2025.06.13
前回までの記事では、プログラミング教育がただの職業訓練ではなく、これからを生きる普遍的な力を養うためのものとして位置づけられていることを解説しました。
しかし、実際にプログラミング教育を始めようとすると、「プログラミングに触れたことがない」「難しそう」といった不安を抱く方も多いかもしれません。
そこで今回ご紹介するのは、当教室でも導入しているプログラミング学習教材「QUREO(キュレオ)」です。
QUREOは初めての子どもでも安心してスタートできるよう、設計からカリキュラム構成、操作性に至るまで細かく配慮された教材です。 本記事では、その"やさしい設計"と"本格的なステップアップ構成"について、丁寧にご紹介します。
QUREOとは?~プログラミングを楽しく、本格的に学べる教材~
QUREOは、株式会社キュレオが開発した、小学生から始められるプログラミング学習教材です。 全国で3,000教室以上が導入されており、近年のプログラミング教育の広がりとともに、多くのご家庭から注目を集めています。 その最大の特徴は、「楽しいのに本格的」であることです。
ゲームづくりを通じて、「順序よく処理する」「条件で分ける」「繰り返しを使う」などの基本構造を自然と学べる構成になっており、全420ステージ(2025年5月時点)を通じて、最終的には変数や関数、リストなど高校「情報Ⅰ」で扱う内容にも踏み込んでいきます。
つまり、QUREOは「ただの体験教材」ではなく、「未来の学習と社会に確実につながる力」を養うことを目的とした、非常に完成度の高い教材なのです。
初級では「ブロック型」、中級以降では「コード入力」にステップアップ
QUREOのカリキュラムは、学習者の成長に合わせて段階的にレベルアップしていきます。
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初級:ブロック型プログラミング
はじめのうちは、日本語で書かれた命令ブロックを画面上でドラッグ&ドロップしてつなぐだけでプログラムが完成します。 直感的に操作できるので、タイピングがまだ苦手でも取り組みやすく、「プログラミングって楽しい!」という成功体験を得やすい構成です。 -
中級~上級:コード入力式の本格学習へ
ある程度慣れてくると、実際にキーボードを使ってコードを入力する学習に移行します。 プログラムの構文や記述ルール、エラーの修正方法(デバッグ)なども学びながら、論理的な思考力と表現力を磨いていきます。
このように、QUREOは「やさしさ」と「本格性」の両方を備え、初心者から中上級者までをしっかりサポートする仕組みが整っています。
ゲーム感覚で学べるストーリーベースのミッション形式
QUREOでは、ただ問題を解いていくのではなく、キャラクターとともにストーリーを進める「ミッション形式」の構成が採用されています。まるでRPGをプレイするような感覚で、自分が操作するキャラクターを動かしながら課題をクリアしていくため、学習に対する没入感と継続意欲が自然に育ちます。
ミッションを一つひとつ達成することで得られる「達成感」や、「なぜ動かないのか?」を考える「試行錯誤」のプロセスは、プログラミングだけでなく、すべての学びの土台となる思考力・集中力・粘り強さにもつながります。
論理的思考から情報Ⅰまで。学習指導要領に準拠した安心の内容
QUREOのカリキュラムは、文部科学省の学習指導要領に準拠しており、中学校「技術・家庭科」や高校「情報Ⅰ」へとつながる構成となっています。単なる遊びや一時的なブームで終わらせず、「将来につながる力」として位置づけている点が他の教材と大きく異なります。
変数や関数、リストといった抽象的な概念も、具体的な操作や体験を通じて理解を深められるよう設計されており、理解度に合わせて無理なくレベルアップしていけます。
プログラミング学習ならQUREO!
QUREOは、小学生でも無理なく始められるやさしさと、本格的なスキルを着実に身につけられる奥深さを兼ね備えた教材です。これからの時代に求められる「論理的思考力」や「問題解決能力」を楽しみながら育てられるQUREO、ぜひ一度体験してみてください。
城南コベッツ 日吉教室では、QUREOの無料体験を実施中です!
お電話やWebから、お気軽にお問い合わせください。
次回は「QUREOで検定にもチャレンジ!「プログラミング能力検定」とは?」を予定しています。
お楽しみに!
電話番号(教室直通):045-566-0231
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