夏休みの学習応援シリーズ⑥
秋の英検・漢検・数検に向けて
夏休みから始めたい学習の進め方
夏休みは、学校の授業が進まない分、英検・漢検・数検などの検定学習に取り組みやすい時期です。
「秋の検定に挑戦してみたいけれど、何から始めればよいかわからない」「学校の宿題と両立できるか心配」というお子さまや保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
検定対策は、最初から長時間取り組む必要はありません。 まずは受検する級と現在の理解度を確認し、毎日少しずつ続けられる形をつくることが大切です。
検定学習は、日ごろの勉強を振り返る機会になります
英検・漢検・数検は、合格を目指すことだけが目的ではありません。 学習する範囲が級ごとに整理されているため、これまでに身につけたことと、まだ不安なことを確認する機会になります。
目標となる検定日が決まることで、「いつまでに、何を勉強するか」を考えやすくなることも検定学習のよいところです。
検定に挑戦することで期待できること
得意なことを伸ばす目標ができる、苦手な単元を見直せる、毎日の学習習慣をつくりやすくなるなど、普段の勉強にもつながるきっかけになります。
合格だけを急ぐのではなく、学習を続ける中で「前よりできるようになったこと」を増やしていきましょう。
最初に、受検する級と出題範囲を確認しましょう
検定学習を始める前に確認したいのは、どの級を受検するかということです。
難しい級へ早く進むことだけがよいとは限りません。 現在の学年、学校で学習している内容、これまでの理解度に合った級を選ぶことで、無理なく準備を進めやすくなります。
受検級を考えるときの確認ポイント
- 学校で現在学習している内容
- 前の学年までの内容が身についているか
- 過去問題を見たときに、どの程度解けそうか
- 検定日までに確保できる学習時間
- 本人が無理なく取り組める目標か
受検日や申込方法、出題形式などは、検定の回や受検方法によって異なる場合があります。 受検を決めたら、各検定の公式案内や学校からのお知らせを確認しておきましょう。
英検対策は、単語と短い英文から始めましょう
英検の学習では、単語や熟語、文法、長文読解、リスニングなど、級に応じてさまざまな力が必要になります。
最初から過去問題を一回分すべて解こうとすると、知らない単語が多く、負担に感じることがあります。 まずは出題される単語や基本表現を確認するところから始めてみましょう。
夏休みに取り組みたい英検学習
- 一日に覚える単語数を決める
- 単語を見て、声に出して読む
- 短い英文を日本語と結びつけて確認する
- リスニング問題を短い時間から聞く
- 間違えた問題の単語や表現を見直す
単語学習では、一度で完璧に覚えようとしなくても大丈夫です。 前日に覚えた単語を翌日にもう一度確認するなど、繰り返し触れることが大切です。
リスニングも、聞くだけで終わらず、聞き取れなかった部分の英文を見て、声に出してみましょう。 音と単語を結びつける練習になります。
漢検対策は「読む・書く・意味を知る」を組み合わせましょう
漢検の学習では、漢字の読み書きだけでなく、熟語、送り仮名、同音・同訓異字、部首なども出題されます。
漢字を何度も書くだけでは、意味や使い方がわからないままになることがあります。 読み方と意味、使われ方を一緒に確認すると、覚えやすくなります。
夏休みに取り組みたい漢検学習
- 新しく覚える漢字を少しずつ決める
- 読み方と意味を確認する
- 熟語や短い文の中で使ってみる
- 間違えた漢字だけをまとめて復習する
- 週に一度、覚えた内容を確認する
同じ漢字を一度に何十回も書くよりも、日にちを空けて何度か確認する方が、覚えているかを確かめやすくなります。
書けなかった漢字は、そのまま答えを写して終わりにせず、どの部分を間違えたのかを見てみましょう。 部首や形の似た漢字と結びつけて覚えることも一つの方法です。
数検対策は、計算と苦手単元の確認から始めましょう
数検の学習では、級に応じた計算力と、文章題や図形などの考える力が必要になります。
数学や算数は、前に学習した内容を使って新しい問題を解くことが多いため、苦手な単元をそのままにすると、先の内容でも止まりやすくなります。
夏休みに取り組みたい数検学習
- 基本的な計算を正確に解く
- 途中式を省略せずに書く
