城南コベッツ矢野口駅前教室

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矢野口駅前教室のメッセージ

希望を捨てるな|矢野口の個別指導塾 城南コベッツ矢野口駅前教室 

2024.02.28

花粉症ではないと言い張りながら、目を擦り鼻をすすって、くしゃみをしている上田です。
(#病は気から)




めちゃくちゃベタですが「希望を捨てるな」と言うタイトルで話そうと思います。
(#長編の予感)




今回はうちの塾で起こった奇跡を紹介。みんなの挑戦の後押しができればと思っています。
(#事実は小説よりも奇なり)



ある高3生が大学受験を終えて、卒塾の挨拶に来てくれました。


大学受験の一般入試という形態は、複数の大学を受けることができます。


大学合格!!


と言っても、

本当に行きたかった第一志望に合格なのか、第二志望に合格なのかわかんない。




挨拶に来てくれた高3生は、


本当に行きたかった第一志望の大学は残念ながら不合格で、

それ以外は全部合格した!!でも、一緒に戦ってくれてありがとうございました。



ってな感じの挨拶。


二人三脚で頑張った講師の先生に挨拶するため、お母様もご来校いただき思い出話。



入試の結果(第一志望の不合格)が出たのはもう少し前だったので、すっかり気持ちは第二志望の大学に向いていて、第二志望の大学で楽しい大学生活を送ります!


って言ってくれました。


大学生活もその先の人生も楽しんでね!!





実はこの生徒は過去のブログにも出てきている生徒で、
過去の登場回はこちら


もともと高3まで大学進学ではなく、専門学校に行こうと思っていたんです。

それで6月くらいに問い合わせをくれて、そのまま入塾の意向を固めてくれました。
(#理由は塾長がなんとなく良い人そう)
(#どんな理由だよ!笑)
(#上田あるある)








しかし!!!!







お父さんが大学受験に反対!!
(#事件①)
(#②あるんかい!)







お父さんの意見としては、「なんとなくの気持ちで大学に行くくらいなら、専門学校でもええやろ!」的な感じ。

たしかに、彼女が興味を持っている分野的に専門を考えるって選択肢もないこともなくなくないので、その意見が出るのもわかるな~

だったのですが、"大学推し"の上田と真っ向から対立
(#喧嘩はしてないよ)


大学オススメの理由はこちら


要約すると、


何を学ぶかも大事だけど、誰と出会うかの方が重要なんだぞ!って話で、


めちゃくちゃ偏見だけど、大学の方がいろんな考えを持った人に会えそう。

専門分野に向かって行く人だけじゃなくて、

・部活・サークルを頑張る人

・バイトを頑張る人

・勉強をめっちゃくちゃ頑張る人

・資格を取る人

・それやってどうなるの?っていう趣味に走る人



そんな自由度の高い期間を通して、自分と向き合って、強みや弱み、


人と比べるなかで、「自分ってこういう価値観だな~」


ってのを気づき、学べるのでやっぱり大学オススメです。



上田の考えですが、「すぐに会得できるものって、すぐに追いつかれるもの」だと思っているのもあって、やっぱり人と違うことする方がおもろいです
(#苦労はどの選択をしてもする)







話を戻して、お父さんをどう説得するかの話。




っていうか、、、



いや!そこの話は済ませてから塾探さんかい!!笑



塾業界長くはないけれども、



「よくよく考えたらお父さんが反対でしたわ~」ってパターンは後にも先にも貴重な体験な気がする。
(#2度とありませんように)





っていっても始まらないし、親を説得できないやつが大学受験っていう、さらに大きな壁を超えることはできないので、乗り越えるしかない。





彼女から連絡があって、


「今から塾行くので、お父さんをどう説得するか考えてください!!」

土曜日の夕方から「お父さんを説得する方法を考える会議」を急遽始めることに。





今だから言うけど、実は、この日は関西から来る友達何人かとご飯に行く約束をしていて、そんなに長くはしゃべれない状況・・・・・




「大丈夫だ!上田ならこの問題は1時間もあれば解決だ!!」



ということで「いいよーー!!」と快諾。会議を始める。
(#事件は会議でも起こる)








詳細はさすがに忘れたけど、事実確認から始める

「お父さんは明確な理由がないと大学はダメっていう理由で反対。」

確かに高3の夏前から、明確に行きたい大学が見つかったというよりは、「志望校とかはこれから探すけど(ぼんやりとはあるけど)、どちらかというと、なんとなく専門学校よりは大学に行きたい!でもやりたいことは専門学校でも十分できる」的な状態だったので、たしかに説得力には欠ける。



