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馬込沢駅前教室のメッセージ

PISA 国際学力テスト 日本は全部門 上昇!!

2023.12.11

今日は、

【国際学力テストについて】です。




国際学力テストとは、

世界各国における対象年齢15歳の子どもたちの学力調査、これが国際学力テストといいます。

今回のテストでは、
世界81の国と地域から69万人の子どもたちが参加し、日本からは183校およそ6000人の高校1年生が参加したとされています。

前回は、「読解力」に大きな課題がある!ということでした。この読解力で大幅に改善し、尚且つ3部門すべてで上昇しました。
そのことで、世界の中でも日本はトップレベルにあると見られています。

この国際学力テストは、PISAと言われています。読み方は、「ピサ」です。3年ごとに実施されているのです(※今回の開催は新型コロナウィルス蔓延時期と重なったことで、開催が1年延期されました)が、日本における「ゆとり教育時代」には、日本の順位は、かなり下がりました。

この日本が「ゆとり脱却」を決めたのは、このPISAの順位の急降下に端を発していると思われます。

以下の一覧は、今回の結果です。

読解力は前回15位から 3位へと大躍進です。

数学的リテラシー 科学的リテラシー 読解力
シンガポール シンガポール シンガポール
マカオ 日本(前回5位) アイルランド
台湾 マカオ 日本(前回15位)
香港 台湾 韓国
日本(前回6位) 韓国 台湾



ちなみに、全部1位がシンガポールということです。
いったいどんな教育をしているのか、気になりますよね。


※シンガポールの教育概要については、こちらがとてもわかりやすいです。


概要としては、


シンガポ-ルでは1980、81年に教育制度の改革が行われ、小学校教育6年間、中学校教育4年間、高校教育2年間の制度が完成した。

原則的に6・4・2制をとってはいるが、進むコースによって修了年限が異なる。また、このコースは固定的なものではなく、随所にコース変更は可能。小・中学校は週5日制、小学校は午前と午後の2部制である。

1年が4期に分かれ、それぞれのタームの間には短期・長期の休暇があり、年間200日の登校が定められている。

シンガポールの教育の最大の特色はバイリンガル教育を重視している点で、英語以外に母語(中国語(北京語)、マレー語、タミール語)の授業がある。

そのため、ほとんどのシンガポール人が2ヵ国語以上を話せるように教育されている。
(※上記サイトの中で概要を抜粋です)


こんな感じでした。

なかなかスゴイですね。


前回は2018年に実施され、今回が2022年。。。

この間にあったことと言えば、やはり新型コロナの世界蔓延です。

コロナの真っただ中、国によって対処の仕方が異なりました。それはニュースにも大体的に報じられましたし、懸命に動いている人たちが何故か非難されてしまったりとか、まさにカオスでしたね。

そんな中、学校への帰属意識、教育における公平性を示す指標に加えて、数学成績などをコロナ拡大前の前回(2018年)と比較すると、
日本や韓国、台湾においては安定向上していたとのことです。

PISA国際学力テストを実施しているOECDは、この状況を踏まえて

「新型コロナ流行の最中においても混乱を乗り切り、不利な状況下でも学習継続できるようよりよく準備された"レジリエントな"国や地域」と評価しているとのことでした。