2026.03.27
こんにちは~!東木です
昨日の夜、
中高生に数学の授業をして帰ってきた長谷先生が、
私に授業の様子を話しました。
不満げな様子で、こんなことを言っていたんです。
生徒が授業を聞いて"わからない"って
言わなくなった瞬間から、
はじめて成績って伸び始めるんだよね
おぉ~、たしかに。
すごく本質を突いている言葉だと思いました。
結果的な偏差値の伸び幅の差になるそうです。
「わからない」と言っているうちは、何も始まっていない
「わからない」と生徒が言うとき、状況は2種類あります。
■① 本当にわからない(良い状態)
- どこがわからないか意識している
- 詰まっている場所がある
- 思考している途中
これはOKどころかむしろ良いです。
■② 思考停止の「わからない」(問題)
- 聞いてない
- 追ってない
- 整理してない
ただの「思考停止、終了~」
成績が伸びる瞬間は「責任が自分のものになったとき」
では、長谷先生の言う
「わからない」と言わなくなるとは、どういう状態でしょうか。
それは、「理解する責任を、自分で引き受けた状態」です。
わからなければ、自分で考える。
どこがわからないのかを探す。
なんとか理解しようとする。
この状態に入ったとき、はじめて勉強が動き出します。
面白いデータがあります
長谷先生は授業をすると、
感想カードを毎回生徒に提出させています。
私も高校生だったときは、毎回書いていました。
時々、高3生の感想も
「こんなこと書いてあったから読んでくれ」と言われて、読んでいます。
昨日と一昨日は、
中3と高1に「2日間の春季講座」をしたそうですが、
この感想カードを見ていたら、面白いことに気づきました。
同じ講師が、同じ学校の生徒に授業をしているはずのに、
授業の理解度に関して、
- 高3生 →「非常によくわかった」「よくわかった」が多い
- 高2以下 →「ふつう」「よくわからない」が多い
という違いがはっきり出ているんです。
これって、何が違うと思いますか?
学力が急に高3で伸びるわけではありませんよね。(笑)
違いは「自分事になっているかどうか」
結論はシンプルです。
勉強が自分事になっているかどうか。
高3は、受験が目の前にあります。
点数が、そのまま自分の未来に直結します。
だから、
- 忘れないように聞く
- 理解しようとして聞く
- 必死に追いかける
授業の聞き方そのものが変わるんじゃないでしょうか。
「やらされる勉強」からの脱却
ここが大事なポイントですが、
「わからない」と言わなくなる瞬間=やらされる勉強の終わり
なんです。
それまでは、
- 親や先生に言われたからやる
- 授業に出席しているだけ
- 時間だけ過ごして終わり
でも、そこを超えると、
- 自分で理解しようとする
- 自分のために勉強する
- どうにかして前に進もうとする
ここで初めて、「自分の勉強」になります。
生徒のみなさんへ
「わからない」と言う前に、少しだけ考えてください。
・どこがわからないのか
・知識が足りなくて説明がわからないのか
・説明が飛躍していると感じるのか
これを考えるだけで、勉強の質は大きく変わります。
大事なのは、理解力ではありません。
理解しようとする姿勢です。
偏差値が伸びるかどうかは、どういう意識で勉強するか
です。
保護者の方へ
お子さんが「わからない」と言ったとき、
「そうなんだ」で終わらせていないでしょうか。
簡単に解き方を教えてしまっていませんか?
「どこがわからないの?」
「何が原因?」
と一歩踏み込んで質問を投げかけてください。
理解を"外に委ねる習慣"がついてしまうと、
あとでと~っても大変です、、、。(笑)
スタートラインは、ここにある
成績が伸びるかどうかは、特別な才能では決まりません。
「理解を自分で取りにいくかどうか」
ここだけです。
長谷先生の座右の銘ですが、
"人間的成長なくして、学力の向上なし"
いい言葉ですね。
私も気に入っています。






