矢野口駅前教室のメッセージ
【塾長の日報 4日目】コミュニケーションを設計する
2025.09.18
おはようございます!
塾長の日報へようこそ!
コミュニケーションを取った方が良いのはわかっているのに、相手を目の前にすると何を話していいかわからない。相手が話したいと思っているかわからないから、特別何かが起こるまでは積極的に話さないようにしている。
スタッフがお客さんに対して、もっとコミュニケーションをとって欲しいのに、なかなか動いてくれない。
なんて悩んだことあるんじゃないでしょうか。
今回は、城南コベッツ矢野口駅前教室の中で、コミュニケーションが生まれやすいように心がけていることを紹介していこうと思います。
みなさん、こんにちは。
城南コベッツ矢野口駅前教室、永山教室を経営している塾長の上田です。
ここでは塾を経営・運営している中での気づきや学びを発信していきます。
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まず前提を話しておいた方が良い気がします。塾とかのサービス業、というかサービス業に限らず対人関係のトラブルのほとんどの原因はコミュニケーション不足のせいで、お互いに情報が足りないってことにいきつきます。
忙しくて、十分にコミュニケーションが取れないうちに、「え!なんでそんなことになってんねん!聞いてへんぞ!!」みたいなことが生まれてしまいます。
塾で言えば、塾長の私とスタッフ、私と生徒、私と保護者さん、スタッフと生徒、スタッフ同士・・・・のようにたくさんの種類のコミュニケーションがあるせいで、誰と何を話したんだっけ?みたいなことには結構注意しておかないといけないです。
逆に、そのコミュニケーションが取れていて、Aくんの相談をB先生が受けた。でも次、A君と話すときにC先生がその内容を把握してくれていたら、生徒のみんなが「あ!ちゃんとここに居場所があるんだな」とか保護者さんも「わが子のことをちゃんと見ていてくれる」と思うことが出来るよね。って話です。
(#あたりまえのこと言ってるけど)
なんてコミュニケーションの大事さなんて100も承知。ただ、それをみんなができるにはどうしたらええねん。こういうことですよね。
私、答え持ってます!笑
(#いつも以上に偉そう)
いくらでも解決方法はあると思っていますが、3つ紹介します。
①事前準備
はい。これが9割と言ってよいくらい最重要項目です。
コミュ力というと「その場の瞬発力で、気の利いた言葉が出てくる」みたいなイメージを持たれている人が多い気がします。
僕もついついそう思ってしまいがちなんですが、よくよく考えると、まず朝10時くらいに出勤して、
(#そもそも出勤が早いのかも)
今日の時間割を確認して、プリントアウト。そのプリントに今日、それぞれの生徒のみんなに「なんて声をかけようかな?」という内容をメモをして言っております。
例えば・・・・
「Aくんはこの日曜日に初めての模試を受けたはずだ。緊張しなかったかな?感想を聞いてみよう~~」とか
「Bさんはバドミントンの大会で格上の相手と戦うって言ってたな。結果はどうだったんだろう??」
「Cさん、明日誕生日じゃん!おめでとう!って言おう。プレゼント何貰うんだろう」
「そうか、D先生の代わりに今日はE先生が入ってくれるんだ。感謝!!」とか
「先週、保護者さんにTELしたときに、『F先生の授業がすごくわかりやすい!って言ってるんです』って言ってたな。F先生に伝えよう」
「Gちゃんが昨日、算数のテストで満点だったって報告くれたから、保護者さんにお電話しよう!」
などなど、
城南コベッツ矢野口駅前教室には90名の生徒さんが通ってくれています。上田は凡人なので、その場でなんとなくコミュニケーションなんて思いつかないので、事前に台本を用意。なんなら、前の週の台本も保管してあるので、「先週、○○って言ってたから、今週その進捗を聞いてみよう」のように進めております。
塾の先生たちならわかるかと思いますが、生徒のみんなが通塾するとわちゃわちゃしているうちに、時間があっという間にすぎてしまうので、事前にすることは決めておいて、それを上から実行する状態にしておくと、「さて、次はなにしようかな~~」の時間が無くなって、圧倒的に行動量が増えるのでお勧めです。
城南コベッツ矢野口駅前教室では、その上田が作ったメモを講師のみんなへの指示書にもしています。うちの講師陣は優秀なので、「Cさん、明日誕生日!」ってメモがあれば、「おめでとう!!パーティーはいつ??・・・・」のように雑談を始めてくれます。