- 間違いが多い単元を一つずつ復習する
- 似た問題を続けて解いて考え方を確認する
- 時間を決めて問題を解く練習をする
問題を間違えたときは、答えだけでなく、「計算を間違えたのか」「公式を忘れていたのか」「問題文を読み違えたのか」を確認しましょう。
間違えた理由がわかると、次に取り組むことを決めやすくなります。
最初に過去問題を解き、現在地を確認しましょう
受検する級が決まったら、学習を始める前に過去問題や練習問題を一度解いてみるのがおすすめです。
この段階では、合格点に届くかどうかだけを見る必要はありません。 どの分野ができていて、どの分野で手が止まるのかを確認することが目的です。
最初の問題演習で確認すること
- 時間を気にしすぎず、一度問題を解く
- 丸つけをして、間違えた問題に印をつける
- わからなかった分野を整理する
- 優先して復習する内容を決める
- 一週間分の学習予定をつくる
初めからすべてできなくても問題ありません。 現在の理解度を確認することで、必要な学習を絞り込みやすくなります。
毎日の学習は、短い時間でも続けることが大切です
検定学習では、休日にまとめて何時間も取り組むよりも、短い時間でも繰り返し学習することが大切です。
学校の宿題や部活動、習い事がある場合は、一日の予定に合わせて無理のない時間を決めてみましょう。
学習時間の例
- 朝に英単語を10分確認する
- 昼に漢字を5個練習する
- 夕方に計算問題を2ページ進める
- 夜にその日の間違いを見直す
毎日すべての検定学習を行う必要はありません。 英語の日、漢字の日、数学の日など、曜日によって取り組む内容を分ける方法もあります。
「毎日30分できなかったから続かなかった」と考えるのではなく、10分でも取り組めた日を積み重ねていきましょう。
間違えた問題を残しておくと、復習しやすくなります
問題集を一度解いただけでは、間違えた内容を忘れてしまうことがあります。
間違えた問題に印をつけたり、覚えられなかった単語や漢字を一冊のノートにまとめたりすると、次に復習する内容がわかりやすくなります。
ただし、きれいなノートをつくることが目的にならないようにしましょう。 自分が見直したときに、何を間違えたのかわかる程度で十分です。
夏休み後半は、時間を意識して問題を解きましょう
基本的な知識や苦手単元を確認した後は、少しずつ本番を意識した問題演習へ進みます。
時間を決めて問題を解くと、一つの問題に時間をかけすぎていないか、最後まで解き終えられるかを確認できます。
夏休み後半の進め方
- 本番に近い時間で問題を解く
- 時間内に解けなかった問題を確認する
- 間違えた分野をもう一度復習する
- 数日後に同じ問題を解き直す
- 次の問題演習で変化を確認する
得点だけではなく、前回より解ける問題が増えたか、時間の使い方が変わったかにも注目してみましょう。
保護者の方は、結果だけでなく続けた過程を見てみましょう
検定に向けた学習では、合格できるかどうかが気になることもあると思います。
ただ、毎日少しずつ単語を覚えたこと、苦手な計算を解き直したこと、自分で学習を始めたことも大切な成長です。
こんな声かけがおすすめです
「今日はどこまで進んだ?」
「前よりできるようになったところはある?」
「難しかったところを一緒に整理する?」
「明日は何から始める?」
できなかったことだけを指摘するのではなく、続けられたことや変化を確認することで、次の学習へ向かいやすくなります。
受検を迷っている場合は、まず問題を見てみましょう
「どの級が合っているかわからない」「秋の受検に間に合うか不安」という場合は、まず受検候補の級の問題を見てみましょう。
実際の問題を見ることで、現在の学習内容との違いや、これから必要な準備がわかりやすくなります。
無理に難しい級を選ぶ必要はありません。 一人ひとりの理解度や学習時間に合った目標を決め、安心して取り組める形から始めることが大切です。
検定に向けた学習を、無理なく始めてみませんか
英検・漢検・数検の受検級や学習の進め方についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の理解度や目標を確認しながら、一人ひとりに合った学習方法を一緒に考えていきます。
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