綾瀬中央教室のメッセージ
現役高校生の英検準1級合格戦略2 リーディング対策
2026.05.23
ここでは、準1級のリーディング対策について紹介していきます。
前回の記事を読んでいない方は先にこちらも参考にしてください。
現役高校生の英検準1級合格戦略1 目標スコア・準備期間など
■語彙パート
高校生が準1級の合格を狙うのであれば、多くの場合、ここは最低限の点をとる、というスタンスでいいと思います。
前回の記事にも書きましたが、ライティングで7割以上とることができればリーディングは5割程度でよいので、一番難しい語彙パートは18問中9問またはそれを下回っても問題ありません。
というのも、ここで高得点を狙うとなると1級レベルの語彙に手を出さないと厳しいからです。
難関国私立大学を受ける人の場合、1級レベルの単語帳を使って語彙力をあげている人もいるため、こういった場合には、準1級の語彙で高得点をとれることもありますが、まずは何とか準1級を合格しよう、というスタンスであれば、基本的には準1級レベルの単語を集中して学習すればよく、およそ18点中10点を超えられるのであれば、素晴らしい結果と言えると思いますし、9点、8点などどなっても、この後の長文でしっかり点を取れば全く問題ありません。できることであれば、12点くらいを目標にしながら、安定して半分をとれるようにする、というのがちょうどよいのではないでしょうか。
さて、ここで注意があります。
準1級の単語学習には、絶対に準1級用の単語帳を使ってください。2級までであれば、大学受験用の有名な単語帳で十分ですが、準1級となると、そうはいきません。確かに大学受験用の単語帳でもある程度は対応できますが、検定用の単語帳は非常に良くできていますので、それ用の単語帳を使う方が効率的です。確かに、大学受験との両立は大変ですが、単語学習は個人的には複数の単語帳を使う方がよいと思っている(理由などは、ここでは割愛いたします)ので、大学受験にも役立ちますし、準1級を受ける時点で負担増はある程度避けられないので、必ず準1級用の単語帳で勉強してください。
お勧めの単語帳は、「単熟語○○」(○○はアルファベット2文字が入ります。諸事情により具体的な書籍名を避けています)の準1級用で、英検界隈では網羅率が高いと評判です。また、最近ではアプリでも非常によいものがあり、良いものがたくさんあるので、ぜひ調べてから利用してみてください。
※単語帳は当たり外れがありますので、この辺りは詳しい人に聞くか、当教室の塾生は教室にご連絡ください。
■長文穴埋め問題
長文内の空欄に当てはまる文を選ぶ問題です。2つの文からそれぞれ3問、計6問出題されます。ですので、それぞれ2つずつ正解するというのが最低限の目標ですが、6問中6問というのも極端に難しくはありません。
まず絶対に抑えたいのが、2級同様、1問ずつ必ず接続詞または接続副詞、またはそれに相当するものが出題されます。よく言う「ディスコースマーカー」にあたるものです。前の文を受けて「だから」「しかし」「一方で」「反対に」などを選びます。準1級受験者であれば、ここに出てくる選択肢の意味が分からない、ということは考えにくいですから、前後の文を読み取れさえすれば、正解できるというわけです。準1級も段落ごとに1問、というのが基本なので、空欄がある段落を集中的に読めば、きちんと判断できるようになっています。
段落ごとに1つの問題というのは他もいっしょですが、ここで、1点注意です。
カッコの前後だけを読んでというというやり方は個人的にはお勧めしません。低い級だとそれで十分ということもありますが、ヒントが多少段落内で複数にまたがって書いてる場合もあるので、基本的にははじめからきちんと文を読んでいく方がやりやすいかと思います。およそこのようなイメージで解くと、スムーズです。
・上から読む。
・カッコに当たってもいったん次の文までは読む。
・少しだけ答えの予想をする
・選択肢を見る
英検の空欄補充問題では、そもそも話とは関係ない選択肢やあり得ない選択肢、言い換えると迷いようのない選択肢が入っていることがあり、このように読んでいくとこういったものがすぐ外せます。そして、問題に慣れていけば予想通りの選択肢が入っていることもあります。そうでなくても、話が頭に入っていれば、比較的選びやすいようになっています。さらに困ったときには、プラスの内容か、マイナスの内容か、などを考えることも大きな手掛かりになります。
カッコの前後だけだと、わからないときにかえって時間がかかることがあるので、基本的にはきちんと全部読むのがおすすめです。
ここの2題を10分くらいで解けると後が楽ですが、ライティングに何分かけるかにもよります。この辺りはライティングのところでご紹介します。
■長文内容一致
3問をとわれるの長文1つと、4問の長文が1つです。
2級までと違い、メールの内容について問う問題がなくなり、いずれも、アカデミックな内容(科学、歴史、文化、など)を問われるため、難しく感じる人が多いです。
