始まります。
毎日決まった時間に机に向かう、やるべきことのリストを作る、といった行動を通して、時間管理や計画性といった、社会に出てからも必要なスキルを身につけます。
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集中力の養成:
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小学校低学年から、短時間でも集中して学習に取り組む訓練を積むことで、高学年、そして中学での長時間の授業や自宅学習に耐えうる集中力が養われます。集中力が定着していないと、どれだけ時間をかけても学習内容は身につきません。
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復習の習慣化:
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新しいことを学ぶたびに、必ず前の学習内容を振り返る「復習」の習慣は、知識を定着させ、長期記憶へと移行させる鍵です。この習慣がないと、一時的に理解したつもりでも、すぐに知識は抜け落ちてしまいます。
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保護者の役割:環境の整備と声かけ
子どもの学習力を高めるためには、家庭環境と保護者の関わり方が決定的な影響を与えます。
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学習環境の整備:
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静かで集中できる「自分の学習スペース」を用意することが重要です。このスペースは、学習専用であり、遊びやリラックスの空間と明確に区別されるべきです。
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「プロセス」を褒める声かけ:
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「テストで良い点数を取ったこと」の結果だけを褒めるのではなく、「難しい問題に諦めずに取り組んだ努力」や「毎日欠かさず学習した継続力」といった、学習のプロセスを具体的に評価することが、子どもの学習意欲を支えます。これにより、失敗を恐れずに挑戦し続ける「成長マインドセット」が育まれます。
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好奇心のサポート:
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教科書外の質問や、「なぜ?」という問いかけを大切にし、一緒に調べたり考えたりする時間を持つことで、子どもの知的好奇心を広げます。この好奇心こそが、生涯学習の原動力となります。
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まとめ
子どもの学習力は、中学受験の有無にかかわらず、小学校時代に定着する基礎学力と、自立した学習者となるための学習習慣によって、その方向性が決定づけられます。
この時期に形成された「学ぶ力」は、その後の学業成績だけでなく、社会に出てからの問題解決能力やキャリア形成にも深く関わってきます。
少し大げさかもしれませんが・・・
小学校の6年間は、単なる知識の蓄積期間ではなく、未来の自分を形作る上で最も重要な「学習のOS(オペレーティングシステム)」をインストールする期間であると認識し、
基礎の定着と習慣の構築に力を注ぐことが、子どもの可能性を最大限に引き出す鍵となる!
そのように思います。






