2024.01.23
城南コベッツ秦野教室、教室長の畑中です。
今回で英単語のお話は最終回です!
前々回で「どのくらいの頻度で」、
前回で「何を使って」、
英単語を覚えていくべきか簡単に紹介しました。
今回は「何を覚えるべきか」についてフォーカスしたいと思います!
何を覚えるかなんて、そんなの英単語に決まっているだろう!
という突っ込みが来そうではありますが、
では「英単語」とは何を示しているでしょうか?
英単語を構成する要素は、意外にも多くあります。
例えば、"play"という単語について覚えるとき、
最低限意識しなければいけないのは以下の通りです
①綴り、スペル (p l a y の4文字)
②代表的な意味 (「遊ぶ」など)
③発音 (カタカナでは「プレイ」)
④大雑把な品詞分類 (動詞)
⑤不規則な活用 (今回は規則動詞なのでなし。go - went - goneなど)
ここまではおそらく誰もが覚える箇所だと思われます。
ただし、より実践的なレベルで英単語を覚えるためには、
以下の部分まで踏み込みたいです。
⑥正確な品詞分類 (第一義では「他動詞」、また「自動詞」や「名詞」の場合も)
⑦見出し以外に覚えるべき意味
(動詞では「~を演奏する」、名詞としては「劇」「試合」など)
⑧発音記号の即した発音 (発音記号は【pléɪ】)
⑨語法 (「楽器を弾く」という意味の場合は目的語にtheを必ずつける、など)
ここまで覚えるべき理由はとてもシンプルで、
語彙について実際に問われる時に試されるのはこの⑥~⑨だからです。
①~⑤ももちろん大事ですが、それ自体が試験で問われることは稀です。
また人によっては、覚えやすいようにほかに情報を追加してもいいでしょう。
例えば......
⑩その単語を見かけた文例
(新中学問題集 p72 "The play I saw yesterday was about a certain famous king of Britain. ")
⑪英検では何級相当の語彙か (playは英検5級レベル)
⑫よく似た発音の単語 (獲物を意味する「prey」や祈りを意味する「pray」など)
などなど、自分の目的に合わせてカスタマイズしてください!
playでは思いつきませんが、語呂合わせなども一緒に考えて覚えておくのも良いです!
他にも英単語の覚えるコツはいっぱいあるのですが、
機会があれば紹介します!
それではまた~