東船橋教室のメッセージ
中学受験 合格事例② 算数と理科の苦手!だった子が今では「リケジョ」になると大変身
2026.02.14

中学受験はドラマがあります。
わずかな期間で変化を遂げることを生徒さんご本人、保護者様、そして私たちも実感できます。今回の事例は、女子生徒さんで、最初のとっかかりはこんな感じでした。
「5年だけれど、中学受験を検討したいのですが間に合いますか?学校の成績は85~100点ですが、算数と理科が苦手です・・・・」
一番最初にお母様と面談させていただいたときの内容です。あれは5年生の夏前でした。
「5年生からでも十分間に合いますよ」
その日のうちに、
・中学受験の最近の傾向
・ここ数年の人気の高まり
・中学受験でこの近隣で受験校として人気にある学校
・中学受験も試験方式が多様化している事実
・中学受験では模試受験は早めに検討されたほうがいいです
このような内容に加えて
・ご本人の普段の学習のようす
・他の習い事状況
・学校での成績状況
・ご本人の性格
などなどもお話しできました。
中学受験の場合には、やはり保護者様から細かい情報を頂くのが一番です。親御さんが知っているお子さんの情報ほどわかりやすいものはないからです。
そんなこんなで
「では頑張っていきましょう!」ということで授業がスタートすることになりました。
初期段階から、「志望校」についての意識は強めにもってもらうため、学校の情報なども保護者様とやり取りしていきました。
お母様もとても熱心な方で、よく調べていらっしゃいましたし、わが子に合う学校、将来性などを含めて丹念に整理しながら、いろいろな角度で学校分析もされていました。
わからないことは、すぐにお伝えくださり、兎に角 お母様とのやり取りは常にお子さんのための内容で、真剣でしたので、私自身も真剣に考え、真剣に回答してまいりました。
ーーーー5年生の夏ーーーー
お母様もご本人も覚悟はされていたと思いますが、夏期講習の季節です。
それまでの夏休みとは違って、やっぱり中学受験に挑戦する5年の夏ですから、学習計画も進行させる必要があります。
5年の夏前からのご入塾で、中学受験合格というコミットメントですから、計画は念入りに組ませていただきました。
カリキュラムですね。
個人的に学習を進行するうえで最も大切なのは、「計画」だと思っています。
これがない状態で、ただ勉強しろー やれー では道しるべがなく、途中いくつも分かれてしまう道を右かなぁ、左かなぁと進むようなものです。
そしてこの計画は、
お母様とかご本人に中学受験するのだから、計画を立ててください・・・というのはあまりも酷ですし、多分まともに計画立案はできないと思います。
そりゃそうです。何も知らないのに計画を立ててくださいは無理でしょう。
なので
・計画立案
・どんなテキストを使うべきか
・授業計画
これは
「私に任せてください」という 形です。そのほうが保護者様の負担を軽減させることができますし、任せてください=責任をもって対応していきますという意思表明ですから、本気モード全開になるのです。
では今回は特別に
まったくもって当時の 本当に使用したカリキュラムの 一部を公開します。(算数のみ)
少し解像度を落として、目を思い切りこらさないとわからないようにしてありますが、でも大方読み取れますよね。
お気づきになられた保護者様。さすがです。
「4年生のテキスト」を使用しているのがわかるでしょうか。
5年生の6月からの学習スタート
↓
7月から夏期講習
↓
(しかし、4年生内容)
↓
9月も4年生内容
こんな計画です。
これで本当に間に合うの?? と心配になりますよね。
間に合うのです。
さりとて、掛け声だけでは間に合いません。掛け声とか 口だけでしたら、それはもう口八丁手八丁の世界ですから、塾としての存在意義はゼロです。
そうはいかないですし、合格しましょう!と言った以上、責任ある計画を立てます。
けっこう頑張っていました。
