城南コベッツ赤羽南教室の数学講師が
順天高校の高校1年生に授業してきました!
ふだんは高校3年生の大学受験対策のために、課外講習を行っています。
城南コベッツを開校する前から、順天高校で教えて30年近くになります。
夏に続いて、今日は冬の講習の様子をお届けします。
(→2024年夏の部はこちらから!)
春の分もあります。
(→2024年春の部もこちらから是非!)
12月の17,18日の2日間という日程でした。
高1の一学年を半分に分け、全体で約160名の生徒が出席。
70分授業を2コマずつ、午前と午後の一日4コマの授業構成です。
(今日も、かつてこの授業を順天高校で受けていた元教え子が書きます!)
(よろしくお願いします!)
午前グループ
学校内の3クラス合同グループで
「微分までやったクラス」と「微分積分を全く知らないクラス」の混合。
1日目「三角比」、2日目「微分積分」をやりました。
午後グループ
また別の学校内の3クラス合同グループで
「三角比の正弦定理・余弦定理の手前までやったクラス」と
「三角比はほぼやってないクラス」の混合。
1日目、2日目ともに「三角比」
↓↓↓
授業はそれぞれ2日間の70分×2コマと限られたなかで、
● 大学入試の変化について
● 勉強方法の話
● 受験までのスケジュール
と、高校1年生に今の時期だから伝えたいアレコレを凝縮して語ったそうです。話の内容は多岐にわたりますが、数学の授業もしつつ、これら全て語り尽くしちゃうのが、先生のすごいところです。
2日間の授業に参加した生徒の感想カードを読みました。
夏の授業にも参加した生徒が、冬のこの講習を待っていてくれたという嬉しいことも書いてありました。また生徒と先生の距離が近くなってきたのか、「ファッションセンスいいですね!」「先生の車は何円ですか?」というあけすけな質問もあったりして、笑えました。
生徒たちの感想は、次回のブログでまとめて掲載します。
今日は、授業中に何を語ったのか?ということを聞いてみたので、それを書きます。
私も高校生だった当時から、数学の解説以外に聞ける(ほとんど説教にも近い)色んな話にたくさんの刺激をいただいて、勉強を頑張ることができました。
「今だから、高校1年生に伝えたい大学入試の話」として今回語ったのは、どんなことだったんでしょうか?
今の大学入試がどうなっているのか
それでは今の大学入試はどうなっているのか?
今の高校1年生が高校3年生になった時の大学入試はこうなるだろうというのを、予想を踏まえて簡単に下記に示します。
高校3年生の...
9月~10月 「総合型推薦」
10月~11月 「学校推薦型選抜」
11月 日東駒専より下の大学の「基礎学力試験型」
12月 日東駒専の「基礎学力試験型」
1月 「共通テスト」
2月 「共通テスト利用」の私大、国公立
以上のように、大学入試が現在では約6ヶ月間にも渡って行われます。
高校3年の8月までに、ある程度の大学入試を受けられるレベルまで学力をつけておかないといけません。
↓
高校2年の9月から受験勉強をスタートさせると、ちょうど1年後が受験のスタートです。
↓
また順天生は大変なことに、高2の夏に研修旅行(修学旅行に代わるもの)に行くために、大きな時間的ロスが生じます。外国に行く場合、最長で3週間は勉強できません。旅行の間に、それまで勉強した全てがリセットされてしまうと、毎年のように順天生を見ている長谷先生は言っていました。(私も授業中に言われました...)
↓
今から7ヶ月後には、高1の生徒たちは研修旅行に行きます。
思っているよりも時間的に余裕がないということを生徒たちに伝えました。
塾と予備校の違い
まず生徒に問いかけたのは、
塾と予備校の違い知ってる?という質問です。
塾とは...
大学生のアルバイトが授業をする所。
問題集に沿って順番に単元を教わっていく。
根本的な『勉強の仕方』を教わる場所。
予備校とは...
予備校講師というプロが授業をする場所。
大学受験から逆算して、間に合うように指導する。
勉強の基本を身に着けた人が『大学入試に使う知識』を教わる場所。
次にこう問いかけました。
じゃあ、予備校はどこがありますか?
ちらほらと生徒から大手の予備校の名前が上がります。
「駿台」「河合塾」「河合塾マナビス」「東進ハイスクール」「四谷学院」どこに行きますか?
この中には映像授業をメインとする予備校があり、運営も異なります。
映像授業をやっている予備校はどこ?
株式会社はどこ?学校法人はどこ?
また、高校生は模試を受けますよね。
高3になったら受けるのって、どこの模試?
それから、いざ通う予備校を決めたとなれば、通う校舎も重要です。
同じ予備校でも、通う校舎によって、全然違うのわかるよね?
今の校長が、俺になったら、学校の雰囲気全く違うものになるのわかる?
予備校も同じだから。
校舎長やスタッフ次第で、同じ映像授業だったとしても、雰囲気も実績も変わるのわかる?
さいごに
長谷先生は、生徒にたくさんの疑問を投げかけました。
自分がいかに多くのことを知らないまま、大学受験に臨もうとしているのか、
そこに気がつくきっかけになってほしいと、長谷先生は言っていました。
今回の話を聞いて、
生徒が自分が挑もうとしている大学受験について、まずは、もっともっと積極的に自分で調べることがスタートラインになります。
後悔のない選択と努力をするためには、
調べ尽くして、対策し尽くすしかない、
私も高校生の時に言われました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
順天高校では高校1年生向けに、春夏冬に特別講習を実施しています。
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城南コベッツ赤羽南教室
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