赤羽南教室のメッセージ
【赤羽南教室】数学の証明を「穴埋め」で教えている学校は黄色信号!
2025.10.09
こんにちは。
城南コベッツ赤羽南教室です。
2学期の中間試験が近づいてきましたね。
中学生・高校生のみなさん、勉強の進み具合はいかがでしょうか?
先日、教室で生徒に数学を教えていたときのことです。
「先生、証明は穴埋めじゃないとできません」と言われました。
試しに、さっき解いた問題を"穴埋めなし"で自分の言葉で書いてもらうと
──ペンが止まってしまいました。
一文字も書けなかったのです。
でも、これはその生徒の責任ではありません。
"そう教えられてきた"からです。
今、多くの学校では証明問題を「穴埋め式」で解かせています。
確かに「穴埋め式」で解くのは、生徒にとって簡単です。
そして同時に、教師にとっても「穴埋め式」は教えるのが楽です。
これは、数学の本質を置き去りにしてしまう危険な方法です。
はっきり言えば、私は教師の手抜き以外に他ならないと考えています。
以下の問題を見てみてください。
(画像をクリックすると大きく表示できます)
中学2年生の証明問題です。
この穴埋め式の問題では、日本語の文章がすでに書かれています。
図形を見ながら、当てはまりそうな記号を入れていけば、考えずに"正解"できてしまう。
これでは意味がありません。
証明とは本来、問題文を読んだ時点で読み取れる情報と、証明したいゴールを照らし合わせ、論理的な道筋を立てていくものです。
くり返しになりますが、最初から証明の日本語部分が書かれていたら、それは「考える訓練」にはなりません。
論理的思考を鍛えられる貴重な単元であるのに、穴埋めはその機会を奪ってしまう。
これは、絶対にあってはならないことです。
私は長年、大学受験を指導していますが、
証明を穴埋めでしか学ばなかった生徒は、ほぼ例外なく入試でつまずきます。
「なぜそうなるのか」を考える力が育っていないからです。
これは、学びの芽を自ら摘み取るようなもの。
残念ながら、"教師の側の効率"のために行われているケースも少なくありません。
保護者の皆さまへ。
ぜひ一度、お子さんのノートを見てみてください。
証明問題は、空欄を埋めるだけになっていませんか?
そして生徒の皆さん。
あなたは今、「自分の言葉で」証明を書けますか?
もしもこの秋、「できない」と気づいたなら──それは大きなチャンスです。
今のうちに、考える力を取り戻せば、受験直前に慌てる必要はなくなります。
うろ覚えになってから復習するよりも、今、筋道を理解しておく方がずっと楽なのです。
どうしても一人では難しい。
そんなときは、私たちを頼ってください。
赤羽南教室では、
・その場しのぎの暗記ではなく、
・大学入試まで通用する「考え方の筋道」を、
徹底的に指導しています。
"穴埋めで終わらせない数学"。
それが、私たちの教室の信念です。
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城南コベッツ赤羽南教室
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