城南コベッツ神戸深江教室

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2024.01.23

ノートの取り方は、教科や授業内容によって変わってきますが、少し工夫することで効率よく学習に役立てることができます。

 板書を写すのは基本ですが、「写す」という作業に集中していまい、肝心な内容を聞き逃してしまうことがあります。

 ノートを優先するのではなく「板書やノートは授業を補うもの」と考えて、自分だけのオリジナルノートを作ってみましょう。
 
 基本的なポイントとして次のようなものがあります。
 ① 文字は大きく、見やすく書く
 ② 箇条書きや蛍光ペンなどで色分けする
 ③ 余白を空ける
 ④ 先生が強調したことをメモ書きする
 ⑤ 後から見直しすることを意識する

 また、ノートを線で分けることによって、情報や考え方が整理しやすくなります。
 縦に2分割するのが基本的な方法ですが、3分割することでさらに情報を整理しやすくなる教科もあります。

【2分割の例】
 左側に板書や重要なポイント、右側にメモやまとめを書く
【3分割の例】
 左側に板書や重要なポイント、中央に図解やまとめ、右側にメモやまとめを書く

AI学習のatama⁺(アタマプラス)は、演習用と講義用の2パターンのノートを活用します。
教科ごとに分割を変えたイメージがありますので、参考にしてみてください。
ノートの取り方_理科.png
atama+学習でのノートの取り方.pdf ← 詳細はコチラから
参考:人工知能(AI)の活用

 ノートを線で分けることによって、効率よく学習することができます。
 勉強方法や教科に合わせて、最適な分割方法を試してみてください。

2024.01.20

先日、大学入学共通テストが行われましたが、2025年の共通テストから新たに「情報」が加わります。

 全問マークシート方式で出題されるため、実際にプログラミングスキルが問われることはありませんが、「DNCL(Daigaku Nyushi Center Language)」という独自のプログラミング言語が使われます。

 高校の「情報Ⅰ」で学ぶプログラミング言語は、共通ではありません。「Python」を採用している学校もあれば「JavaScript」や「Scratch」を使っている学校もあります。

 そこで、共通テストの問題作成方針として「問題を出題する際のプログラム表記は、授業で多様なプログラミング⾔語が利⽤される可能性があることから、受験者が初⾒でも理解できる⼤学⼊試センター独⾃のプログラム表記を⽤いる」と発表されました。
出典:大学入試センター 令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テストの出題教科・科目の問題作成方針に関する検討の方向性について 「情報」の問題作成方針に関する検討の方向性より
R4_共通テスト手順記述標準言語(DNCL)の説明.pdf ← 詳細はコチラから

 2025年度(令和7年度)の国立大学入試では、これまでの「5教科7科目」に「情報」を加えた「6教科8科目」の試験を原則として受ける必要がありますが、初年度は「情報」については「配点しない」と公表している大学もあります。
 例を挙げると、北海道大学、徳島大学、香川大学は「配点しない」と公表している一方で、大阪電気通信大学は2次試験(前期日程)で試験科目として採用すると発表しました。
※ 現在公表されている情報も変更される可能性があるので、受験する大学の最新情報を確認する必要があります。
令和7年度大学入学共通テストの出題方法.jpg 日本教育新聞_2023年7月3日
 
 また、共通テスト手順記述標準言語である「DNCL」は、関数名や分岐処理、反復処理などが日本語で書かれた疑似言語なので、実際のプログラミングには使えません。共通テスト「情報」の対策は立てにくいですが、試作問題を確認しておくことで試験の傾向をつかむことができます。
6-2-1_試作問題『情報Ⅰ』※令和4年12月23日一部修正.pdf ← 詳細はコチラから

 プログラミングは数学的な思考が必要で、一朝一夕に身に付くものではありません。苦手意識を持たないように、小学生や中学生の頃から慣れ親しんでいくことが重要です。

 最近では、世の中の流れを踏まえて、小学生からプログラミングを始める生徒が増えています。
一つひとつ課題をクリアしていくことで達成感を感じ、お子様の潜在能力を引き出すきっかけにもなり得ます。
 参考:プログラミングの学習

 プログラミング教室の無料体験を随時開催しておりますので、ぜひ保護者様もお越しください。
 プログラミング教室の体験はコチラから

2024.01.16

学校では、生徒一人ひとりに対して「評価」「評定」が行われます。

 中間考査や期末考査、実力考査はその判断材料となるものですが、それぞれのテストの点数だけで判断されるわけではありません。
参考:内申点の重要性

 「評価」と「評定」は、名前はよく似ていますが、中身は異なるものです。

 「評価」とは、それぞれの学習内容ごとに「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の観点別の評価規準に従って評価されます。
 その際、授業態度、提出物、実技や実験、単元テストや小テスト、そして定期テストなどの資料を基にして3段階(A~C)で示されます。

 「知識・技能」は、学習したことが知識として定着しているかが評価されます。
 定期テスト基礎問題の点数、授業中の小テストの点数、グラフの記述・実験などの取り組みなどが評価の対象となります。
 定期テストはもちろん、普段の小テストの点数も評価に含まれるので、普段から準備しておくことが必要です。

