城南コベッツ緑園都市教室

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2022.03.28

なぜ、その日のうちにやるべきなのか??
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↑ 授業後に自習ブースで勉強する小学生

先生に教えてもらってよくわかったとしても、家に帰ってから復習をしない人は成績が上がりません。
復習をしなければ勉強した内容をすぐに忘れてしまうからです。
ドイツの心理学者であるエビングハウス(1850~1909)は記憶に関する実験の結果、以下のことを発見しました。

20分後には42%忘れ、58%覚えている
1時間後には56%忘れ、44%覚えている
1日後には74%忘れ、26%覚えている
1週間後には79%忘れ、21%覚えている

このことから覚えたことを最も忘れやすいのは勉強した直後であることがわかります。
なので、塾から帰宅したらその日のうちに復習をしましょう。

新たにインプットした(教わった)ことを、すぐにアウトプットする(使う)ようにすれば記憶が定着していきます。
これをやらないとせっかく塾で頑張って勉強したことが消えてしまいます。
そして次の授業で前回の内容をまた最初からやり直すことになってしまいます。
そういう悪循環に陥らないように復習は大切なのです。

2022.03.01

 勉強の一流、二流、三流・・・ 
意識が変われば行動が変わり、行動が変われば学力が変わる・・・
君は今、何流でやっているだろうか?
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①宿題はいつやるか?
一流は 出されたその日のうちにとりかかる
二流は 授業の前日や授業が始まる直前に慌ててやる
三流は 授業中にやる(やってこない)

②先生への質問はどうする?
一流は 解き方について質問する
二流は 答えが合っているかを質問する
三流は 答えが何かを質問する

③ 目的意識はどう?
一流は 夢のために勉強する(自らの意志でやっている)
二流は テストのために勉強する(仕方なくやっている)
三流は 怒られるのが嫌で勉強する(やらされている)

④やり方はどう?
一流は 問題を解いて身につける(アウトプットが中心)
二流は 丸暗記しようとする(インプットが中心)
三流は 解答を写して終わる

⑤思うようにできない時は?
一流は「愚痴を言う時間があったら鉛筆を動かす」
二流は「部活が忙しくて勉強できない」等の言い訳をする
三流は「自分には無理」と決めつけ、投げ出す

2021.09.25

「学ぶとは想起すること・・・」

古代ギリシャの哲学者ソクラテス(紀元前470頃〜399)は「学ぶとは想起することに他ならない」と主張しました。
先生から教えてもらうことによってではなく、すでに知っていることを自分の中から再び取り出すことで新たな知識が得られるというのです。

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ソクラテスの弟子であるプラトンの著書「メノン」にソクラテスがメノンという青年の家の召使いの子どもに算数を指導する場面があります。

ソクラテスは子どもに「今ある正方形の2倍の面積の正方形を描くにはどうしたらよいか」という問題を出します。
子どもは「面積が2倍なのだから、辺の長さを2倍にすればよい」と答えます。
しかしソクラテスとのやりとりの中で、辺の長さを2倍にすると面積は4倍になってしまうことに気づかされます。
今まで当然と思い込んでいたことが実は間違いであったことを知るのです。
そして正しい答えが分からずに行き詰まります。

ソクラテスは答えを教えることはせずその子どもに対し、解法に気づかせるための質問を投げかけていきます。
子どもはソクラテスの質問に悩みながらもひとつ一つ考えていきます。
そして「今ある正方形の対角線を一辺とする正方形が2倍の面積の正方形となる」ということを理解します。

子どもが正解にたどり着くまでにソクラテスが教えたのは「対角線」という言葉の意味だけでした。
教えることは必要最小限にし、質問と受け答えの対話を通して子どもに正答を導かせました。

