城南コベッツたまプラーザ教室

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2025.04.04

たまプラーザ教室 不定期連載企画『思い出の受験生』《 K先生編 》

その1

 勉学において、どうしてもついてまわるのが「挫折」。テストで良い点数が取れなかった、入試で志望した学校に合格できなかった...等々、大小様々な「挫折」があるかと思います。これは、そんな「挫折」から大逆転をした生徒のお話になります。

 彼が私のもとに来たのは、彼が中学1年生の頃でした。彼は本当に勉強が苦手でした。特に数学が苦手で、なんと直近の定期試験の点数が10点台......。
「前途多難だなぁ」と思いながらも、私は数学を担当しました。担当してから最初の定期試験、点数は飛躍的に伸びて40点台でした。
「たったの40点台?」と思われるかもしれませんが、この大幅な点数の伸びが彼にとって大きなモチベーションとなりました。その後も、あんなに苦手だった数学で平均点に近い点数を維持できるようになってきました。

しかし、ここで彼に大きな「挫折」が訪れることになります。

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2025.04.04

たまプラーザ教室 不定期連載企画『思い出の受験生』《 M先生編 》

その2


 英検3級に合格し自信をつけると、準2級まで順調に取得。学習への姿勢が一変し、疑問があれば積極的に質問し、理解できるまで取り組むようになりました。授業中の発言も増え、学ぶことへの自信が表情にも表れるように。笑顔で雑談を交えながら授業を楽しむ姿が印象的です。

 部活動や習い事と両立しながら努力を重ね、高校1年生の成績はオール5!

何が彼女を変えたのか、それは本人にしか分からないかもしれません。けれど、彼女が「学ぶことの意義」を見出し、未来へ向かって自ら歩み始めたことは確かです。
サナギが蝶へと羽ばたくように、大きく成長した彼女。その変化を間近で見守れるのは、講師として何よりの喜びです。これからも、彼女の挑戦を全力で支えていきたいと思います。

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2025.03.29

たまプラーザ教室 不定期連載企画『思い出の受験生』《 M先生編 》

その1

「サナギから蝶へ----生徒の成長を見守る喜び」

彼女との出会いは、彼女が小学生のころでした。
真面目で素直な性格でしたが、どこか受け身で、自分の考えを積極的に発信することはありませんでした。中学生になってもその姿勢は変わらず、宿題もやったりやらなかったりで成績は平均的でした。
それでも、学ぶことに対して誠実な彼女に「自らの考えで行動する力をつけてほしい」という思いがあり、生徒主体の授業を心がけました。問いかけを増やし出来るだけ発声を促し、「自ら学ぶ」姿勢を引き出せるように努めてきました。

そんな彼女に大きな変化が訪れたのは、高校進学後でした。

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2025.03.23

その2

曲は、彼女が大好きでよく私に話してくれていた楽曲でした。しかし、その時も彼女は「そんなの出来るわけがない。」なんてことを言って、いつも通りのやる気のなさ。

しかし、実際に歌詞を読み解いていくと、今まで中学校で習ってきたものばかり少しずつ彼女の表情が和らいでいくのが分かりました。曲の意味を知ることで「どうしてこのこのような振り付けなのか」、「どんな表情で踊ればいいのか」など彼女のダンスの理解も深まることにつながりました。

終わった頃には、「じゃあ、この曲はどんな歌詞なの!?」と嬉しそうな彼女の顔。いつもとは違う授業をして少し疲れた私の表情まで明るく変えてくれました。その後からか、彼女が英語の勉強に対して少しだけ前向きになったように感じるようになりました。

その数か月後、彼女は主体的に勉強をするようになり、第一志望の公立高校に進学することが出来ました。私は浮き立つ思いを少しだけ抑え、今度は彼女の高校英語の授業を続けています。

「好き」と「勉強」の融合一人一人の「好き」から生徒のやる気を引き出させる。そんな私が目指していた授業のスタイルを確立できたのは彼女がいてくれたからだと思っています。

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2025.03.21

その1

「私なんかが受かるわけない。」
私が担当していた中学三年生の生徒が毎週のように口にしていた言葉でした。正直に言って彼女は勉強が得意ではありませんでした。授業時以外、自分で時間を作って勉強しているのかも怪しい。私はそんな彼女の英語を担当していました。

毎週行う単語テストも毎回同じような点数でした。「d」と「b」ですら間違えていました。私はどのようにしたら少しでも勉強に前向きになってくれるのか、頭を悩ませていました。

そんな中、私は私自身が英語の勉強を好きになったきっかけを思い出してみることにしました。私は中学生の頃、音楽が大好きで「いつか洋楽を歌ってみたい。」という願望から英語の勉強を始めました。

では、彼女の好きなことは何だろう。彼女は以前から地元のダンススクールに通っており、高校でダンス部に絶対入るんだと強く思うほどダンスが大好きでした。それから、私は受験に向けての授業は一旦中断して彼女が踊ったことのある洋楽の和訳についての授業をすることにしました。
ダンス1.pngその2に続く