赤羽南教室のメッセージ
"難しい"も"めんどくさい"も禁句にしています!(笑)
2025.06.27
こんにちは、りんご塾赤羽南教室です。
今日はちょっと、"言葉"の話をしようと思います。
実はうちの教室では、「禁句令」が敷かれています。
さて、その「禁句令」とは一体どんなものか、
そしてそれがなぜ"指導の根幹"に関わるのか、お話していきます。
「難しい」って言った瞬間、思考は止まる
「この問題......難しい」
この一言、たった7文字で、子どもたちの"考えるスイッチ"はオフになります。
実際にできないわけじゃないんです。
条件反射で言っているだけ。
ただ、言葉にしてしまった途端、「じゃあ無理かもな...」と、思考が止まる。
だから私はよくこう言います。
「時間はかかるけど、できそうじゃない?」
この"言い換え"がとても大事なんです。
こんな禁句令があります
具体的にはこんな言葉がNGです:
- 難しい
- 無理
- できない
- めんどくさい
- 疲れた
- 忙しい
- 体調悪いアピール
うちの教室でこれを言うと、講師たちは分かります。
「あ、やばい。ハセ、めっちゃ機嫌悪くなるぞ」と(笑)
この禁句令は、主に講師向けのものです。
でも、生徒たちにも伝えています。
中高生には、けっこう厳しく言います。
小学生低学年以下の子どもであれば、大学生講師に言葉に関する指導している姿を"見せる"ことで、「あ、こういう言葉は良くないんだな」と暗に伝えることもあります。
「ん?今やりたくないって言った?(笑)」
と私が言う時、生徒たちの顔や教室にいい意味で緊張感がでます。
「ん?今めんどくさいって言った?」
「じゃあ俺もめんどくさいから、教えるのや~めた」と言うことにしています。
素直な子だと、このやり取りで「ごめんなさい」と言います。
可愛いですよね。
きっと私の口から「めんどくさい」という言葉を聞いて、悲しく感じたんだと思います。
言われて嫌なことは言わない。
当たり前だけど、ものすごく大切なことです。
いきなり叱るわけでも、長々と語るのでもなく、あくまで日常の会話の延長として、大事なことを普段から伝えていきたいと考えています。
「言葉」を変えると、「思考」が生まれる
「めんどくさい」「やりたくない」「むずかしい」「わからない」って、小さい子どもたちって、よく言いますよね。
後ろ向きな言葉は、思考を止める作用があります。
子どもたちには、「めんどくさ~い」と言いそうなときに「ここまでがんばったら、◯◯しよう!」と言い換えるように教えます。
この言い換えを是非、ご家庭でもやっていただきたい。
「この言葉、他の言い方できるかな?」
「この部分、もっとわかりやすく言うと?」
「こんな風に言ったら、なんか楽しそうじゃない?」
そうやって、理解や思考の"土台"をつくる"言い換え"作業は、小学生でも毎日やっています。
この「理解→言い換え→思考」の流れを、ご家庭でも是非、取り入れてみてください。
お家での会話が子どもたちの日常と語彙を作っていますからね、実はすごく影響ありますよ。
教えるとは、"与える"ことではない
よくある誤解ですが、「教える=わかりやすく説明する」ではありません。
本当の指導とは、「子どもが自分の力で前に進めるようにすること」です。
答えが出せたかよりも、
「どう考えたか」
「なぜそう思ったのか」
を語れる子に育てたい。
だから、まずは使う言葉から変えていくんです。
まとめ
「言葉は人をつくる」とよく言います。
その通り。使い方次第で、未来が変わります。
赤羽南教室では、小学生から高校生までの全学年の子どもたちが、"前向きな言葉を使える人"になることを目指しています。
「むずかしい」「できない」「めんどくさい」と口にする前に、ちょっとだけ立ち止まって、「他の言い方、ないかな?」と考える習慣があるだけで、子どもたちの思考の伸びしろが生まれます。
それだけでも、世界の見え方は変わると思っています。
城南コベッツ赤羽南教室
りんご塾赤羽南教室
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~語彙力無くして思考なし、思考なくして学力なし~
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