だから、志望校の選定から始める
(#30分経過)


高3の段階でやりたいことがはっきりと見えている方がすごいので、

ぼんやりとやりたいことが決まっている。人向けの大学、学部もあるので、


(上田)
「とりあえずここを志望校(仮)としよう!そうすれば、お父さんを説得できんじゃね??」
(#友達との約束もあるし)



(生徒)
「でも、お父さんが××っても言ってたから、その反論されたら??」



(上田)
「確かにその反論されたら、理由として弱いな~」
(#××って言ってたの先に言わんかい)


みたいなやりとりを続ける。
(#1時間経過)
(#時間通りに行くことを諦め始める)





上田は、会議を進める中で、あることに気づく。



「どう考えても、お父さんの意見に矛盾がある!!」
(#詳細は忘れた)






ははーーーん



これは正論を探して、お父さんを論破するってゲームじゃないな・・・・





表現が正しいかはわからんが、これはおそらく儀式なんでしょ!!

決意表明をして、「大学に向けてがんばるから、応援してよ!パパ!!」って言って欲しいやつや!!




という仮説を立てて、一気にシフトチェンジ。


志望校はさっき決めた(仮)でもいい。



一番気持ちが伝わる手段を考えるぞ!ってことに。


(生徒)
「土下座すればいいかな??」


(上田)
「親になったことないから推測だけど、たぶんちがう!!笑 あんま子供に土下座させたい親いないと信じたい。」





「・・・・気持ちを伝えると言えば○○しかない!!」
(#ニヤリ)






この会議の前の週に、結婚式に行っていたこともあってか、上田の頭の中によぎったのは、


"手紙"だ


花嫁さんが両親に向けて、涙ながらに手紙を読むやつの破壊力に注目。
(#腹黒上田)



「気持ちを伝えると言えば手紙しかない!!」



31歳の塾長と18歳の高3生の2時間にわたる会議の結論・・・・・


「お父さんに手紙を書こう!」
(#大丈夫か?この塾長)

でした。






でも、今になって考えてみたらお父様からしたら、その高3生の気持ちを確かめたのと同時に、ちゃんと考えてくれる塾長かも含めての儀式だったのかもしれん・・・・



友達との飲み会に1時間半遅れて行ったけど、この落語を披露して、爆笑をかっさらう。



こうして、事件①は無事に解決。塾に通うことを許してもらって
(#手紙最強!!)


上田も困ったときは、手紙を書こうと思います。





彼女の事件簿はまだまだ続いて、第②部。



志望校はまだ(仮)のままだけど、とにかく時間のかかる英語と現代文(国語)の基本から勉強を始める。


前述した通り、「もともと専門学校に行こうと思っていた」ので、高3まで、熱心に勉強してきたかというと"?"。

マジメではあったので、ふざけてはいないんだけど、大学を意識していなかった分、本当に基礎から。



「夏のうちに徹底的に基礎固めがある程度できれば、まだまだいける!!」

って感覚。




しかし、ここで彼女から相談・・・・・


(生徒)
「友達が失踪したかもしれん・・・・???」


(上田)
「はい????なんですって????」
(#聞き間違いかと思ったわ)




なんでも彼女の地元(関東じゃない)の友達(ギャル)は、DV気味のヤンキー彼氏と交際中。


あることから揉めてしまって、


彼氏が激怒!!!それ以降、友達と連絡が取れない。



(上田)
「それは事件だ!!何とかしなければ!!」
(#名探偵)





すぐに、緊急対策本部を城南コベッツ矢野口駅前教室に設置。


早急な事件解決のためにも会議を始める
(#会議多いな)
(#塾の話だよね??)





まずは例によって、事実確認から。

ちなみにどんなときでも、冷静になるためには、「事実」と「感情」を切り分けた方が良いです。
(#上田の冷静の秘訣)




・いつまで連絡が取れたか

・安否を確認する方法はないか(友達のお母さんとも仲良いらしいので)




30分ほど、ああでもない、こうでもないと会議・・・・・



そして、結論。



「これ、(関東の話でもないし)俺らが出来ることなくね・・・・」










それは最初(対策本部を立ち上げる前)から、わかってたやろ!!