まず前提として、長文内で使われる単語レベルはそこまで高くありません。語彙パートで問われるような単語は長文内ではほとんど出てこず、易しめな単語で文が作られているので、内容こそ難しなりますが、そこまで読みづらい文ではありません。1つ1つの文を見ていくと、高校で学習した文法で構成されていますので、長文で点を取らないといけない、というのはこういった理由です。
注意点としては、1文の長さがこれまでよりも長くなっています。2級では、1文が1行で終わるものも比較的多いですが、準1級では、1文が2行、3行になっているものが普通に見られます。関係詞などで文が非常に長くなっているので、こういったものに慣れていくことが大切です。
さらに、選択肢自体も1つの選択肢が2行の文になっているため、この解読に時間をかけすぎてはいけません。またこれに伴い、現代文のように、文の前半はあっていても、後半の内容が違う、ということが考えられますので、よく確認しないといけません。
あとは通常の長文対策と同じように、間違えた場合に、きちんとなぜその答えになるのか、ということを振り返ることが大切です。単純に答えだけ確認するというのでは、次につながりません。本文をきちんと読めるようにする、知らない単語があれば覚えるようにする、訳せなかった文章の構文を確認する、などのことは必ずしておきましょう。
忘れてはいけないのは、選択肢の作られ方を確認することです。問題によっては本文に書いてあることを違う表現で言い換えているというものもありますが、難しいのは、段落全体をまとめてあいまいな表現に言い換えているものです。これは英語の理解力というより、読解力を問われているので、こういったものはしっかり確認しておき、こういったものがある、という認識を持つことが大切です。
基本的には、本文と同じ単語を使って「それっぽい」ものは、準1級以上ではだいたい不正解です。巧みに選択肢が作られていますので、こういったものの「作られ方」を過去問を通して感じとることが必要です。これは英検に限らず英語試験すべてに言えることでもあります。
次回はリスニングについてご紹介します。
(ご案内)
当教室では、上記の内容を踏まえて、対策授業を行うことができます。長文対策では、1文1文訳し方を考えたり、わからない単語の推測などの練習も行えます。英文をできるだけ前から塊ごとに訳す練習を重ねて、読解スピードを上げていくことを目指します。体験授業も可能ですので、ご希望の方はお問い合わせください。
前回の記事を読んでいない方は先にこちらも参考にしてください。
現役高校生の英検準1級合格戦略1 目標スコア・準備期間など
■語彙パート
高校生が準1級の合格を狙うのであれば、多くの場合、ここは最低限の点をとる、というスタンスでいいと思います。
前回の記事にも書きましたが、ライティングで7割以上とることができればリーディングは5割程度でよいので、一番難しい語彙パートは18問中9問またはそれを下回っても問題ありません。
というのも、ここで高得点を狙うとなると1級レベルの語彙に手を出さないと厳しいからです。
難関国私立大学を受ける人の場合、1級レベルの単語帳を使って語彙力をあげている人もいるため、こういった場合には、準1級の語彙で高得点をとれることもありますが、まずは何とか準1級を合格しよう、というスタンスであれば、基本的には準1級レベルの単語を集中して学習すればよく、およそ18点中10点を超えられるのであれば、素晴らしい結果と言えると思いますし、9点、8点などどなっても、この後の長文でしっかり点を取れば全く問題ありません。できることであれば、12点くらいを目標にしながら、安定して半分をとれるようにする、というのがちょうどよいのではないでしょうか。
さて、ここで注意があります。
準1級の単語学習には、絶対に準1級用の単語帳を使ってください。2級までであれば、大学受験用の有名な単語帳で十分ですが、準1級となると、そうはいきません。確かに大学受験用の単語帳でもある程度は対応できますが、検定用の単語帳は非常に良くできていますので、それ用の単語帳を使う方が効率的です。確かに、大学受験との両立は大変ですが、単語学習は個人的には複数の単語帳を使う方がよいと思っている(理由などは、ここでは割愛いたします)ので、大学受験にも役立ちますし、準1級を受ける時点で負担増はある程度避けられないので、必ず準1級用の単語帳で勉強してください。
お勧めの単語帳は、「単熟語○○」(○○はアルファベット2文字が入ります。諸事情により具体的な書籍名を避けています)の準1級用で、英検界隈では網羅率が高いと評判です。また、最近ではアプリでも非常によいものがあり、良いものがたくさんあるので、ぜひ調べてから利用してみてください。
※単語帳は当たり外れがありますので、この辺りは詳しい人に聞くか、当教室の塾生は教室にご連絡ください。
■長文穴埋め問題
