城南コベッツ馬込沢駅前教室

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馬込沢駅前教室のメッセージ

不思議だな、これは何だろう?どういう意味かな?調べると「そういうことだったのか!」となる

2023.10.05

先日、会議の中の雑談一幕において、「八百万神(やおよろずのかみ)」の話題が出ました。私は、この手は話はとんと無頓着なので、話題に出た「やおよろずのかみ」を頭の中で、「八百万神」と漢字変換できたものの・・

恥ずかしいことに、「800万人の神様ってどんだけだろう」
千葉県の人口だって630万人じゃくなのに、は?それ以上の神様?
道歩く人々の中に神様がいるんじゃね?

ぐらい思ってしまいました。

さらに最近、馬込沢駅前教室のS講師から、京極夏彦が面白いということで、紹介を受けて読み始めたら、はまって読んでおります。

  • 第一作 姑獲鳥の夏(1994年)
  • 第二作 魍魎の匣(1995年)
  • 第三作 狂骨の夢(1995年)
  • 第四作 鉄鼠の檻(1996年)

現在、私は、狂骨の夢の820ページぐらいですので、まもなく第三作が読み終わるところです。実は最初、姑獲鳥の夏が面白いですよ、と言われ書店で探したけれどなかったので、

第二作の魍魎の匣から読み始めました。

すっごい分厚い本で驚きましたが、意外とスラスラと読めましたね。なので、面白いかも!と思い、またブックオフに行ったのですが、やはり姑獲鳥の夏がなくて、たまたま見つけた鉄鼠の檻を400ページぐらい読みました。


でもやっぱりシリーズだし・・・
またまた違うブックオフに行き、やっと姑獲鳥を見つけたのです。
なので、私は第二作、第四作の400ページ、そのあとやっと第一作を読み、今3作品目をもう少しで終えるという段であります。

この第三作の「狂骨の夢」の中で、またまた出てきた「八百万神」のくだり・・・・。


はて?実際に八百万神ってどうなんだろう?

やっとの思いでgoogle検索をすると、

え?


神道(しんとう)で数多くの神々の存在を総称していうもので、実際の数を表すものではない。文献上の初見は『古事記上巻の「天(あま)の岩戸」の段にある「八百万神、天(あめ)の安(やす)の河原に神集(かむつど)ひ集ひて」である。このほかに同様の総称として八十諸神(やそもろかみたち)、八十万神、八十万群神(もろがみ)などが『日本書紀』『万葉集』などにみえる。いずれも「八」が多数を意味し、本居宣長(もとおりのりなが)は『古事記伝』で「八百万は、数の多き至極を云(いへ)り」と述べている。

[阪本是丸]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)

このように書かれていました。

つまり、簡単に言うと「数多くの神様」という意味だそうです。

教育に従事しながら、あまりにも興味なかった分野を漢字解釈だけで済ませてきた結果であります。

恥ずかしい・・・とても恥ずかしい思いです。


ふと思い出したのは、

「ん?そういえば、神無月の話題が出てたな・・・」


今度は、神無月をgoogle検索で調べました。

10月は全国の八百万の神様が、一部の留守神様を残して出雲大社(島根県出雲市)へ会議に出かけてしまうと考えられてきました。 その為、神様が出かけてしまう国では神様がいないので「神無月」、反対に出雲の国(島根県)では神様がたくさんいらっしゃるので「神在」というわけです。


こちらのサイトでわかりやすく書かれていました。

たくさんの神様が「会議へ出かけてしまう」のくだりでは、プッと吹いてしまったのですが、
島根県では、神在月(かみありつき)という事実まで知った次第です。

なんかすごい・・・。

「神様も俺たちと同じように会議するんだ・・・」という驚きと、
たくさん集まってくる出雲の国(島根県)では、神無月とは言わずに、神在月になるんだという感動です。


ち、知識がああああああ


得たり。

私は、今日、八百万神と神無月、神在月についての知識を

スッと得たのです。

同時に、古事記や日本書紀を簡単に訳した本を読んでみたいな・・・そう思った次第なのです。


面白いですね。


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『どうも じょうにゃんです。先生も調べるたのしさ わかったのかにゃ?』


わかったよ!じょうにゃん君。

調べるってことは、自分が不思議に思っていること、なんだろうと疑問に思うこと、リサーチしたいことなので、
調べるほどに知識化されるんだよね。


そうなのです。

不思議だな、これは何だろう?どういう意味かな?調べると「そういうことだったのか!」となるのですね。


また、知ることで、その先も知りたくなるという探求心もうまれてきますよね。

ああ、これが学問の原点なのですかね。


なんだか急に・・・

「学研の科学と学習、復刻しないだろうか」


なんて思ってしまいました。