対策本部はその場で解散。


後日、別件で地元に帰っていた、その生徒のお母さんが友達の無事を確認。




事件②も無事に解決
(#この話いらん)








続いて、次の事件です
(#事件③)
(#上田的に最重要ポイント)





夏休みらへんになると、オープンキャンパスっていう学校見学イベントがあって、志望校を絞り込んでいきます。



高2の比較的に時間がある時にがっつり行っておいて、志望校を何となく決める。高3ではその確認。


みたいな決め方が良いと思っていますが、


言った通り、高3から大学進学を志した、この生徒はオープンキャンパスも初。




勉強もしないといけない


でも、志望校を決めないと勉強の方針も決めにくい



って感じで、基礎固めの勉強と、志望校決め、ついでに言うと学校の夏期講習などなど、やることいっぱい。



そういえば、学校の夏期講習をどうするかの話でも、いろいろあったな・・・
(#さすがに割愛)





それでも、オープンキャンパスに参加したり、いろんな大学のHPを見たりしているうちに



ここだ!!って第一志望の女子大に出会う。
(それまで、女子大はなんか嫌だ。と言っていたくせにだ)




このブログを読んでくれている"これから、中学受験、高校受験、大学受験をお考えの生徒、保護者様"


めんどいのはわからなくもないが、オープンキャンパスは行くべき!!



というか何事も、経験、体験して判断すべき。とさせてください。





そんなこんなで、概ねの第一志望は決まり。




決まったのは良いが、次は、受験科目をどうする??問題が出てきました。




覚えていて損はないと思いますが、


大学受験は、高校受験みたいに全員5科目とかの必要はなくて、


国立大学なら5教科7科目
(#めっちゃ多いくらいでいいや)


私立大学なら3教科が多い
(#文系なら、国英社)
(#理系なら、数英理)


全部が全部当てはまるわけじゃないので、調べるのが必須です。



今回の生徒の場合、



第一志望の大学は、国語と英語の2教科で良い。


という状況。




おお!教科数少なくて良さそうじゃん!





って思うかもしれませんが、そんな楽なわけがなくて、




2教科に絞りたい人なんて、君以外にいくらでもいる。


あと2教科で受けられる大学は、3教科で受けられる大学よりも圧倒的に少ない。





つまり、国語と英語に特化した人が受けに来るっていう怖さがある。


そしてそして、最初の方に書いた通り、大学は複数校を受けられるのはすごく良いところで、
(#それくらい難しいってことでもある)

多くの私立大学は3教科(国語、英語、社会)の受験形態が多い。





ここで、国語と英語だけにしぼって、「社会を勉強しない」と決めることは、

圧倒的に多い国語と英語と社会の3教科で受ける第2志望以降の私立大学を受験しない。という決断なんですわ。
(#リスク高すぎる)






この決断を、18歳の高3生ひとりでするのは、あまりにも酷なので


"受験科目2教科?3教科??"対策本部を設置して、そのうちにメンバーを緊急招集(生徒と上田)



2教科にするメリットは、


国語と英語に力を専念できる



デメリットは


志望大学候補が減る





3教科にするメリット・デメリットはその裏返し
(#事実確認)





その結果、


(上田)
「腹をくくって、2教科で行くぞ!!」



という決断をしました。
(#怖かった)





進撃の巨人って言うアニメの名言で、

「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと...大事なものを捨てることができる人だ」

っていうのがあったので、引用。




みなさんも成し遂げたい何かがあるときは、


それが大きければ大きいほど、



何をするかの前に、「何をしないか」ということを決めた方が良いので、知っておいてね!




という感じで、圧倒的な第一志望を得られたので「社会を勉強しない」という決断ができましたとさ。
(#事件③)







このタイミングでの決断できたのは、彼女の大学受験を観る中で、一番のファインプレーだったところ
(#上田的)


ハイライトで見返したいし、スローモーションで何度でも見られるところ。

多分、


「他の大学を捨てるのがもったいないから、社会も勉強しておこうよ」

とか

「もうちょっと社会を勉強して、無理そうだったら2教科にしよう」

とかみたいに先送りにしていたら、どこにも合格しなかったかも・・・


っていうくらいです。


そんな感じで、

お父さんを説得、志望校と科目を決まり、友達の命も問題なくなった生徒は、これから追い上げていきます。



終電がちかいので、二部構成にしようと思います。


今回は改めて、

目標を見つけることと目標達成のためには「やらないこと」を決めるのが大事だよって話です。


現場からは以上です。


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