長文内の空欄に当てはまる文を選ぶ問題です。2つの文からそれぞれ3問、計6問出題されます。ですので、それぞれ2つずつ正解するというのが最低限の目標ですが、6問中6問というのも極端に難しくはありません。
まず絶対に抑えたいのが、2級同様、1問ずつ必ず接続詞または接続副詞、またはそれに相当するものが出題されます。よく言う「ディスコースマーカー」にあたるものです。前の文を受けて「だから」「しかし」「一方で」「反対に」などを選びます。準1級受験者であれば、ここに出てくる選択肢の意味が分からない、ということは考えにくいですから、前後の文を読み取れさえすれば、正解できるというわけです。準1級も段落ごとに1問、というのが基本なので、空欄がある段落を集中的に読めば、きちんと判断できるようになっています。
段落ごとに1つの問題というのは他もいっしょですが、ここで、1点注意です。
カッコの前後だけを読んでというというやり方は個人的にはお勧めしません。低い級だとそれで十分ということもありますが、ヒントが多少段落内で複数にまたがって書いてる場合もあるので、基本的にははじめからきちんと文を読んでいく方がやりやすいかと思います。およそこのようなイメージで解くと、スムーズです。
・上から読む。
・カッコに当たってもいったん次の文までは読む。
・少しだけ答えの予想をする
・選択肢を見る
英検の空欄補充問題では、そもそも話とは関係ない選択肢やあり得ない選択肢、言い換えると迷いようのない選択肢が入っていることがあり、このように読んでいくとこういったものがすぐ外せます。そして、問題に慣れていけば予想通りの選択肢が入っていることもあります。そうでなくても、話が頭に入っていれば、比較的選びやすいようになっています。さらに困ったときには、プラスの内容か、マイナスの内容か、などを考えることも大きな手掛かりになります。
カッコの前後だけだと、わからないときにかえって時間がかかることがあるので、基本的にはきちんと全部読むのがおすすめです。
ここの2題を10分くらいで解けると後が楽ですが、ライティングに何分かけるかにもよります。この辺りはライティングのところでご紹介します。
■長文内容一致
3問をとわれるの長文1つと、4問の長文が1つです。
2級までと違い、メールの内容について問う問題がなくなり、いずれも、アカデミックな内容(科学、歴史、文化、など)を問われるため、難しく感じる人が多いです。
まず前提として、長文内で使われる単語レベルはそこまで高くありません。語彙パートで問われるような単語は長文内ではほとんど出てこず、易しめな単語で文が作られているので、内容こそ難しなりますが、そこまで読みづらい文ではありません。1つ1つの文を見ていくと、高校で学習した文法で構成されていますので、長文で点を取らないといけない、というのはこういった理由です。
注意点としては、1文の長さがこれまでよりも長くなっています。2級では、1文が1行で終わるものも比較的多いですが、準1級では、1文が2行、3行になっているものが普通に見られます。関係詞などで文が非常に長くなっているので、こういったものに慣れていくことが大切です。
さらに、選択肢自体も1つの選択肢が2行の文になっているため、この解読に時間をかけすぎてはいけません。またこれに伴い、現代文のように、文の前半はあっていても、後半の内容が違う、ということが考えられますので、よく確認しないといけません。
あとは通常の長文対策と同じように、間違えた場合に、きちんとなぜその答えになるのか、ということを振り返ることが大切です。単純に答えだけ確認するというのでは、次につながりません。本文をきちんと読めるようにする、知らない単語があれば覚えるようにする、訳せなかった文章の構文を確認する、などのことは必ずしておきましょう。
忘れてはいけないのは、選択肢の作られ方を確認することです。問題によっては本文に書いてあることを違う表現で言い換えているというものもありますが、難しいのは、段落全体をまとめてあいまいな表現に言い換えているものです。これは英語の理解力というより、読解力を問われているので、こういったものはしっかり確認しておき、こういったものがある、という認識を持つことが大切です。
基本的には、本文と同じ単語を使って「それっぽい」ものは、準1級以上ではだいたい不正解です。巧みに選択肢が作られていますので、こういったものの「作られ方」を過去問を通して感じとることが必要です。これは英検に限らず英語試験すべてに言えることでもあります。
次回はリスニングについてご紹介します。
(ご案内)
当教室では、上記の内容を踏まえて、対策授業を行うことができます。長文対策では、1文1文訳し方を考えたり、わからない単語の推測などの練習も行えます。英文をできるだけ前から塊ごとに訳す練習を重ねて、読解スピードを上げていくことを目指します。体験授業も可能ですので、ご希望の方はお問い合わせください。






