2025.04.29
近年、大学受験において「推薦入試」の重要性がますます高まっています。総合型選抜入試(旧AO入試)や学校推薦型選抜入試の実施校が拡大し、多くの受験生がこれらの方式を選択肢に入れるようになっています。ここでは、推薦入試の種類やその背景、求められる準備、そして対策のポイントについてわかりやすく解説します。
推薦入試の種類と特徴
推薦入試には主に以下の2つの形式があります。
項目 | 総合型選抜入試 | 学校推薦型選抜入試 |
評価の観点 | 自己PR、志望理由、活動実績など | 学業成績、推薦書、面接など |
主な提出書類 | 志望理由書、活動報告書、小論文など | 調査書、推薦書、小論文、面接など |
高校からの推薦の有無 | 不要 | 必要 |
出願時期 | 8月~10月 | 10月~11月 |
合格発表 | 11月~12月 | 11月~12月 |
総合型選抜は、高校からの推薦は不要ですが、学力だけでなく、受験生の個性や意欲、大学が求める人物像に合致しているかなどを総合的に評価する入試です。そのため、将来の目標に向けて受験生が今まで行ってきた活動実績なども重要になり、また試験の方式も筆記試験に加えてプレゼンテーションなどが課されることもあります。 一方、学校推薦型選抜は、公募制と指定校制の2つに大別されますが、いずれも高校からの推薦が必須である入試で、高校在学時の成績である評定平均値が出願基準として設けられているのが普通です。そのため、普段から定期テストを中心に良い成績を収め続けることが重要になります。当然ながら、志望理由なども無視できません。
推薦入試が増加している背景
推薦入試の拡大には、いくつかの社会的な背景があります。
・多様な力を評価したいという国や大学側のニーズ
・少子化による学生確保の必要性
・地域密着型の大学が地元学生を積極的に受け入れたいという動き
・グローバル化・探究学習の重視など、高校教育の変化との連動
城南コベッツ 船堀教室でも、こうした背景をふまえ、地域の大学情報や選抜傾向に応じたアドバイスを丁寧に行っています。
推薦入試で求められる力とは?
推薦入試は、ただ成績が良いだけでは通用しません。以下のような力が必要です。
・志望理由書の完成度
・小論文における論理的思考と表現力
・面接での自己表現・対話力
・高校生活での活動実績や探究経験
城南コベッツ 船堀教室では、これら一つひとつの要素を、個別指導で丁寧にトレーニングしています。もちろん、学校推薦型選抜で重要になってくる定期テストに向けた教科指導は船堀教室の得意とするところです。
推薦入試のメリットと注意点
メリットも多い推薦入試ですが、注意しなくてはならない点が無いわけではありません。自分の状況に合わせて、大学入試方式を上手に活用するようにしましょう。
メリット
・一般入試よりも早期に合格が決まるので精神的に安心できる
・学力試験だけでは測れない自分の強みを活かせる
・志望理由を明確にして受験するため入学後のモチベーションが高くなりやすい
注意点
・競争率が高い大学も増えており、決して"楽な入試"ではない
・自己分析や志望理由の深掘りに時間がかかる
・早期に対策を始めないと準備が間に合わない
・専願制で、合格したら必ず入学しなくてはならない大学も多い
推薦入試の対策はプロの指導がカギ
推薦入試で合格を勝ち取るには、「正しい方向性で、早期に準備を始めること」が何より大切です。
城南コベッツ 船堀教室では、総合型選抜・学校推薦型選抜に特化した対策講座を開講しています。 推薦入試専門予備校「城南推薦塾」監修の講座で、志望理由書の書き方指導、小論文対策、面接練習まで、一人ひとりの志望校・個性に合わせた完全個別指導で徹底サポートします。
もちろん、「城南推薦塾」と連携していますので、より高度な対策を希望される方にも対応可能です。
今後の展望と受験生へのメッセージ
大学受験において、推薦入試を活用した合格者選抜は今後もどんどん存在感を増していくことが予想されます。そのため、一般入試しか考えていないという受験生であっても、志望校の入試状況が変わる可能性も考えられるため、これまで以上に「早く動くこと」「自分自身を深く知ること」が志望校合格のカギとなります。志望校に合格するルートを増やすため、自分の強みを活かす道として、ぜひ推薦入試を選択肢に入れてみてください。
【城南コベッツ 船堀教室よりメッセージ】
城南コベッツ 船堀教室では、地元の高校・大学情報にも精通したスタッフが、推薦入試対策を一人ひとりに合わせて丁寧にサポートしています。
「志望理由書ってどう書けばいいの?」「推薦を狙うなら今から何をすべき?」といった疑問にも、しっかりお答えします。まずはお気軽にご相談ください。