城南コベッツ町田駅前教室

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2022.12.05

数学のテストで点数を落とす原因のトップは、「計算ミス」ではないでしょうか。
ただ、そのすべてが本当に「計算ミス」だけで片づけてしまってよいのかは、
注意する必要があります。

例えば、かっこを使った計算で符号のミスをする事が多い生徒がいたとします。
この場合、「うっかりミス」であれば問題ないのですが、
同じような間違え方をするケースが多い場合は、
そもそもかっこを使った計算における符号のルールがわかっていない
可能性があります。

理屈を理解せずに、何となく符号を逆にしてしまっている生徒は、
本質的に理解できていない事になります。
これを「計算ミス」としてしまうのは、大いに危険です。

うっかりミスかどうかは、「同じパターンでの間違いが見られる」かどうかで
わかります。同じパターンでのミスが多い場合は、本質的に理解できていない
場合も多いので、注意しておきましょう。

2022.11.21

最近人気が出ている「心理学」を学べる学部。
こちらも「数学」の理解が不可欠な学部です。

主に使うものは、
・統計、確率
です。

心理学は一見、数学と無縁なように感じそうですが、
実際は実験やテストを通じて統計的に検証する学問なので、
統計学を中心に数学を多用する学問となります。

特に、統計学においては高等数学レベルの内容は理解できていないと、
大学に入ってから苦労する可能性があります。

もちろんこれも大学に入ってからフォローが通常ありますが、
文系志望だからといって数学を疎かにしないよう、気をつけましょう。

2022.11.07

よく、経済学部は「文系の理系学部」と言われますよね。
実際に、早稲田大学では数学必須となっていますし、
慶應義塾大学でも数学を必要とするA方式は、数学を必要としないB方式の
定員の2倍となっています。(入学後のカリキュラムも異なります)

先日にも、大学教員側の嘆きとして、「数学嫌いが多すぎて、指導に困る」
といった投稿が議論を巻き起こしてもいました。
では、経済学部において数学はどの程度理解しておくべきなのでしょうか?

必要となる数学の知識は学ぶ学問によっても変わってくるのですが、
主に使うものは、
・微分、積分
・統計、数列
・確率
・ベクトル、行列
といったものです。

このうち、行列以外は数ⅡBまでに学習するものなので、
学校の授業レベルはしっかりと理解をしておきたいですね。
(現高1からはベクトルは数Cで学びます)

大学でも数学についてはフォローが入る場合が殆どですので、
「やらなければ受けてはいけない」というものではないでしょう。
ただし、学校の授業内容レベルは理解しておいた方が、
大学で1から勉強し直すよりは遥かに楽になります。

文系に進む人も、数学について疎かにしないよう、気をつけておきましょう。

2022.10.17

日本人の読解力が低下していると言われています。
2019年12月に公表された「国際学習到達度調査」において、
15歳以下の日本人の読解力が8位から15位に下落するといった
事態が起きました。

中でも、取り上げられている事柄を評価・批判する類の設問の正答率が低く、
特に、「質と信ぴょう性を評価する」「矛盾を見つけて対処する」ことが
低いといった結果になりました。

これらについて、何が原因であるかを分析するのは非常に難しいのですが、
1つ、短絡的に「答え」を求められることが増えたな、と感じることがあります。

なぜ作者はここでこの表現を使ったのだろうか、
なぜこの公式が成り立つのだろうか、
なぜ山間の地方ではこういった特産物があるのだろうか...

こういった「なぜ」は自分で考え、深める事で大きな学びとなります。
ただ、現代はインターネットで検索すればすぐに「答え」が出てきますし、
そういた「考えずに調べる」習慣がついたことで、仮説を立てたり、
類推することが減ってしまったのではないか、とも考えています。

もちろん、「調べる」事は悪くないですし、むしろ疑問を解決する姿勢は
褒められるべきことだと思います。
ただし、考えて(仮説を立てて)調べることで、
より深い所での理解・学びに繋がるのではないかとも思います。

コベッツの基本姿勢は、「発問型」の対話です。
これは、すぐに答えを提示するのではなく、
「どうして」「なぜ」を深堀することで、自ら考える姿勢を促すものです。
こうした姿勢を持たせ続けることで、考える習慣がついてくると信じています。

2022.10.03

皆さんは、「背景知識」という言葉を知っていますでしょうか?
現代文や英文でよく扱われるもので、
「ある知識を理解するのに必要な土台知識」といったものです。

受験現代文・受験英語においては、
「その文章を読むのにあたって知っておくと良い知識」といった文脈で
使われる事が多いです。

例えば、AIについての文章読解があったとします。
このとき、AIについてある程度知識のあるA君と、
AIについて全く知識のないB君では、
文章を読み進める時間や、意味理解が大きく異なるでしょう。

特に大学受験における現代文・英文は、
トレンドを意識したテーマが扱われる事が多いため、
これらの知識の有無が、有利不利に直結することになります。

では、背景知識はどのように習得すべきでしょうか。
1つは、「現代文のキーワード」といった書籍で学習する方法です。
ハンドブックなどの持ち運びやすい本が多いので、携帯しておきましょう。
もう1つは、「参考書・問題集」を扱いながら知識を蓄える方法です。
この場合は、できれば「テーマ別」になっている書籍を選びましょう。

これらと並行しながら、時事問題やトレンドにも目を配らせておきましょう。
背景知識を持っておくことで、飛躍的に文章理解が進むはずです。