城南コベッツ反町教室

Tel:045-620-3912

  • 〒221-0841 神奈川県横浜市神奈川区松本町2丁目20-6 反町旭ビル 2階
  • 東急東横線/反町駅 徒歩4分 横浜市営地下鉄/三ッ沢下町駅 徒歩8分

受付時間:14:00~21:30/日祝休

  • 1対1個別指導
  • 1対2個別指導
  • オンライン個別指導
  • みんなの速読
  • 総合型・学校推薦型選抜対策
  • ジュニア個別指導
  • デキタス
  • プログラミング

2022.02.07

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

冬季オリンピックが始まりましたね。昨日はスキーの男子ジャンプで金メダルがでました。今後もいろいろな種目でメダルが期待できそうです。

開会式は金曜日でしたが、その前日にはモーグルの予選が行われていました。日本の選手が出場しないので地上波での放送はありませんでしたが、競技はさらにもう一日前、つまり開会式の前々日から始まっています。

開会式の前になぜ始めてしまうのでしょうか?

実は、オリンピックには「競技実施期間は16日を超えてはならない」という規則があります。今回も4日が開会式で、20日が閉会式です。

しかし、種目の数は会を追うごとに増えています。夏のオリンピックだと以下の様になっています。

1992年 バルセロナ(スペイン)    257
1996年 アトランタ(アメリカ)    271
2000年 シドニー(オーストラリア)  300
2004年 アテネ(ギリシャ)      301
2008年 北京(中国)         302
2012年 ロンドン(イギリス)     302
2016年 リオデジャネイロ(ブラジル) 306
2021年 東京(日本)         339

冬のオリンピックの場合はこんな感じです。

1998年 長野(日本)           68
2002年 ソルトレークシティー(アメリカ) 78
2006年 トリノ(イタリア)        84
2010年 バンクーバー(カナダ)      86
2014年 ソチ(ロシア)          98
2018年 ピョンチャン(韓国)       102
2022年 北京(中国)           109

こんな風に増えてくると、16日間では入らなくなってきます。これに対応するかのように、ちょっと便利なルールがあります。

「関係IF(国際競技連盟)およびIOC理事会が承認した場合は、いくつかの試合および予選は、開会式に先立ち実施することができる」

つまり、「日程が入らないんですけど...」となれば、「仕方ないね」ということで認めてもらえるわけです。

今回もそんなルールが適用されたということです。

そういえば、昨年の東京オリンピックも、一部の競技が早く始まりましたね。きちんと期間が収まったのは、2000年以降のオリンピックでは2回しかないそうです。


録画がビデオテープだったころは1本で最大6時間だったので、それほどたくさんの競技を観ることができませんでした。今は、ハードディスクの時代なので、もっと多くの競技を録画することができます。今までに観たことのない競技に出会えるかもしれません。

---------------------------------------------------------------------------------------------------
無料体験授業の申し込み、資料請求は045-620-3912までお電話ください。

2022.02.05

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

久しぶりに漢字のお話です。

夏目漱石という名前は多くの方がご存じだと思いますが、漢字で名前を書けと言われると、ちょっと難しいかもしれません。中学生の時の定期試験で、夏目漱石の名前を漢字で書く問題があり、「漱」の字が書けず、苦し紛れに「瀬」と書いたのを覚えています。もちろん、バツでした(笑)。

ところで、夏目漱石の有名な作品の一つに「吾輩は猫である」がありますね。猫を主人公に、猫の視点で人間模様を書いた作品です。この猫は夏目漱石の家で飼われていた猫ですが、夏目漱石はこの猫について短い文章を書いています。

その作品の原稿を見ると、「猫」という漢字が少しおかしいです。本来「田」の部分が、「由」になっています。一か所だけではなくて他もそのような字になっていますので、夏目漱石の癖ということになると思います。

「猫」で有名な作家の「猫」という字が正しくないのがちょっと可笑しく、紹介してみました。下の画像は夏目漱石の実際の原稿の画像から抜き取ってきました。

猫.jpg


他の「漢字のはなし」はこちら→クリック

---------------------------------------------------------------------------------------------------
無料体験授業の申し込み、資料請求は045-620-3912までお電話ください。

2022.02.04

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

今日2月4日は二十四節季の一つ「立春」です。

二十四節季は1月に「小寒」、「大寒」があり、今日の立春で3つ目となります。

が、立春は二十四節季の「1番目」になります。これは、二十四節季が旧暦(太陰太陽暦)に基づいているからです。旧暦に基づいて1年が4つの季節に分けられ、その初めの季節が春で、春の初めの二十四節季が立春になります。

同様に、夏の最初が「立夏」、秋の最初が「立秋」、冬の最初が「立冬」です。そして、立春、立夏、立秋、立冬の前日はすべて「節分」です。

「立春」が年の初めなので、立春の前は年の終わり、つまり大晦日のようなものとなります。そして、その日が「節分」として広まったので、4つの節分のうち、昨日の節分だけがいろいろな行事があるわけです。