 「思考・判断・表現」は、身につけた知識を活かして課題を解決できるかが評価されます。
 定期テスト応用問題の点数や理科の実験データを読み取って、自分の意見や考えを表現する力などが評価の対象となります。

 「主体的に学習に取り組む態度」は、学習に対する取り組み姿勢が評価されます。
 授業に集中しているか、提出物の期日を守っているか、積極的に興味を持って学んでいるかなどが評価の対象となります。令和元年度地方協議会等説明資料「新学習指導要領の全面実施と学習評価の改善について」(小・中学校) - 20202012-mxt_kyoiku01-100002605_1_page-0001.jpg
文部科学省_学習指導要領資料


 それに対して「評定」とは、教科ごとに観点別に出された評価(観点別評価)を総合化したもので、それぞれの達成度を5段階(1~5)で示しています。

 以上のことから、日々の学習や授業への取り組みがいかに重要か、お分かりいただけると思います。

 定期テストで高得点を取ったからといって、必ずしも評定が高くなるというわけではありません。毎日の授業への取り組みが、そのまま高校入試の内申点につながります。

 学習量が増え、積み残しや苦手分野を抱えている方は、日々の過ごし方を見直しましょう。
1日1日をどのように過ごすかで結果は大きく変わってきます。

2024.01.13

受験シーズン真っ只中ですが、皆さんにとっての「ゴール」はどのようなものでしょうか?

 今回は「逆算思考」(バックキャスティング)の考え方をご紹介いたします。

 一般的には、現在から未来を予測し、その予測に基づいて計画を立てる「積み上げ思考」(フォアキャスティング)がよく使われますが、「逆算思考」は、実現したい未来を描き、そこから現在にさかのぼって、実現するための道筋を考える思考法です。
逆算思考.png 大きな違いは、未来を予測するのではなく、実現したい未来を描くということです。

 例えば、進路について考える際に、「現在の成績からすると○○高校かな」(予測される未来)と考えるか「○○高校に合格するにはどうすればいいか」現したい未来)と考えるかの違いになります。

 「逆算思考」のメリットは、実現したい未来を明確にすることで、その目標を達成するためのステップや行動が具体的になります。
 ある程度の期間が必要ですが、未来に大きな変化を求める場合には有効な手段で、以前、ご紹介した「目標達成シート」と同様の考え方です。
目標達成シート ← 詳細はコチラから
 
 受験が終われば、入学・進学のシーズンです。
それぞれが実現したい未来を描いて、具体的な行動に移していきましょう。

2024.01.08

いよいよ今週末、2024年1月13日(土)、14日(日)の2日間にわたって、大学入学共通テストが行われます。
 
 2021年から実施されている大学入学共通テストは、国語以外でも「読解力」が問われる内容となりました。特に、数学ではセンター試験に比べて文章量が大幅に増加し、時間が足りないといった声も聞かれました。
ページ増で受験生悲鳴 共通テストの「えぐい文章量」 - 産経ニュース.pdf ← 詳細はコチラから

「友達とのやり取りがスマートフォンやチャットを通して数⾏で終わるなど、今の⼦供の多くは⻑めの⽂章に⽇常で接していない。⽇頃から新聞で興味のある分野に関するコラムを読むなど、⻑めの⽂章に取り組むことが共通テスト対策にもつながる」と記事で指摘されています。

 「読解力」だけでなく、「手書き能力」に関しても同様のことが言えます。
 パソコンやタブレット端末の普及で便利になった反面、「読み書き能力」の発達への影響が懸念されています。

 (公財)日本漢字能力検定協会によると、2006 年と 2016 年の漢検受検データを比較し、10年間で成人の書字の力だけが特異的に低下していたことが報告されました。
  
 また、京都大学の研究グループの発表によると、漢字の手書きが文章力の発達に独自の貢献をすることが明らかになりました。
(公財)日本漢字能力検定委協会プレスリリース_20230517.pdf ← 詳細はコチラから

 京都大学の研究グループは、今回の結果から漢字の手書きの習得は高度な言語能力の発達と関連しており、「手書き能力」が高い人ほど結果的に文章作成能力が高くなると結論づけました。

 
 残念ながら、日本人学生の「読解力」「手書き能力」は年々大きく低下し続けています。
 
 2018年に行われた「学習到達度調査(PISA)」の最新調査では、「読解力」「数学的リテラシー」「科学的リテラシー」の3項目のうち「読解力」だけがランクを大きく落としています。
※ 「PISA」とは、国際機関であるOECD(経済協力開発機構)が行う、義務教育修了段階の15歳児を対象にした世界的な学力調査です。(PISA:Programme for International Student Assessment)
2018年調査の結果.png

文部科学省 「OECD 生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント」.pdf ← 詳細はコチラから

 「読解力」「手書き能力」は、ある程度の期間をかけて身に付いていくものです。
 高校生よりも中学生、中学生よりも小学生と、より早い段階から意識的に訓練することで身に付いていきます。

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