でも・・・
普段は元気そうでも やっぱり気持ち的に、メンタル的にはきつい場面もあったようです。保護者様からの報告では、ちょっと体調に変化がでて、ストレス症状もあったようです。
一時、学習ペースをダウンしていくことも考えました。
そのことを聞いてからは、塾に来られたときには顔色や状況をよく観察し、授業中も講師との対応で体調判断するようにしていきました。
5年のときは、保護者様もご本人も 初めての中学受験向け学習に慣れるまで、相当大変だったようです。
学校の成績は上位、でも中学受験の学習ははじめてなのですから、これは仕方ないことです。
ところが5年が終わり、6年になると 何となく兆しが見えてきました。
ーーーー6年の時はメンタル無双状態ーーーー
6年の春、そして夏と進んでいきましたが、大きな変化は、メンタルが強靭になってきたことです。
(あれ?5年生のときには、気持ち面ですごく心配したけれど、6年になってかなり強くなったなぁ)
これが私の印象です。
なんといいますか、言われ負けしないのです。
何を言っても
「私は〇〇中学に合格するのです」と言ってました。模試の結果がおぼつかないときも、決して志望校を下げようとはせず
「先生、私は〇〇中学に合格するじゃないですかぁ~ そしたら」
こんな感じで、合格前提のその先の話をよくするようになりました。
〇〇中学の上位コースに合格したいという気持ちが強くあり、その先に未来として、大学は「早稲田大学」などの名前をさらりと挙げるようになってきたのです。
一番驚いたのは、こちらに入塾当初は、算数と理科が苦手だった子なのですが、6年の夏過ぎぐらいには
「算数が一番好きかも」と言うようになり、
実際に目の前で算数を解いてもらったときが さらに驚きでした。
暗算がめちゃくちゃ早いのです。
私が計算機をたたくよりも早い。そんな状態になっていて、
(なんだ、この子 急に覚醒したな・・・・) そんな風に思うようになったのです。
覚醒状態はその後も続き、「勉強が楽しくなってきました」と言うようになりました。これって少々無理やり自分に言い聞かせるように言ってることなのかなと思ったこともありましたが、実際違います。
本気で本当に勉強が楽しそうでした。
普通、模試の前とか受験前とか ド緊張しますよね。しかし、この子は
「楽しみ~~~」と言ってのけました。
そして、どんな状態でも
「私は〇〇中学に行くじゃないですかぁ~~~ そして」
こんな前向きを飛び越えた発言です。
凄いのは、たまに教室を入ったちょっと左側のスペース(生徒の予定表が貼ってあるところ)で、
くにゃくにゃ踊っていました。
私はよくわかりませんが、なんとなく韓国のアイドルグループっぽい踊りでしょうか。くにゃくにゃ踊りをして、うれしそうです。
強靭なメンタルを身にまとい、模試や 教室内の模試、そしてここでの自主学習ととにかく明るく頑張っていました。
夏後の模試は順調でしたが、ちょっとだけ偏差値推移に心配もありました。
ですが、ご本人は絶対に志望校を下げる気持ちはありませんでした。どんな状態でも明るく、「私は〇〇中学に合格して」という内容でしたので。
受験を迎える直前週もとても明るくニコニコしていました。
5年生のときに感じた ちょっと気持ち的に弱い部分もあるかもと思っていた自分は完全に考えを変えることになりました。
「人はいくらでも変われる」ということです。
合格発表の日
塾の前の横断歩道をパタパタパタと走ってくる子が見えました。
その段階で、もうニコニコしているので、結果もわかったのですが、ガラリと扉を開けたとき
「ど、どうだった」と私も少々緊張したのです。
ニコニコ顔が言いました。
「受かりましたああああああ!しかも〇〇コース合格でーーーーす」
第一志望通りのしかも上位コースの合格です。
「うおおおおお、すげーーーーな、おいいいい」 なんだか私も語彙がほとんど消え失せましたが合格の吉報をそんな風に受けました。






