東船橋教室のメッセージ
なぜ子どもの学習時間は減り続けるのか?学習意欲・動機から見る過去11年の変化
2026.07.10
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今回は、最新の調査データである「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」を基に、
2015年から2025年にかけての10年間で、小学生(4〜6年生)、中学生、高校生の「学習時間」や
「学習意欲」がどのように変化したのかを見ていきたいと思います。
【学習時間の減少】
過去11年間において、子どもの学習時間は一貫して減少しています。
特に注目すべきは、日常的な学習習慣の基盤であった「学校の宿題」に費やす時間の縮小です。
各学年層の2015年と2025年のデータを比較してみると、その差は一目瞭然です。
小4〜6生:44分 → 30分
中学生:49分 → 36分
高校生:54分 → 37分
そして、これは学習時間の総計にも表れています。
小4〜6生:2015年の「83分」から、2025年には「66分」へと減少(-17分)
中学生:2015年の「107分」から、2025年には「88分」へと減少(-19分)
高校生:2015年の「119分」から、2025年には「97分」へと減少(-22分)
どの学校段階でも、この11年間で1日あたり約20分前後も勉強時間が短くなっていることが分かります。
【学習意欲の低下】
2016年と比較して、全ての学校段階で意欲や学習方法の理解が低下しています。
特に顕著なのが、「勉強しようという気持ちがわかない」と答えた子どもの割合です。
小4〜6生:32.7% → 54.3%
中学生:49.6% → 65.0%
高校生:51.4% → 66.6%
小学生の半数以上、中高生に至っては6割以上が「勉強する気にならない」と回答しているのです 。
また、「何のために勉強しているのかわからない」と回答した割合は、
小学生(4〜6生)では、2016年の20.9%から2025年には40.2%へと、約2倍に増加しています 。
中学生(46.6%)や高校生(47.0%)も同様に高い水準となっており、勉強に対する意味や価値を
見出せないまま机に向かわされている子どもたちの姿が見えてきます 。
【学習動機】
「新しいことを知るのがうれしいから」や「ふだんの生活に役立つから」など、
自発的な動機を持つ子どもたちは、以前として高い割合を維持しています。
一方で、「成績がよいと周りの人がほめてくれるから」や「先生や親にしかられたくないから」など、
周囲の評価を気にする回答が増えています。![]()
このように動機が自分の外側(他者の目)にあると、
「他人が何も言わなければ、自分から進んでやる必要はない」となってしまいます。
その結果、当然のように意欲の低下へと直結してしまうのです。
動機が自分の中にない子は、勉強を「その場をしのぐための作業」と捉えがちになります。
これでは、知識を主体的に整理したり、深く理解したりするような「上手な勉強のしかた」を
身につけよう、理解しようという姿勢が育ちません。
やり方がわからないから勉強がますます苦痛になり、さらに時間が減っていく――
これこそが、データから読み取れる現代の子どものリアルな構図なのではないでしょうか。
[出典:子どもの生活と学びに関する親子調査2025]






