夏休みの学習応援シリーズ⑲
夏休み後半、ここから何を優先する?
残り2週間の学習を整理する3つのポイント
お盆休みが終わり、夏休みもいよいよ後半に入ります。 「思っていたより宿題が残っている」「復習まで手が回っていない」「生活リズムが少し崩れてしまった」と感じているご家庭もあるのではないでしょうか。
ここから大切なのは、前半にできなかったことを全部取り戻そうとすることではありません。 残りの日数を見ながら、今やることを整理し、優先順位を決めることです。
今回は、夏休み後半の学習を無理なく立て直すために確認したい3つのポイントをご紹介します。
夏休み後半は「できなかったこと」より「これから何をするか」を
夏休み前に立てた計画どおりに進まなかったものがあると、「もっとやっておけばよかった」と気になることがあります。
ただ、過ぎた日数を変えることはできません。 今の段階でできることは、残っている課題や復習したい内容を整理し、これからの時間を使いやすくすることです。
まずは今の状況をそのまま確認しましょう
「まだこれだけ残っている」と考えるだけでなく、「ここまでは終わった」「ここからはこれを進める」と分けてみましょう。 今の状態が見えると、次の一歩を決めやすくなります。
ポイント① 宿題・復習・2学期準備の3つに分ける
夏休み後半にやることをすべて一つのリストにすると、量が多く見えてしまうことがあります。
まずは、やることを大きく3つに分けてみましょう。
3つに分けて整理
- 宿題:学校へ提出するもの
- 復習:1学期やこれまでの学習で苦手だったところ
- 2学期準備:新学期へ向けて確認しておきたいこと
この3つを分けるだけでも、「まず提出物を進める」「その後に苦手を確認する」と順番を考えやすくなります。
最初に提出期限のある宿題を確認しましょう
夏休み後半では、まず学校へ提出する課題を確認します。
ワークやプリントだけでなく、作文、レポート、自由研究、読書感想文など、時間のかかる課題が残っていないかも確認しましょう。
宿題の確認ポイント
- 提出する教科・課題をすべて書き出したか
- 終わったものに印をつけたか
- 途中まで進んでいるものはどこまでか
- まだ始めていないものはあるか
- 提出日はいつか
- 丸つけや直しまで必要か
「終わったと思っていたけれど、丸つけが残っていた」ということもあります。 提出できる状態まで含めて確認しておくと安心です。
大きな宿題は、残り日数で小さく分けましょう
ページ数の多いワークや作文などが残っていると、一気に終わらせたくなることがあります。
ただ、一日に詰め込みすぎると、その後の計画も崩れやすくなります。
宿題を小さく分ける流れ
- 残っている量を確認する
- 取り組める日数を数える
- 一日分の量を決める
- 調整できる日を一日残す
- 終わったら印をつける
たとえばワークが30ページ残っていて、10日間使えるなら、単純に一日3ページずつという考え方ができます。
実際には予定が入る日もあるため、余裕のある日に少し多めに進めるなど、ご家庭の予定に合わせて調整しましょう。
ポイント② 復習は「全部」ではなく、気になる単元を絞る
宿題の見通しが立ったら、次に復習したいところを考えます。
夏休み後半から1学期の全範囲を完璧にやり直そうとすると、時間が足りなくなりやすくなります。
優先して復習したいところ
- 定期テストで繰り返し間違えた単元
- 学校ワークで×や△が多かったところ
- 解説を見ても理解しにくかった問題
- 2学期の学習につながる基礎
- 受験でも使う重要な内容
「数学全部」「英語全部」ではなく、「連立方程式」「過去形」「英単語」など、できるだけ具体的にしてみましょう。
苦手は1教科につき1つからでも大丈夫です
復習したい単元が多く見つかったとしても、すべてを同時に始める必要はありません。
まずは一つの教科から、一つの苦手を選んで取り組みましょう。
「英語の苦手を全部なくす」ではなく、「まず不規則動詞を確認する」「数学は連立方程式を5問解く」のように、小さな目標にすると取り組みやすくなります。
復習は「解き直し」から始めると見つけやすい
新しい問題集を用意する前に、1学期に使った学校ワークや定期テストを見返してみましょう。
一度間違えた問題をもう一度解くと、今も苦手なのか、それとも解けるようになったのかがわかります。
短い復習の流れ
- 以前間違えた問題を一問選ぶ
- 答えを見ずに解く
- 間違えたら教科書や解説へ戻る
- もう一度自分で解く
- 数日後に再確認する
問題数を増やすことよりも、一度できなかった問題を自分で解けるようにすることを大切にしましょう。
ポイント③ 2学期へ向けた「再スタート」の準備をする
夏休み後半は、宿題や復習だけでなく、新学期へ戻る準備を始める時期でもあります。
学習内容だけではなく、生活や勉強のリズムも少しずつ整えていきましょう。
2学期前に確認したいこと
- 学校が始まる時間に近い時間帯に起きられているか
- 朝食をとる時間が大きくずれていないか
- 毎日少しでも机に向かう時間があるか
- 学校へ持っていく物を確認できているか
- 休み明けのテストや提出物を確認したか
生活リズムを一日で戻そうとせず、数日かけて少しずつ学校生活へ近づけていきましょう。