先生は生徒にすぐには答えを教えてはいけません。
なぜなら生徒は答えを知った瞬間に考えることをやめてしまうからです。

十分に考えないで得た答えはすぐに忘れてしまいます。
だから学力がつかないし成績も上がりません。

生徒には自ら考えさせ、時には行き詰まらせる必要があります。
先生は生徒が正しい方向に進むように見守り、対話を通してヒントを与えていくようにする。
そしてなるべく生徒自らの力で正解を出させる。

こういった個別指導を行うことで生徒は学力を着実に身につけ、自信を持つようになります。
そして勉強に対するモチベーションを高めていきます。

2021.09.21

古代ギリシャの哲学者プラトンの著書「国家」の第7章に「洞窟の比喩」というたとえ話があります。
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それはこんなたとえ話です・・・・

あるところに生まれた時から洞窟の中で拘束されている囚人がいたとする。
彼は洞窟の壁の方にしか顔を向けることが許されていない。

彼の背後には火が焚かれておりその火の前には通路があり、動物や荷物を運ぶ人など、
いろいろなものが横切っている。
それらの影が彼の目の前の壁にいつも映っている。

生まれてからずっとそれらの影しか見ることを許されなかった彼は、ある時その拘束を解かれ、
背後に焚かれている火を見せられる。

すると、彼は今まで自分の目の前を動いていたものが実体ではなく影であったことを知り
衝撃を受けるだろう。さらに彼は洞窟の外に連れ出さる。
すると彼は最初は太陽の光に目が眩んでしまうだろう。
彼がまともに景色を見ることができるまでには少しずつ慣れていかなければならないだろう。
・・・・・といった内容です。

生徒のモチベーションを上げなければ、いくら勉強を教えても学力と成績は向上しません。
まずは壁を向いている生徒を振り向かせなければなりません。
そして知識を得ることで新たな世界が見えてくることに気づかせなければなりません。
そういった指導を行うには講師が生徒との間に信頼関係を築けていることが前提となります。

だからこそ・・・
城南コベッツ緑園都市教室の講師は生徒に寄り添う気持ち
「For Youの精神」が何よりも大切であると考えています。



2021.09.21

山本五十六(やまもといそろく)は太平洋戦争時、海軍大将として真珠湾攻撃やミッドウェー海戦を指揮した人物ですが、彼の名言の一つにこんなのがあります。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

この言葉はまさに、生徒の勉強に対するモチベーションを向上させる核心をついています。
この理念を現代の個別指導講師が心がけると、以下のような授業になります。

STEP1  やってみせる・・・ 
まずは生徒の前で、講師が問題を解いてみせる。

生徒:「わー、難しそう。私には無理かも・・・」
講師:「そんなことないよ。いいかい、まずは先生が解いてみるからよく見ていてね」
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STEP2  言って聞かせる・・・ 
生徒が理解したか確認をし、わかるまで教える。

講師:「どうだい、わかったかな?」
生徒:「ちょっとまだ、このへんが・・・」
講師:「そうか、じゃあそこからもう一度、先生がやってみせるよ・・・」
生徒:「お願いします」
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STEP3  させてみる・・・ 

教えた通りにできるよう訓練する。

講師:「それでは、さっきの例題を参考にして、この問題をやってみて!」
生徒:「できるかな・・」
講師:「大丈夫、君ならできる!途中で詰まったら先生がヒントをあげるよ」
生徒:「わかりました、やってみます・・・」
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STEP4  ほめてあげる・・・

生徒の努力を認め、共に喜ぶ。
講師:「正解!ほら、できたじゃないか。よかったね!次の問題もやってみよう!」
生徒:「はいっ!なんだか自信が湧いてきました!」
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講師の一方的な説明だけでは、生徒はわかったつもりで終わってしまいます。
自分で問題が解けなければ、本当にわかったことにはなりません。
なので・・・

生徒が講師と一緒に、実践を通して勉強を理解し、身につけていくようにする。
そうすることで「やればできる」を実感し、モチベーションをさらに高めていく。

城南コベッツ緑園都市教室ではこのような個別指導を行っています。