塚田駅前教室のメッセージ
そもそも小論文とは? 作文との違いを解説
2026.06.18
「小論文って、作文と何が違うんですか?」
受験生から聞かれるよくある質問です。
「文章を書く」という点においては似ていますが、
小論文と作文では、「目的」が大きく異なります。
今回は、小論文とは何か、そして作文との違いについて書いていきます。
◆小論文とは?
小論文とは、あるテーマについて、自分の意見を根拠とともに今理的に述べる文章です。
大学側は、小論文を通して
・問題文を正しく理解できるか
・自分の考えをしっかりと持っているか
・根拠を示して説明できるか
・筋道を立てて文章を書けるか
を見ています。
つまり「文章が上手かどうか」よりも
「自分の考えを、相手に分かりやすく伝えられるか」が重要になります。
◆作文との違い
作文は、自分の経験や感じたことを自由に書く文章です。
たとえば
「夏休みの思い出を書きなさい」という課題なら
・どこへ行ったか
・何をしたか
・どう感じたか
を書けばよく、内容に正解はありません。
一方、小論文は
「SNSは人間関係にどのような影響を与えるか」というテーマに対して
・自分の意見(結論)
・そう考える理由(根拠)
・具体例
・最後にもう一度結論
というように、論理的な構成で書く必要があります。
感想だけでなく、「なぜそう考えるのか」を説明することを求められます。
◆小論文でよくある間違い
小論文が苦手な人の多くは
「文章力が無いから書けない」と思っています。
しかし、実際には文章力よりも、考えて整理する力の方が大切です。
たとえば
「AIの発達は社会にとって良いことか」というテーマであれば
・自分は賛成か反対か
・なぜそう考えるのか
・具体的にどんな例があるか
を順番に考えれば、文章は自然と組み立てられます。
小論文は「センス」ではなく
考え方の型を身につけていくことで上達していくことが可能な科目となります。
◆小論文対策は何から始めたら良い?
では、どのように勉強すればよいのでしょうか。
まずは次の3つがおすすめです。
①ニュースや新聞に触れる
社会問題について、自分なりの意見を持つ練習になります。
②文章を要約する
長い文章を短くまとめる力は、小論文の土台になります。
③志望校の出題傾向を調べる
大学によっては、出題されるテーマや形式は異なります。
早い段階で過去問を確認しておくことで効率よく対策できます。
もし過去問が公開されていない場合は、
・募集要項や入試要項を確認
・学部で扱う分野の社会問題を調べる
・同系統の大学の小論文問題に取り組む
といった方法で対策を進めることができます。
■まとめ
作文は、「自分がどう感じたか」を書くもの。
小論文は、「自分の考えを根拠とともに論理的に説明するもの」
この違いをまずは理解することが、対策の第一歩です。
小論文は特別な才能が必要なモノではなく、
社会の出来事に興味・関心を持ち、自分の考えを整理して伝える練習を重ねることで、少しずつ力がついていきます。
次回は
「小論文はいつから始める?高1・高2・高3別」






