城南コベッツ藤沢駅前教室

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藤沢駅前教室のメッセージ

徒然なるままに

2022.11.11

つれづれなるまゝに、日暮らし、硯にむかひて、 心にうつりゆくよしなし事を...

「徒然草」の冒頭部分ですね。
この「つれづれなるまゝに」の現代語訳は一体どのようなものでしょうか?

多くの解説書には次のように書かれています。
「やるべきこともなく、手持ち無沙汰に任せて」

大半の学習者はこの意味だけを覚えて終わり、となると思うのですが、
もう少しかみ砕いてみると、細かなニュアンスが伝わってきます。
辞書を引くと、「徒然」の意味は次の2つが載っています。
①手持ちぶさた。退屈であること。所在なさ。
②しんみりしたもの寂しさ。物思いに沈むこと。

単に退屈なだけであれば「退屈」という言葉も古典から使われますので、
そうした表現でも良かったはずです。
これを「徒然なるままに」と表現した所に、単なる「退屈」ではなく
「もの寂しい感情」も多少なりとも混じっていたのではないかな...と。
こう考えると、その後に続く、

一日中、硯(すずり)に向かって、心に浮かんだいろいろな事を
とりとめもなく書き始めたら、まるで何かに取り憑かれたように筆が止まらない。

この言葉も、少し違ったニュアンスが浮かんで来ないでしょうか。

現代は、口語訳程度であれば、インターネットの検索で簡単に出てきます。
それでも辞書を引いたり、文脈から訳を導き出したりする事は、
文章や物事をより深く知るために必要なプロセスであると考えます。
だからこそ、「辞書を引きなさい」と言われる訳ですね。

ただし、こうした行動は自立した人間でないとできません。
城南コベッツでは週次面談や学習管理ツールの使用など、
自立的な学びをサポートする手段を数多く揃えています。