東船橋教室のメッセージ
夏休みの宿題でのAI利用「自由研究はアリ、作文はナシ」 AIを使うのは「ズル」か「学び」か
2026.07.29
※この記事は株式会社SHIFT AIの調査を参考に作成しています。
夏休みの宿題といえば、自由研究や読書感想文、日々のドリルなど様々ですが、
近年急速に身近になった「生成AI(ChatGPTなど)」を宿題に使うことについて、
親世代はどう考えているのでしょうか?
今回、株式会社SHIFT AIが全国の小学生(1〜6年生)の保護者722名を対象に実施した調査により、
保護者のリアルな本音と、AI利用における明確な「境界線」が見えてきました。
【小学生の約4割がAIを利用中!】
調査によると、小学生の37.7%がすでに生成AIを利用している(「使っていそう」を含めると45.2%)
という結果になりました。
およそ2人に1人の子どもが、何らかの形でAIに触れている計算になります。
では、子どもたちは具体的にどんな用途でAIを使っているのでしょうか?
学校の宿題(56.0%)
調べもの(50.6%)
自由研究・工作のアイデア出し(47.6%)
上位3つはこのようになっています。
遊びや趣味だけでなく、学びの入口や日常のちょっとした疑問を解決する手段として、
すでに「宿題」や「調べもの」にAIが取り入れられている実態がうかがえます。
【夏休みの宿題にAIはアリ?】
夏休みの宿題にAIを使うこと自体については、全体で42.1%が「アリ」と回答しました。
過半数には届かず、賛否が分かれる結果となっていますが、
注目すべきは「宿題の種類による許容度の違い」です。
《許容度が高い宿題(アリ寄り)》
自由研究のテーマ決め・アイデア出し:67.0%
わからない問題の解説:64.1%
《許容度が低い宿題(ナシ寄り)》
作文・日記:31.3%
読書感想文:32.7%
このように、
発想のヒントを得たり、疑問を解消したりするための
「調べる補助・ブレインストーミング」としての利用には肯定的な声が多い一方、
自分自身の考えや感情を言語化する「感想文や作文」での利用には慎重な姿勢を示す保護者が
多数を占めています。
【「ズル」か「学び」か?】
宿題でのAI活用に対する感覚についても、
「学びの機会になる/推奨(54.7%)」と前向きに捉える人が過半数を占める一方で、
「答えを写すだけならズル」「基本的にズル(計44.8%)」と捉える声も根強く、
評価は二分しています。
興味深いのは、「保護者自身が日頃からAIを使っているかどうか」で、
この意識に大きな差が出ている点です。
日常的にAIを使う保護者:58.5%が「宿題にAI利用はアリ」と回答
ほとんど使わない保護者:18.6%のみが「アリ」と回答
日常的にAIの便利さや限界(誤情報の可能性など)を理解している親ほど、
子どもにとっても「時代に合った学びのツール」として捉えやすい傾向があるようです。
【禁止でも丸投げでもない「学びの伴走者」としてのAI】
今回の調査から見えてきたのは、
保護者が求めているのは「全面的解禁」でも「頭ごなしの禁止」でもない
という現実的な視点です。
〇アイデア出しや解説などの「伴走役」として使うのはアリ
〇思考のプロセスを飛ばして「代行」させるのはナシ
これからの時代に求められるのは、「使わせるか/使わせないか」の二択ではなく、
「どう使えば自分の力になるのか」というリテラシーを育んでいくこと
ではないでしょうか。






