城南コベッツ馬込沢駅前教室

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馬込沢駅前教室のメッセージ

答えはあっているのに、式で×がついた。これって理不尽じゃない?

2023.11.18

かけ算の答えはあっているのに、式が間違っていて×が付いた。
小学校のカラーテストの採点結果がSNSにアップされ、たびたび議論になっているのを見かけます。

例えば、
5枚のお皿に2個ずつケーキが乗っています。全部で何個ありますか?

5×2でも2×5でも答えは同じ10です。
でも、これを5×2=10と書くと不正解になってしまうんですね。

図にしてみると、

5×2=10
●●●●● ●●●●●
5が2個あるのと


2×5=10
■■ ■■ ■■ ■■ ■■
2が5個あるのでは

より文意に沿っているのはどちらでしょうか?
こうやって考えてみると気持ち悪くないですか?

中学生になると、かけ算の交換法則でどの順で計算してもいいようになりますし、中学受験の時点で、効率的な計算を求められるなど、式を書く順番は次第に意識されなくなります。

しかし、単位と式を書く順番を意識することで文章題での立式が飛躍的にわかりやすくなります。

基本は
かけられる数×かける数=答え です。
かけられる数と答えの単位を同じに整理するのがコツです。
上のケースでは、全部で何個かを問われているので、
個 × 皿 = 個
という順番に整理して式を作る習慣をつけるのです。

このように、かけ算では違う単位を使って計算をしますが、
一方でたし算とひき算では同じ単位のものでしか計算することができません。

たとえば、りんごが1つとみかん(かわをむいてバラバラにしたもの)が3つあったとして、〇 + 。+。+。 = 4つ と言ってよいものでしょうか。
あくまでもりんご1個とみかん3粒でしかありません。

鉛筆を兄が5本、弟が2本もっています。あわせて何本ありますか?

という問題であれば、
5本 + 2本 = 7本
が答えです。

▼▼▼▼▼ + ▼▼ = ▼▼▼▼▼▼▼

であり、かけ算はできません。

では次に、
  1. ボールペンを兄が3本、弟が5本持っています。全部で何本ありますか?
  2. 1パック3本入っているボールペンを兄が5パック買いました。全部で何本ありますか?

二つとも結びは「全部で何本ありますか?」です。
「全部で」と質問されたとき、たし算をすると覚えていませんか?

しかし、実際には
1.は「3本 + 5本 = 8本」のたし算、
2.は「3本 × 5パック =15本」のかけ算です。

単位に注目するだけで、四則のうちどの計算をすればよいかも明確に見えてきます。

「答えがあっていればいい」はかけ算の意味を理解してからでも遅くはありません。
「答えはあっているのに、×をもらったら算数が嫌いになる」という意見もありますが、正しく理解できていた方が算数は面白いです。

城南コベッツ馬込沢駅前教室では、低学年・中学年の算数でこのような説明をしています。
同じようなことが合って凹んで帰ってきたとき、説明の一助になれば幸いです。
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