悔しいことに、講師の先生がどんどん生徒のみんなのことに詳しくなっていって、上田が端の方で寂しそうにしているときがちょこちょこあります。
(#気にしてないです)
②生徒ファイル
①の内容がすばらしいけど、その前に事前準備するほど、生徒さんや保護者さん、講師の先生のことを知らんわって場合もあると思います。
(#知っとけよだけど)
生徒ファイルに、
・プロフィール
・生徒のみんなのテストの点数、内申の推移
・テストの目標と振り返り
のように生徒のみんなが考えていることをアウトプットする仕掛けをしています。
プロフィールには、名前、学校、得意科目、克服したい科目(苦手科目と書かないのもこだわり)、尊敬する人、将来の夢・目標、自分の自慢、長所・短所などなどを書けるようにしています。
これを塾に入ってくれたタイミングで、記入してもらえれば「あ!将来パイロットになりたいんだ」とか「背が高いのが自慢」などのような意外なことがわかってきたりします。
今までのテストの点数や内申の推移もあると、初めての先生が見るとしても、「え!前回の点数30点も上がってるじゃん!すごいね!!」ってコメントしやすい。
さらにさらに、テストの目標は点数だけじゃなくて、その点数を取るためにはどんなことを頑張るかも書いてもらいます。
結果目標:次回、数学の点数90点。
行動目標:1週間前には学校のワークは終了。塾のテキストの応用問題までできるようにする。
って言う風に書くと、「行動目標に対して、今は進捗どんな感じ??」って尋ねることが出来ます。保護者さんに「次回のテストの目標、こんな感じで考えてくれています!そういうわけで、今日、自習に来て頑張ってくれています」のようにお伝えできるし。
プロフィールにしてもテストの結果や目標について、生徒のみんなに書いてもらうってのはお互いを知ることとしてもコミュニケーションのきっかけって意味でも重要でございます。
③授業報告書
最後、城南コベッツ矢野口駅前教室には授業報告書っていう講師の先生が書く報告書があるんですが、
(#どこにでもあるだろうけど)
そのフォーマットも工夫しています。講師の先生たちからどんな情報を教えて欲しいかがフォーマットになっているって感じ。
具体的には、授業の中で、
・褒めたこと
・今後の課題に感じたこと
・家での勉強の様子
・雑談
その他、理解度とか宿題とか、次回の授業予定とかは当たり前にある。
っていう記述欄を設けておくと、自然と報告書を全部埋めるように講師の先生たちはコミュニケーションをとってくれます。こういうと急にフォーマットを変えた感じになっているけど、なんで変えることにしたかは説明しています。
「保護者さんに授業の様子をお伝えするのに、上田はこんな情報を欲しがっているから、よろしく!!」
みたいに。
このフォーマットなら、講師の先生は授業の中で褒めてくれるし、今後の課題も探してくれている。塾の勉強の様子だけじゃなくて、家に帰った様子も気にかけてくれる。雑談で塾以外の様子も知れるようになる。
報告書が自由記述だと、講師の先生の書きたい内容と、上田の知りたい情報に乖離が出てしまうのでおすすめです。
講師の先生にも「この間、報告書に□□って褒めたことを保護者さんに共有したら喜んでくれていたよ」のようにフィードバックすると、講師の先生としても「まあ上田のためなら書いてあげるか」のように感じてくれます。
(#感じてくれるよね?)
こんな感じで、城南コベッツ矢野口駅前教室では基本的にその場の瞬発力とか、モチベーションに頼ってコミュニケーションをするつもりなど毛頭もなく、①の事前準備をすること。その事前準備の質を上げるために、②、③っていうシステムにしています。
上田的には人間は基本的に弱い動物だと思っているので、モチベーションやらに頼らない仕組みを常に考え、アップデートしています。
城南コベッツ矢野口駅前教室に通いたい!働きたい!と思っていただいたかたは是非お問い合わせください。
教室の特徴・雰囲気がわかるので下記の動画もぜひご視聴ください。
ラジオでしゃべるの割と嫌いじゃないので継続しようと思います。
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かわいいは作れるのように、コミュニケーションは作り出せます。現場からは以上です。






