戸田駅前教室のメッセージ
【GW直前号】子どもの集中力がない? 脳科学で導く成績アップの3要素
2026.04.25
こんにちは! 城南コベッツ戸田駅前教室の教室長の関根です。
保護者のみなさま、お仕事に家事に育児に毎日息つく暇もなく奮闘され、本当にお疲れ様でございます。
そんな中、当ブログに目をとめていただきありがとうございます。
さて、日々の教室での面談では、お子様の学習状況について多くのご相談をいただきます。
特に、「家でなかなか勉強に集中できなくて...」という切実なお悩みを、本当にたくさん耳にします。
そこで今回は、現代の教育業界で注目されている、科学的に正しい学習の新常識をお伝えします。
お子様の学習をサポートする上でのヒントとして、ぜひ最後までお付き合いいただければ幸いです。
現代の学習環境における「スマホ」の罠
まずは、現代の子どもたちを取り巻く学習環境、特に「スマホ」との付き合い方についてです。
文部科学省の「全国学力・学習状況調査」のデータをご覧になったことはあるでしょうか。
この調査では、スマホやゲームの利用時間が長い児童生徒ほど、明確に学力が低下する傾向が示されています。
東北大学の研究(榊浩平助教ら)によると、スマホを1日3時間以上使うお子さまは、どんなに長時間勉強や睡眠を確保していても、成績が平均を下回る傾向があるという衝撃的なデータもあります。
長時間のスマホ利用は、大切な勉強時間を奪うだけでなく、集中力そのものを削いでしまうのです。
たとえ電源を切って机の端に置いてあるだけでも、視界に入るだけで脳のリソースは奪われます。
これは、ダイエット中に目の前に美味しそうなケーキが置かれているのと同じ状態です。
意識していなくても、脳は常に視界に入る情報を処理しているため、誘惑に負けそうになるのです。
スマホが目に入るだけで、脳は無意識のうちに「スマホを見るモード」へと切り替わってしまいます。
だからこそ、勉強中はスマホを別の部屋に置くなど、「物理的に視界から消す」ことが重要です。
意思の強さに頼るのではなく、集中せざるを得ない学習環境を整えることが、成績アップの第一歩となります。
教室に自習に来る生徒は、自然と勉強モードになり、スマホを意識せず課題に取り組んでいる姿をよく見ます。
「やる気」は待っていてもやってこない?
次に、保護者の皆様が最も頭を悩ませる「やる気」の問題について、驚きの事実をお伝えします。
「うちの子、なかなかやる気が出ないみたいで...」と、心配されるお気持ちは痛いほどよく分かります。
しかし実は、東京大学の脳科学研究などでも指摘されている通り、科学的には「やる気」という感情は存在しません!
人間は、行動を起こすことで初めて脳の「側坐核(そくざかく)」という部分が刺激され、後から集中力が湧いてくる生き物です。
これはドイツの精神科医クレペリンが提唱した「作業興奮」と呼ばれる、れっきとした脳のメカニズムです。 つまり、「やる気が出たら勉強する」のではなく、「勉強を始めるからやる気が出る」というのが正しい順序なのです。
ですから、最初のハードルを極端に低くして、「まずは1問だけ解いてみよう」と声をかけてみてください。 一旦机に向かってペンを握ってしまえば、脳が自動的に勉強モードに切り替わり、自然と学習が続きます。
毎日少しでも机に向かう習慣をつけることが、モチベーションに左右されずに学習を続ける最大の秘訣です。
正しい「計画」が努力を結果に変える
どんなに素晴らしい環境や習慣があっても、間違った方向に努力してはせっかくの時間がもったいないですよね。
すし職人を目指して、マグロを獲りに漁に出るような、方向性をまちがった計画では挫折してしまいます。
勉強も全く同じで、まずは過去問などの「ゴール」を確認し、現在地からの最短ルートを考えることが重要です。
深い霧の中で迷子にならないように、まずは灯台の光という明確なゴールをしっかりと見据えるのです。
そして、今の自分の実力から逆算して、無理のない具体的な学習計画を立てていく必要があります。
また、文部科学省も推進する「自己調整学習」の観点からは、上手くいっている人のやり方を「模倣」することが推奨されます。
プロの料理人になりたいなら、自己流で練習するより、プロのレシピや包丁さばきを真似るのが一番の近道ですよね。
学習も同様で、正しいノウハウを持つ専門家や先輩のやり方を素直に取り入れることが、成績アップへの特急券となります。
塾では、いつまでに何をやるのか、一人ひとりの目標に合った正しい計画を立てていきます。
輝かしい未来へのステップ
ここまで、「環境」「習慣」「計画」という、学習における3つの要素についてお話してまいりました。
正しい環境で机に向かい、脳の仕組みを利用して習慣化し、自分に合った計画に沿って一歩ずつ進む。
この小さな成功体験の積み重ねは、やがてお子様自身の揺るぎない自信へと変わっていくことでしょう。
静かで落ち着いた空間で自ら進んで机に向かい、いきいきとペンを走らせる頼もしい横顔が目に浮かびます。
「わかった!」「できた!」という喜びの声とともに、充実感に満ちた表情でテキストに向き合っている姿です。
その自信に満ちた笑顔は、やがて希望する進路を自らの手で力強く切り拓いていく、何よりの原動力となるはずです。
お子様の可能性は無限大であり、正しい方法さえ身につければ、必ず大きく成長することができます。
私たちは、そんな素晴らしい未来へと向かって頑張るお子様の伴走者として、いつでも力になりたいと願っています。