立春は冬至と春分の真ん中になります。冬至よりずいぶんと朝が早く明るくなりますね。寒いのが変わりありませんが、少しずつ朝が起きやすくなっています。

---------------------------------------------------------------------------------------------------
無料体験授業の申し込み、資料請求は045-620-3912までお電話ください。

2022.02.03

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

今日2月3日は節分ですね。豆をまく行事ですね。近年では恵方巻を食べることも普通になりました。

恵方巻はもともと大阪で食べられていたものですが、1990年ごろから日本中に広まりました。私は京都出身なので、全国に流行る前から食べていました(小自慢・笑)。ただ、正確には覚えていませんが、急にある年から食べ始めたように思います。そういう習慣があることを何かで親が知ったのかもしれません。全国的になった1990年ごろではなく、その十年以上前だったと思います。

恵方巻きは恵方を見て食べます。今年の恵方は「北北西」でした。

この方角はどのようにして決まるのでしょうか?

「今年の干支(えと)は寅年です」。この表現は正しいようで、正しくないです。「干支」のうちの「支」のほう、つまり「十二支」が「寅年」なんです。「干支」にはもう一つ「干」という漢字があります。これは「十干」を表しています。「十干」は暦の表示などに用いられます。

十干は甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種類からなります。読み方はそれぞれ以下になります。

甲:きのえ
乙:きのと
丙:ひのえ
丁:ひのと
戊:つちのえ
己:つちのと
庚:かのえ
辛:かのと
壬:みずのえ
癸:みずのと

最初の4つの甲・乙・丙・丁は、昔は成績に使われていましたね。もちろん、「甲」が一番良いです。昔の文学小説なんかを読んでいると出てきます。いい成績だと「全甲」ですね。今の「オール5」と同じです。あ、もちろん、私の時代ではないですよ(笑)。

この「十干」は暦年とも関係しています。今年は「壬」になります。なので、今年の「干支」と正しく言うと「壬寅(みずのえ・とら)」になります。

恵方はこの「十干」で決まります。

実は、恵方は4つしかありません。「北北西」、「東北東」、「南南東」、「西南西」の4つです。そして、十干に合わせて方角が決まります。具体的には以下になります。

北北西・・・丁、壬
東北東・・・甲、己
南南東・・・丙、戊、辛、癸
西南西・・・乙、丁

今年は「壬」なので、「北北西」ということになります。

恵方を向いて、無言で食べるのが恵方巻の食べ方ですが、おいしいものを無言でというのが、ちょっと残念ですね。長さや太さの規定がないのが幸いです。

---------------------------------------------------------------------------------------------------
無料体験授業の申し込み、資料請求は045-620-3912までお電話ください。

2022.02.02

こんにちは。城南コベッツ反町教室・東前です。

2月になりましたね。神奈川や東京では中学入試が始まっています。受験生の皆さんにとって、悔いのない受験であることを祈っています。

2月には「如月(きさらぎ)」という別名があります。古文なんかで学習しますね。この名前の由来は何でしょうか?

実はいくつかの説があります。

〇「衣更着(きさらぎ)」説
2月はまだまだ寒いですね。寒いので衣を重ね着します。これからに「衣更着」なったという説で、最も有力だそうです。

〇「気更来(きさらぎ)」説
もうすぐ春ということで、陽気が更に来る月という意味で「気更来」です。

〇「生更木(きさらぎ)」
草木が生えはじめるから「生更木」になった説です。

でも、どの説にしても漢字が違いますよね。

漢字については、中国の2月の別名の「如月(にょげつ)」が由来になっているようです。

2月は「如月」以外にもいくつか別名があります。

〇「雪消月(ゆききえづき)」
2月になると残っていた雪が消えるので「雪消月」です。

〇「雁帰月(かりかえりづき)」
日本にわたってきていた雁が帰ってしまうためですね。

〇「初花月(はつはなづき)」
梅の花が咲く月だからです。

〇「仲春(ちゅうしゅん)」
旧暦では1月から3月が春で、2月はその真ん中の月なので、「仲春」です。

その他、「梅見月(うめみづき)」、「木芽月(このめつき)」、「恵風(けいふう)」といったものがあります。

どれも、春が近いという感じのものですね。春に関係のないものでは、以下のようなものがあります。

〇「令月(れいげつ)」
「令月」は何をするにもいい月、素晴らしい月という意味です。令月というと「嘉辰令月」という四字熟語があります。「嘉」も「令」も「良い」という意味なので、嘉辰令月は「めでたい月日」という意味になります。

三月になると、春が近い気がしますね。

---------------------------------------------------------------------------------------------------
無料体験授業の申し込み、資料請求は045-620-3912までお電話ください。