
おはようございます!
東船橋から本日も宜しくお願い致します。
今日は「算数・数学」についてです。
『文系的なアプローチで算数・数学を強くする! ~苦手な人はたいてい・・・ずっと苦手~』という内容でお送りいたします。
算数・数学ほど 解けたときに嬉しい教科はないです。
複雑な計算を解いたときに、果たして合ってるだろうか?
文章題を見て立式していく過程でも これでいいのだろうか?
図形の問題で、補助線を引く場所はここで合ってるのだろうか?
問題を解くときの道筋であるとか、思考さえも 楽しいものです。
しかし、嫌いな人は
そうは思えず、算数・数学を避けてしまう傾向があります。でももったいないですね。
自分は文系だから、数学はあまり使わない・・・そう思っている人でも将来にわたり、ずっと数学的な知識を使わずに一生を終えることなどないのですから、ちょっと紐解いてみる時間をもって見るといいですよ。
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ところで、お父様、お母様 算数・数学は好きですか?得意ですか?だいたい意見は真っ二つでしょうね。
「俺は得意だぜ」
「私は数学は全くダメ・・・」
子どもたちも一緒です。しかし、最近は算数・数学が苦手という子が増えてきました。また、算数・数学は好きだけど入試問題になるとかなり苦戦・・・という生徒たちも多くなってきました。
求められる算数力・数学力が高まっているということでしょう。
はい、承知いたしました。絵文字と強調(太字)を取り除き、記事を再構成します。
文系的なアプローチで算数・数学を強くする!
算数・数学は「理系の科目」というイメージが強いかもしれません。
しかし、「数字や記号の羅列」としてではなく、「言葉」や「論理」として捉え直すことで、文系的な思考やアプローチを大いに活かし、これらの科目を克服・得意にすることが可能です。
このアプローチは、特に抽象的な概念や応用問題で威力を発揮します。
1. 概念を「言語化」して本質を理解する
目的と背景を「物語」として捉える
文系科目の学習では、歴史や文学のように
「なぜそうなったのか」
「何が目的か」
という背景理解が不可欠です。数学でも、これを応用します。
ノートに「解説」を書き込む
問題を解く過程や公式の解説を、ただの数式ではなく、文章で書き込んでみましょう。

このように、定義や解法を言語化することで、曖昧だった理解が明確になり、長期記憶に定着しやすくなります。
2. 数学を「論理学」として捉える
証明問題を「小論文」として構成する
数学の本質は論理です。「〇〇ならば□□である」という証明問題は、文系科目でいう論理的な文章構成力を試す絶好の訓練です。
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序論(仮定): 「与えられた条件(〇〇である)」を明確にする。
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本論(展開): 仮定から結論を導くための、既知の定理や定義(根拠)を順序立てて適用する。
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結論: 「よって、□□が成り立つ」と締めくくる。
この流れを意識し、採点者に伝わる構成を心がけることで、論理的思考力が磨かれます。
他人に「教える」つもりで解説する
自分が理解できているかを確認する最も確実な方法は、誰かに教えることです。友達や家族に、解法を口頭で説明してみましょう。
説明の途中で言葉に詰まったり、論理の飛躍に気づいたりすれば、そこがあなたの理解の穴です。言葉にできない理解は、本物の理解ではありません。
3. 応用問題を「ケーススタディ」として分類する
典型的なパターンを「事例」として整理する
複雑な応用問題も、分解すれば複数の典型的な解法パターンの組み合わせでできています。これは、現代文でいう「評論文の頻出テーマ」や、歴史における「時代の転換点」といった重要事例を整理する作業に似ています。
この文系的な「整理・分類」の作業を通じて、初めて見る問題に対しても、引き出しから適切な「解法ツール」を取り出せるようになります。
まとめ
算数・数学を「文系的なアプローチ」で学ぶとは、単に計算力を上げることではなく、数学的な概念を理解し、論理的な思考を磨き、それを自分の言葉で表現できる力を養うことです。文系的な強みである言語能力と論理構成力を活かし、算数・数学への苦手意識を払拭し、得意科目に変えていきましょう。