城南コベッツ反町教室

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2021.12.24

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

以前、ピタゴラスについて書きました(こちらをクリック)。ピタゴラスといえば「ピタゴラスの定理」ともいわれる「三平方の定理」ですが、実はこの定理はピタゴラスより1000年も前から活用されていました。

誰が活用していたかというと「バビロニア人」です。バビロニアはイラクの南部当たりの地域をさします。その地域の紀元前2004年から紀元前1595年を「古バビロニア時代」といいます。古バビロニア時代の粘土板に、直角三角形が描かれています。

この直角三角形の辺の比が「5:12:13」と「8:15:17」でした。どちらも三平方の定理を満たす数字の組です。

また別の粘土板には「65:72:97」や「119:120:169」、数字が大きいものでは「12709:13500:18541」が記されていました。

なぜこのような数が必要であったかというと、古バビロニアでは既に土地の所有と売買が行われていたそうです。土地の売買には正確な測量が必要ですので、直角三角形がその助けになっていたようです。同じ時期、日本は縄文時代でしたので、ずいぶんと進んでいますね。

ちなみに、古バビロニアは60進数を使っていました。つまり、1~59までの文字があるということですね。当然、文字には規則性があるのですが、10進数に慣れた私には計算の複雑さに耐えられないかもしれません(笑)。

他にも、代数学では、1次方程式や2次方程式、連立方程式を解けるようになっていたそうです。

他の「数学のはなし」はこちら→クリック

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2021.12.23

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

数日前の新聞に、大学入試共通テスト(共通テスト)の記述式問題を、人工知能(AI)に採点させたという記事がありました。共通テストの答案といっても、もちろん今年1月の本番の試験のものではありません。共通テストは試行調査がされており、その答案を使った調査(AIの採点の精度の調査)になります。

共通テストの答案が約12万件ありました。そのうちの8割を使ってAIに学習させ、そして採点をさせたものです。

手書きなので、まずは文字を認識をする必要があります。その認識にもAIが使われました。そして、認識した文字をまた別のAIが採点するという流れです。

結果は平均して96%が人間の採点と一致したそうです。96%というと、25枚の答案中24枚を正しく採点したということです。が、25枚のうちの1枚は正しく採点できなかったとも言えます。

この数字をどうみればよいかですが、おそらくどの立場であっても、まだ利用できないということだと思います。間違えられる25人中の1人が自分であったら、自分の子供であったら、自分の生徒であったら...と考えると、許せる人はいないと思います。

正しく採点できなかった理由は、「文字を正しく認識できなかった」と「書かれた答えを正しく採点できなかった」の2種類になるはずです。そうすると、前者の「文字を正しく認識できなかった」は、手書きではなくコンピュータ入力の形式のテストにすれば解決しますね。採点についても、まだまだ進化の余地はあるのだと思います。

その昔、センター試験の前身である共通一次試験にマークシート方式が採用されたことに対しは、「鉛筆さえ握れば誰でも正解できる(可能性がある)」などと揶揄されることがありました。揶揄と不正確はレベルの違うお話ですが、そのうちにAIの採点が普通になる日が来るのかもしれません。

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2021.12.22

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

今日12月22日は冬至です。二十四節季の一つですね。以前にも書きましたが、二十四節季の日付は毎年同じではありません。12月21日が冬至になる年もあります。

冬至は一年で最も昼が短く夜が長い日です。今年の場合、横浜市の日の出、日の入りの時間から計算すると、お昼の長さが...と書きかけて、和差算のことを思い出しました。これって、和差算の問題にぴったりですね。

問題:今年の冬至は夜の方が昼よりも4時間28分長かったです。昼と夜の時間をそれぞれ求めなさい。

この和差算は一見すると条件が足りないように感じます。「差」はあるけど「和」がないからです。「昼」と「夜」の「和」が「一日」であることに気が付く必要があります。「和」は問題文の中にこっそりいるわけですね。

それがわかればすぐに解けますね。線分図を使うとわかりやすいです。

答えは、昼の長さが9時間46分、夜の長さが14時間14分です。

明日から段々昼が長くなっていきます。年が明けた1月13日には昼の長さがちょうど10時間になります。寒さはまだ和らぎませんが、昼の長さが長くなると、なんとなくうれしいですね。

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2021.12.21

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

反町教室にはいくつか観葉植物があります。そのうちの一つが「幸福の木」です。正確には「ドラセナ・マッサンゲアナ」という名前で、熱帯地域が原産の木です。

この木の花が、今年も咲きました。

P1010393.JPG

この花、結構匂いがします。教室中が花の匂いになってしまいます。人によって好き嫌いがあるようで、知り合いのクリニックでは切ってしまったそうです。反町教室では、せっかくなのでそのままにしています。

教室にあるものは、枝が3本あります。今までに何度か咲いていますが、いつもどれか一本だけでした。ところが、今年は3本の枝すべてに花が咲きました。

ネットで調べると、この花が咲くのは通常は5~10年に1回らしいですが、この反町教室では、1~2年に一度咲いています。しかも、今年は3本すべて。それほどお世話をしていないので(水をあげているだけなので・笑)、きっと置く場所とかの条件がいいんですね。でも、3本咲いたということは、何かいいことがある前触れかもしれません。

さて、年が明けると受験が本格化します。今度は生徒さんが合格の花を咲かせる季節です。この花を咲かせるのが我々の仕事です。頑張ります。

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2021.12.20

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

今日、12月20日は「デパートの日」です。1904年(明治37年)の今日、東京の日本橋の「三井呉服店」が「三越呉服店」と改称し、日本で初めての「デパート」という形式での営業を開始しました。この「三越呉服店」は現在の「三越」ですね。

ところで、「デパート」という言葉と「百貨店」という言葉がありますね。違いがあるかというと、ありません。2つは同じ意味になります。言い方の違いだけです。

では、「デパート」と「ショッピングセンター」は何が違うのでしょうか?

広い売り場にたくさんの商品を置いて販売しているという点では、デパートとショッピングセンターに違いはないように思います。

ですが、実際にはちゃんとした違いがあります。

デパートは「日本百貨店協会」という団体に加盟しているものを指します。日本百貨店協会のHPにいくと、加盟しているデパートの一覧が掲載されています。神奈川県には10のデパートがあり、そのうち横浜市には7つがあります。ちょっと意外なのは、川崎市には1つもありません。そういえば、川崎駅にあった西武やさいか屋はなくなりましたね。

一方のショッピングセンターですが、こちらにも「日本ショッピングセンター協会」というのがあります。デパートと違うのは、こちらに加盟しなくてもいいことですね。でも、協会による定義はあります。協会のHPには「計画、開発、所有、管理運営される商業・サービス施設の集合体で、駐車場を備えるもの」と書かれています。駐車場のある、いろいろなお店が入っているものがショッピングセンターということですね。

となると、今度は、デパートには定義がないのか?という疑問がでてきます。探してみると、ありました。といっても、協会ではなく、「経済産業省」が定義していました。

「衣・食・住の商品群の販売額がいずれも10%以上70%未満の範囲内にあると同時に、従業者が常時50人以上おり、かつ売り場面積の50%以上において対面販売を行う業態」

つまり、一つの分野に偏らず、従業員はたくさんいて、対面販売をする必要があるということですね。衣料だけ、食品だけではデパートにはなれないということです。

個人的には疑問が一つ解決しました。同じような方がいれば幸いです。

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