一日の予定には「宿題」「復習」を両方入れすぎない
夏休み後半は時間が限られているため、一日にたくさん予定を入れたくなることがあります。
ただ、宿題も復習も長時間取り組もうとすると、続きにくくなることがあります。
一日の組み立て例
- 午前:学校ワークを3ページ
- 午後:数学の間違えた問題を3問
- 夜:英単語を10分確認
このように、やることを小さく分けると、予定がある日でも取り組みやすくなります。
「今日は何時間?」より「今日は何を終える?」を
学習計画を立てるとき、「今日は2時間勉強する」と時間だけを決めることがあります。
もちろん時間を決めることも大切ですが、取り組む内容が決まっていないと、机に向かってから迷ってしまうことがあります。
行動がわかる目標にしましょう
「2時間勉強する」ではなく、
「英語ワークを4ページ進める」
「数学の間違いを3問解き直す」
「漢字を10個確認する」
というように、終わりがわかる目標にしてみましょう。
計画が崩れたときは、その日のうちに全部取り戻さなくて大丈夫です
急な予定や体調などで、予定していた学習ができない日もあります。
その場合、翌日にすべて上乗せすると、予定が重くなってしまいます。
できなかった分は、「明日必ず全部」ではなく、残りの日へ少しずつ分け直しましょう。 計画は守るためだけのものではなく、状況に合わせて調整するためのものでもあります。
小学生は「宿題+基礎」を少しずつ
小学生は、まず学校の宿題を確認しながら、計算・漢字・音読などの基礎を短時間で続けてみましょう。
小学生の優先例
- 残っている夏休みの宿題
- 計算を数問
- 漢字を少し
- 教科書や本の音読
- 1学期に間違えた問題を一問
追加の教材を増やしすぎず、今あるものを丁寧に確認することを大切にしましょう。
中学生は「宿題+苦手1単元」を
中学生は、学校ワークなどの提出物を進めながら、英語・数学を中心に気になる単元を一つ選んで復習してみましょう。
中学生の優先例
- 学校ワークの未完成部分
- 丸つけ・間違い直し
- 英語または数学の苦手単元
- 英単語や漢字などの短い暗記
- 休み明けテストの範囲確認
受験生も、新しい問題ばかりに進むのではなく、基礎で止まるところがあれば戻って確認することが大切です。
高校生は優先する科目を決めましょう
高校生は、学校課題の量も多く、受験や進路を意識した学習も重なりやすくなります。
全科目を同じように進めようとせず、優先順位を考えてみましょう。
高校生が優先順位を考える目安
- 提出期限が近い課題
- 1学期に苦手だった教科
- 2学期にも続く重要単元
- 受験で使用する科目
- 休み明けにテストがある内容
「全部同じくらいやる」ではなく、その時点で必要なものに時間を使うことも大切です。
保護者の方は、まず「残っているものを一緒に整理」から
夏休み後半になって宿題が残っていると、「どうしてもっと早くやらなかったの?」と感じることもあると思います。
ただ、そこで過去の進み方だけを確認しても、これからの行動が決まりにくいことがあります。
こんな声かけがおすすめです
「今、残っているものを一緒に見てみようか?」
「最初に終わらせたいものはどれ?」
「一人で進めにくいところはある?」
「今日できそうなことを一つ決めようか?」
「なぜできなかったか」だけでなく、「ここからどうするか」を一緒に考えることで、前向きに動きやすくなります。
進んだことも確認しましょう
残っている課題ばかりを見ると、夏休みにできたことが見えなくなることがあります。
宿題が終わった、計算が少しできるようになった、毎日10分英単語を続けたなど、小さな積み重ねも確認してみましょう。
できたことを確認したうえで、次に取り組むことを一つ決めると、残りの夏休みも前向きに進めやすくなります。
残り2週間は「完璧にする」より「整える」時間に
夏休み後半になると、「あと少ししかない」と焦ってしまうことがあります。
しかし、残りの期間ですべてを完璧にする必要はありません。
宿題を整理する、苦手を一つ見直す、生活リズムを少し戻す。 それだけでも、2学期へ向けた準備になります。
夏休み後半の学習を、一緒に整理します
夏休みの宿題、苦手単元の復習、2学期に向けた学習計画についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。 城南コベッツ八王子みなみ野教室では、現在の学習状況を確認しながら、一人ひとりに合った無理のない進め方を一緒に考えていきます。
学習相談を申し込む教室情報・アクセス
城南コベッツ八王子みなみ野教室
- 住所 東京都八王子市みなみ野3丁目2-13 KEN BRIDGEビル1F
- 受付時間 火〜土 15:00-20:00
- TEL 042-632-5771
- Mail covez_minamino@johnan.co.jp
- 目印 山梨中央銀行みなみ野シティ支店様が目印です。
JR横浜線「八王子みなみ野駅」周辺で個別指導塾をお探しの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
定期テスト対策・受験対策・学習習慣づくりまで、一人ひとりに合わせてサポートいたします。







